ルパン三世VSキャッツ・アイのレビュー・感想・評価
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上手いクロスオーバー
ルパン三世とキャッツ・アイ、どちらの持ち味も生かされていて、クロスオーバー作品として良く出来ていたと思う。両陣営ともに泥棒稼業なので、世界観が似ているのもあって組み合わせやすかったのだろう。ルパン一味の3人と銭形に対して、キャッツの3姉妹とトシでちょうど4対4で、不二子は別枠で暗躍する。多人数のメインキャラクターをどう配置して動かすかが、よく練られていた。
セルルック3DCGの芝居も進化が感じられる。キャッツの華麗な動きとスラっとした美形のキャラクター造形は、3DCGと相性いいかもしれない。ルパンと愛の出番が多めだが、年の離れた疑似親子的な関係を見せる展開は意外性があって良かった。
浅谷さんの出番もあれば嬉しかったけど、まあしょうがない。近年、シティーハンターも映画で復活したが、キャッツ・アイ単独の企画もいけるんじゃないかという気がする。やはり、この三姉妹のキャラはすごく立っていて、彼女たちの活躍をもっと観たいと思った。
キャッツアイ<ルパン なのか!?
普段アニメは見ないものの、この2つは好きなアニメなので課金して鑑賞。
3姉妹の父親ハインツの書いた3枚の絵に隠された謎を探るとともにその絵を盗もうとするルパンとキャッツ。
ルパンはハインツに助けられたので3姉妹のピンチ時に自ら犠牲になって助ける。その義理堅さは両者の根底にある。
ただ、ルパンの方が格が上に描かれているのはキャッツアイ好きにはちょいと不満。
もうちょっと並列的に扱って欲しかったな。
ま、豪華な顔ぶれだったのでよかったとしよう。
大泥棒と怪盗猫は燃えているか
ルパン、コナン、シティーハンター、キャッツ・アイ…。
何かのユニバースかってくらい、共演やゲスト出演続く。
でも何だかんだ、夢のコラボやお祭りモードでワクワク。
“vs”は大泥棒vs名探偵以来。
今回はどちらも盗みのプロ。大泥棒vs怪盗!
狙ったお宝は必ず手に入れる。神出鬼没の大泥棒。言わずと知れたルパン三世とその一味。
都会の闇夜に紛れ、ある美術品を狙う。謎の怪盗集団の正体は、セクシーな牝猫たち。キャッツ・アイこと来生三姉妹。
ハードボイルドと美が、己のプライドと目的を懸け繰り広げる、大盗戦!
キャッツ・アイが狙うは、父ハインツが遺した三連作の絵。
その絵を何故かルパンも狙う。
狙っていたのは両者だけではなかった。
“ファーデン”。表向きは美術商社だが、本当は武器商組織。
絵に隠された秘密とは…
“フォルトゥナの石”。
3つあり、絵にそれぞれ隠されている。
3つ集めれば所有者に栄光をもたらすとされている。また、滅びる時は惨めな最期も…。
時の独裁者や支配者も所有してきた。
その正統な所有者として、執拗に狙うファーデン。
キャッツ・アイはただただ父の遺した絵を手に入れる為に。
そしてルパンは…。
ハインツの旧友で今回キャッツ・アイに依頼してきた美術商人ベルガーは、ハインツの失踪にルパンの裏切りがあったという。
絵と石を巡り、三者三様の思惑と争奪戦が…。
“vs”なので、期待は大泥棒と怪盗のお宝争奪戦。
勿論最初は敵対。キャッツ・アイが手に入れた絵の一枚を、ルパンが頂戴。しかも、美人に弱いルパンが彼女たちに銃を向けるという非情な面を…!
キャッツ・アイからすれば父を裏切った奴なので敵対感情は充分。
しかしここに、第三者の巨悪組織が割り込んできた事により…。
敵対しながらも、図らずも共闘。
もっと大泥棒と怪盗の本格対決が見たかったという意見もあるだろうが、そういう流れになるのはお約束。対決も共闘も夢のコラボの醍醐味。『ルパンvsコナン』や『ゴジラ×コング』みたいにね。
ルパンとハインツにはある秘密が…。
かつて旧知の仲だったという二人。(勿論本作オリジナルの設定)
まだルパンが駆け出しだった頃、負傷した時にハインツに助けられた。
ハインツはナチスドイツに従事させられていた時、ルパンに助けを求めた。
そんな縁で、石を託し、託され…。
それを嗅ぎ付けたファーデン。ハインツに接近し、利用し…。
ハインツを裏切ったのはルパンではなく、ファーデンだった。
傭兵デニスが執拗に追うが、彼に指示を出す黒幕。ま、すぐ察しは付くが…。
では何故、ルパンは石を狙う…?
