非常宣言のレビュー・感想・評価
全297件中、41~60件目を表示
超一級のサスペンス。空のカサンドラ・クロス エゴと人道の間がもどかしい。だが、それがいい映画。
えーっとね、またくだらなくて余計なことから書き始めますね。
私ね、俳優さんのお顔が気になってしよーがないの。「似てるー!これ誰かに似てるー!」っていうふうに。
本作もね、お父さん役の人が誰かに似てるなーと思って、まず引っかっちゃたの。
「そうだよ!遠藤憲一と名倉潤を足して3で希釈した感じだよ!」って思っちゃったの。
そんでもって、テロリストの青年は「これ、まんま星野源だよ!」ってな感じで(笑)
そー見えだしたら、もうだめ。そのイメージで観続けちゃうの。困ったもんだ。
ラスト近くの作戦本部(?)には伊集院光の姿もあったしね!←だから!
ごめんなさい。ちゃんとレビュー書きますね。
まずね、星野源がね、脇の下ズププと切って謎のカプセルを埋め込んで自ら縫合したり、再び抉り抜いたりするシーンで(°ଳ°)ゲゲボ…ってなっちゃったの。序盤からこれじゃ、先が思い遣られますわ。ゾンビ系で、こーゆーの割と耐性ついてるって思ってたのに。
でも、そんなくせに、もうちょい(°ଳ°)ゲゲボ…ってなるシーンが欲しかったかな、とも思って。
いつまでも名倉とか、星野源って言ってちゃだめなので、俳優さん調べに行きました。
したらね、ビックリしたね!遠藤さんって、マイフェイバリット映画のひとつ『マグニフィセントセブン』でナイフ使いのビリーを好演していらっしゃったイ・ビョンホンじゃないですかぁ!
覚えてないくせに、フェイバリットがどーとかこーとか、言えた義理じゃないよ!
てか、それ以前に刑事さんは『半地下の家族』『ベイビーブローカー』のソン・ガンホじゃんかよう!
正直に白状すると、悔しいけれど2作共に守備範囲外の作品だから、面白さがよくわかなかったんだよう!
だから覚えてなかったんだよう!ちくしょう!
本当に!ダメだ!バカだ!私は!
こんなんで、よくもまぁ映画ファン面して、くっそ偉そうにレビューなんて書いてるよね…自分…
閑話休題。
本作ね、何が怖かったかって言うと、テロリスト犯を捕まえたところで問題は何も解決しないところなんですよね。
てか、犯人は序盤でもう、あっさりと死んでるし。目的は果たしてるし。
スリリングなパニック展開がずーっと現在進行形ingなわけですよ。まさにノンストップスペクタクル。
お空の上高~く飛んでる飛行機という密室が舞台。おまけに相手は感染系って最悪コンボ。マジでタチ悪い。チョー絶望的。
私…海外旅行どころか、飛行機に乗ったことすらないんですよね。←マジか!(笑)
だから、飛行機ってやっぱりちょっと怖いの。あまつさえこんな場面に遭遇したら、マンモスびびって、シッコモラー確定ですわ。
本作ね、安易にゾンビ系にしちゃわなかったのが、リアル恐怖の演出の面で、さらに効果的に思えたかな。
韓国ゾンビ好きなんですけれどね。『新感染』とか『#生きている』とか『新感染半島』だとか。私的評価ではいずれも★5の名作です。
今回は純粋なパンデミック物っぽかったので、それを堪能してみようと思ってのチョイスだったんですね。
同様のシチュエーション作品って、きっといっぱい既出あるのかな?と思ってちょいと調べてみました。
いかにもありそげだったので。すると、目についたのは『パンデミック・フライト』くらいだったの。身も蓋も無いタイトルですやん。機会があれば観てみようかな。
ほら、また脱線だよ。お話に戻りますね。
エゴと人道の間で揺れ動くヒューマンドラマがいいのね。こういうジレンマ展開大好き。
主人公がトラウマを克服して、やっとこさハッピーエンドに向かうのかな?と思いきや!
何と!頼みの綱の日本が、救ってはくれなかったのね。ここ完全に我が国ヒール扱い。仲たがい悔しい。
リアル世界の世論を織り込んだのかな?ちくしょう!映画に政治持ち込むなし!
“非常宣言”意味ないじゃん!
