石門

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石門

解説・あらすじ

望まぬ妊娠に直面した20歳の女性を主人公に、女性を取り巻くさまざまな厚い壁を描いたドラマ。

2019年、中国湖南省の長沙市。20歳のリンは単発の仕事でお金を稼ぎながら、フライトアテンダントを目指して勉強している。郊外で産婦人科の診療所を営む両親は、死産の責任を追及され賠償金を要求されていた。そんなある日、リンは自分が妊娠1カ月であることを知る。子どもを持つことも中絶することも望まない彼女は、両親を助けるため賠償金の代わりとしてお腹の子を提供することを思いつくが……。

監督を務めたのは、これまで一貫して女性の性に関する問題をテーマに映画を共同制作してきた中国・湖南省出身のホアン・ジーと日本の大塚竜治。2人が手がけてきた「卵と石」や「フーリッシュ・バード」でも主演を務めたヤオ・ホングイが主人公リンを演じた。2022年・第23回東京フィルメックス・コンペティション部門出品。2023年・第60回金馬奨にて、日本資本の映画として初めて最優秀作品賞を受賞。

2022年製作/148分/G/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2025年2月28日

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映画レビュー

3.0主役女性の日常を淡々と写してます。

2025年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

オフィシャルサイトの紹介で、

米批評サイト“ロッテントマト”で批評家の94%、観客の100%の支持を得る(2024年12月14日現在)など、世界各地で絶賛がやまない本作。

中華圏映画のアカデミー賞と称される“金馬獎”の作品賞、編集賞を受賞。

ベネチア国際映画祭ベニス・デイズ部門、トロント、香港、BFIロンドン、ニューヨークなど、世界の主要映画祭が絶賛、8受賞11ノミネートされている。

と書かれていて、

監督は、中国人女性と日本人男性で夫婦関係らしく、興味を惹かれた。

内容は、望まぬ妊娠をした女性の困難を描いてるということで、大好きな『あのこと』みたいなのかなと。

以上の理由で観賞しました。

引いたカメラで淡々と主役女性の日常を写していて、いったい何を観せられてるんだろうと思ってたら、途中で望まぬ妊娠の話だと思い出した。

それぐらい、望まぬ妊娠に苦悩する女性とは関係ないようなことばかりで、冗長に感じたけど、計算のうえなんでしょうね。

いかにも映画的な感じに劇的にドラマチックにエモーショナルにしたりしない作風、なので感情移入も特に出来ず。

終始ビミョーな感じが続いたけど、つまらないな…という気持ちには何故かならなかった。

よかったのは、この映画を観て中国を観光した気分になれた、リアルに行きたいとは思わないんですけどね(笑)

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RAIN DOG

1.0許容できない命に対する倫理観

2025年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いくら両親を助けるためとはいえ、賠償金の代わりに赤ちゃんを提供する・・・というのは
いかがなものか、と思う。

主人公リンの妊娠発覚から出産までの時間軸を描いたドラマであるが、
特段起伏もなく淡々と過ぎていく印象。
お母さんのネットワーク商売は少し笑えたけど、しつこくて鼻についた。

最終的にはコロナ禍となり、赤ちゃんの引き取りがうやむやになった気がする。
想像するに、結局引き取られなかったのではないか。

それと、1シーンが長かったりして、148分というのはさすがに冗長に感じた。

しかし、主演のヤオ・ホングイの体当たりの演技は良かったと思う。

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ひでちゃぴん

3.5女性にしかできない出産

2025年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

子どもが欲しくても授からない人もいれば、欲しくもないのにさずかる。
悲劇的なパターンの場合、親を選べない子どもはどうすれば良いのか?
現実に起こる事を、真摯に受け止めねば。
どの子も幸せに育ってほしい限りだ。

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jiemom

5.0瀧内公美さんの

2025年3月22日
Androidアプリから投稿

トークショーにつられて鑑賞。二人の監督さんはご夫婦なのですね。主人公が予期せず専属女優さんで三作目とのこと。前作も楽しみです。ラフな瀧内さん最高の眼福でした。跳ねてゆきてかえらぬ見ちゃいました

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michi