非常宣言調べてみました。こうありました。
非常宣言=飛行機が危機に直面し、通常の飛行が困難になった時、パイロットが着陸を要請すること。
「“これ”が布告された飛行機には優先権が与えられ、他のどの航空機より先に着陸でき、いかなる命令を排除できるため、航空飛行における戒厳令の布告に値する」(オフィシャルサイトからの丸パクリ)って書いてあるじゃん!
日本、着陸させたれよ!非常宣言意味ないじゃん!人としてどうなん?
でも、しゃーないんですよね。お互いに国民を守りたい気持ちは同一ですからね。
正直に白状すると私、お隣さんには、ちょいとばかしは思うところのひとつやふたつくらいはあるんですが。←レビューに政治持ち込むなし!
でも、リアルにこういう事件・事故が起きた際には、そーゆー私情を持ち込むのはヤなのね。くだらないしがらみなんかよりも、絶対に人道が優先されるべきだと思うの。ちょっといい人ぶったっぽい。
そんなこんなで、乗客が究極の選択をしたわけ。いい人たちは、こっち。決して私なんかじゃない。
むしろ鬼畜なのは、この私。このお話、バッドエンドでもよかったんじゃないかなーとか思ったりして。軍が秘密裏に撃墜して終る展開なんて見てみたかったし。
無茶苦茶に後味の悪い最悪の結末の方がインパクトあったんじゃないかなーとか、思ったりして。←この人でなしがっ!
最期に大臣の女性がこの事件に対して「理性を越えた邪悪な人たちが存在すると思います」と語ったのは、決してフィクションで済む話じゃないって思ったの。
実際、わけわからん無差別大量殺戮事件ってありますもんね。
そういう現場には絶対に居たくないし、ましてや大切な人に居合わせたくないと痛感したです。
観終えてみれば、静かな余韻を残したハッピーエンドで本当によかったです。
ハラハラドキドキが目いっぱいの超一級のヒューマンサスペンスドラマでした。
ちょうど『ゴジラ-1.0』を観たところでしたので、日韓共にしのぎを削り合って、アジア発映画を盛り上げてほしいなぁ、と思った次第です。
また、ジャンルは大きく違えど、スペクタクル巨編として『首』にも期待大です。
まずは犯人、ミセンの兄ちゃんが抜群、怖い。もっと活躍させてほしかっ...
最後まで読めない!
韓国のパンデミック映画
新感染みたいな韓国のパンデミック映画。どこにも逃げ場がない緊迫感がよく出ていて、後半までテンポもよく楽しめた。が、後半はハリウッド映画のパクリみたいになってきて残念だった。
●犯人が1985生まれで34歳だからコロナ前の世界線なのね。だからウイルス対策ガバガバ。
●後半は設定めちゃくちゃ。ソンガンホが力ずくでウイルスを打つシーンくらいから興ざめする。
●飛行機がジェットコースターみたいに落ちるシーンがリアルでよかった。途中の車横転シーンも。特別にセットつくってセットごとぶん回してるのかな。
●米日どちらにも断られて悪役に回すところも、わざわざ日本を選ぶトコロも、韓国の卑屈な感じが出てて面白かった。
●イムシワンが結局ただのサイコパスだったのは拍子抜け。
●最後のイビョンホンパイロットの手腕見せびらかしシーンはいらなかった。ダサい。飛ばしながら見た。
イムシワンが政府に恨みがあって、結局政府のたらい回しが原因で飛行機内全員死亡ウイルスは地上に感染しちゃってもうどうしようもない、、みたいなバッドエンドのほうが面白かったと思う。
深く考えなければ面白い映画だった❗️
脚本はありえないがエンタメと割り切れば
デジャヴーな超大作‼️
旅客機でバイオテロが発生‼️元パイロットが娘との旅行で乗り合わせる‼️犯人の身元を調べる地上の刑事‼️その刑事の妻も旅客機に乗り合わせる‼️機内で悪戦苦闘するスチュワーデスを始めとするクルーたち‼️何とか事件を無事解決しようとする政治家たち‼️犯人の元勤務先である大手製薬会社は必死の隠蔽工作‼️自国への着陸、被害を免れたい諸外国の思惑など、今までこの手のスカイパニックアクションで語られてきた要素が満載で、既視感(デジャヴ)にとらわれる作品‼️例えば「エグゼクティブ・デシジョン」とか‼️あえてそうしているのか知らないけど、もうちょっと映画にドラマティックな要素が欲しかった気がします‼️地上の刑事と空の元パイロットが携帯でやりとりし、友情を深めるとか‼️元パイロットとスチュワーデスの間のロマンスとか‼️本来韓国映画は過剰でドラマティックな演出を得意とするはずですが。あとイ・ビョンホンは大活躍するんですが、地上の刑事ソン・ガンホはビミョー。確かに彼のおかげで犯人とバイオテロの特定できたし、ワクチンの効果の立役者でもあるわけですが、もう少し深みが欲しかった‼️何せソン・ガンホは韓国映画界最高の名優なんだから‼️ラストもウィルスの量を間違えて、いつまでも車椅子なんてちょっと間抜けですよね‼️よくこの役を引き受けたなと思います‼️でもバリバリ既視感あるとはいえ、パニック映画としては良く出来ていると思います‼️これだけのパニック超大作をフツーに製作できる韓国映画がうらやましい、日本でも出来るかな⁉️
もう飛行機乗れない
飛行機が揺れて天井に人が打ち付けられるの見たらもう飛行機には当分乗れない
あと日本から迎撃されるのはちょっとリアリティなかった、そんな日本に即時軍事行使するよな決断力ないだろなって
あと韓国に着陸しないって決めたときの機内ってどんな空気?
韓国映画の質の高さを物語る一作
面白いがやや想定内の展開
長い割には面白いが、結末は想定内の展開であった。個人的には、期待を裏切るような結末が欲しかった。
例えば「ミスト」のように、着陸しないと乗客、乗務員の意見が一致して、飛行機が海の中に突っ込んだ後に、あの刑事が生き返って抗ウィルス剤が有効であると証明するという皮肉な、後味の悪い結果になる。
あるいはさらに飛躍して、「メランコリア」のように、乗客が家族にスマホのビデオメッセージを送った後に画面がFadeアウトして、全員が死んだという、まさかの結末になるとか。ただこの選択は自分の命よりも、祖国のために犠牲になったという美談になるのだが。
危うくアルマゲドン&ダイハード2
なんか惜しい!
面白いんだけど、もう一波乱欲しいかな。
物語の導入は中々不気味ですごく良かったので事件が怒るまで退屈せずに
どんどん盛り上がっていって良かった。
残念なのがリアリティを追求するのか?エンタメを推すのか?
その辺が中途半端だった。
最後のアルマゲドン的御涙頂戴はエンタメをやりたかったのかな?
であればもう一つ二つ大きな波乱があって良かった。
ジェヒョクの娘が飛行機に乗っている訳、イノ刑事の妻が乗っている訳は
彼らの愛する者を守る物語を強調するためだったと思う。
ダイハードでジョンがホーリーを必死に救おうとする一方でホーリーは
ホーリーの物語を作っているんだよね。
今回ダイハード2と同じ状況であるイノ刑事はエンタメで行くのであるならば、
製薬会社でワクチンを隠蔽するところの攻防があっても良かったと思うし、
ジェヒョクは機内の人間が自己犠牲に酔ってても娘のためになんとしてでも
死ねない!と反対の行動を一人ワガママを言っても良かった。
機内の中ではゆっくりと人が死んでいくので全体的にちょっと盛り上がりに欠けていた。
どこの国にも受け入れてもらえない状況は中々緊迫感があったけど、
せっかく作った致死率40%?の状況というのがパッとしなかったな。
特に時間の流れがおかしいのはイノ刑事が自分にウィルスを注射したシーンで、
機内の感染者より悪化が早く、また、ワクチン接種後の効果も早過ぎで、
コロナの流行により皆にある程度疫病について知識があるのであまり適当だと
その辺納得しないだろうなあと思った。
ふと、こう書いてると、コロナ、ダイハード、アルマゲドンなんかネタの
詰め合わせって感じがしてきたな。
ありきたりなネタだから偶々かもしれないけど。
面白かったけどもうちょっと盛り上がりそうな話だった。
密室感染パニック(人間の怖さ)
ネタバレ
韓国の大物俳優揃い。
妻がその飛行機に乗っている刑事、
事故?のトラウマにより操縦桿が握れなくなった元パイロット。
韓国作品のどの犯人も狂気さがえぐい。怖すぎ。
アメリカは着陸拒否、
日本は着陸可能からの拒否、
たしか結局韓国に着陸する話だった気がする。
新感染しかり、最近密室パニック多くてこんがらがっちゃう。
飛行機の前後をカーテンとかで分け、感染者とそうじゃない人を分け。
刑事の奥さんがね〜。良いおばさん役で救いがある。
23.5.4 スカパー
韓国の国民性を疑う、日本を悪く描くな
2023年劇場鑑賞3本目 佳作 52点
近年の同ジャンル韓国映画の新感染ファイナルエクスプレスの再来かと期待していましたが、私にはハマらなかったし、何なら年間ワーストクラスですらある作品
早速ですが前述にワーストクラスとありますが、それは私自身が鑑賞する作品のジャンルや作品力、前評判や映画サイトの評価を甘味し足を運ぶので、そもそもみてる時点で一定の世間の高評価と個人の好みありきです、その中での年間ワーストクラスになってくるので、全然他の人が評価していても理解はあるし、生涯みてきた全映画の中で見たらせいぜい中の下くらいです
個人的に物語の構造が好みじゃなくて、犯人が早々にわかり犯行に及んで直ぐ退席してしまうのが面白くない。この手が好きな人もいると思うので全面的に否定しませんが、どうもそれ以降がどうやって助かるようにするかのレールのみで楽しめない。
あと日本を悪く描いているのが陰湿で国民性を疑うし終盤に差し掛かるにつれてどんどん寒くなってくる
まあでも相変わらず韓国のアイデアは興味深いし、それに対してそれなりに味付けができるからその人間や出来事に意味がつく。今作なら主人公が元パイロットで展開に辻褄が合うし、今作のテーマの飛行中の飛行機内でバイオテロが起きてしまうと、その中で感染するか墜落するかにせばまれ、さらにいうと他の国民や他の国はそんな危険な状態にある機体が着陸するのを拒むのは至極当然ですから、無差別に人権を失い生死を選択をも出来ない状態に陥るのは、ああよく見つけたなぁと関心しました
密室パニックものとしては良作
もちろん、自衛隊機による(丸腰の)民間機に対する威嚇射撃とか、突っ込んでいくと「ありえへん」こともあるのかも知れませんけれども。
(そうは言っても、旧ソ連の国境警備隊は、丸腰の日本漁船に威嚇?射撃をし、当該漁船が被弾していますけれども。)
むしろ、機内での緊張感を味わえるなど、航空機という「限られた空間」での、いわば「密室パニック・サスペンスもの」としては、良くてきている部類に属すると思います。
むしろ、飛行機は、自動車や船とはちがって三次元の動きをする=前後・左右の動きのほかに、上下の動きもある=という特性があることを、本作で採用されたという360度回転するという撮影セットが、その中で起こるであろうパニック状況の撮影で、十二分に威力を発揮していたと、評論子も思いました。
おそらく、「非常宣言」をした機は無条件に着陸を認めなせればならないところ、本作の場合は各国とも、その慣行を曲げてでも感染防止を図りたかったのだ…ということがらおそらく本作が言わんとするところだろうとは思うのですけれども。
しかし、着陸はさせても機内から乗客を出さなければ感染対策としては、さしあたり充分ですし、燃料切れ=墜落の危険も回避できるわけですから、それこそ当機が「非常宣言」をしていることからも、着陸を認めなかった各国の対応は「?」といえば「?」なのでしょう。
その点は、映画作品ということに免じて、片目をつぶっても良いのではないかと思います。
良作ではあったと思います。評論子は。
政府無能過ぎ
導入とか、事が起こるまでは中々面白かったです。
けどバイオテロが起こってからの政府の動きが無能に過ぎる。
着陸する空港の調整ぐらい事前に協議するやろ。
なんで着陸寸前になってパイロットが直接交渉してんだよ。
抗ウィルス剤の実験着手も余りに遅すぎる。
マンションにウイルスを持った死体があって、抗ウィルス剤を確保した段階で普通すぐに検証するやろ。
わざわざ刑事が実験台になる必要ある?
それ以外はまぁ、不満は特にありませんが映画の盛り上がりどころでのポカなんで雑音がね……。
批評家や映画レビューYouTuberが「傑作だ!」と言うから観てみましたが、正直そんなに……
同じ韓国映画でも新感染や魔女の方が面白いですね。
全297件中、41~60件目を表示