絵(石)を持っていればファーデンに狙われる。彼女たちを命の危険から回避する為。ハインツとの約束。
ちとやり方は強引だが、多くを語らず果たそうとするのが、ハードボイルドな漢の不器用さとカッコ良さ。
やはりルパンたちの方が一枚上手の感。
が、キャッツ・アイも要所要所で活躍。
いつもの3人と三姉妹でそれぞれ活躍しつつ、途中からファーデンの襲撃で別行動になる。次元&五ェ門と泪&瞳と、ルパンと愛。
特にルパンと愛はドラマの主軸と言えよう。
ファーデンの襲撃で負傷したルパンを愛が助け、ルパンも愛を守ろうとする。
共に行動する中で、愛はルパンから泥棒としての心得や秘められた真意を知る。
父を知らぬ愛。父と親交あったルパン。
何だか擬似親子な関係にすら見えてきた。
開幕の隅田川アクション。
世界を股に駆け、列車アクションやクライマックスのファーデン本部地下の継承聖堂での攻防。
ルパンの知力、次元の銃、五ェ門の斬鉄剣、キャッツ・アイの華麗な身のこなしとキャッツカード。
それぞれの武器や能力を駆使し、共闘しながら、いつものトリオでも。
いつになく激闘でボロボロになったルパンたち。
「俺たちはこっからが強ェんだぜ」の台詞がカッコいい。
いつもは姉二人についていく愛がルパンの教えで躍進するのも胸がすく。
ある真相が暴かれ、ファーデンの方でも対立。デニスも手強いが、黒幕はさらに上回る卑劣漢。惨めな最期は当然。
三者三様と言ったが、おっと、もう一派。
銭形&内海。
隅田川の一件からファーデンを(偶然にも)突き止め、本部へ赴く。大胆にも潜入する銭形と、振り回される内海。
勿論コメディリリーフ。
宿敵を執念で追い続け、いつもやられっ放しながらも、憎めない必要不可欠な存在。似た者同士…?
銭形先輩、名前を覚えて下さい…。
3DCG×セル画アニメの手法。
アクションは滑らかだが、動きに少し違和感、表情も少し乏しい。
粗い部分やご都合主義もあるが、1980年代が舞台という事もあって、ルパンはピンクジャケット。画のタッチも『PARTⅢ』に寄せ、ファンならニヤリ。
ルパン三世のテーマとキャッツ・アイの名曲の音楽コラボも。EDは杏里の歌う『CAT'S EYE』ニューバージョン。
次元の声が大塚サンに代わって初めて見たが、違和感ナシ。昨年の『シティーハンター 天使の涙』のゲスト出演の時、そろそろ…と思った愛=坂本千夏だが、こちらではそう悪くなかった。
100分弱の中にアクション、コメディ、程よいドラマ、キャラの魅力を小刻みよく織り交ぜた、とにかくのエンタメ。
ラスト、キャッツ・アイの元に遂に揃った3枚の絵。
そこに、ルパンからのメッセージと父の思い。
来生家族が全員集った“祝福”。
名探偵、怪盗と来て、となると次のコラボは…。
実写版も今話題だし。って言うか、本作に隠れキャラとして登場してるらしいけど、全然分からんかった!
どのキャラともコラボ出来るルパンの懐深さ。
はたまた、別のコラボあったり…?
そして行く行くは、この4作品全員が集う“モンキー&北条&青山ユニバース”とか…。
何だかんだ夢や期待膨らんじゃうのよね。
ルパン三世は何故こんな自由にコラボ可能なのか
泥棒アニメのドラえもん、ちびまる子ちゃん、サザエさん、クレヨンしんちゃん…なルパン三世だが、他ではあり得ない別作品とのコラボを多数行い、個人的にはどれも楽しく纏めてしまっている事が不思議でならない。
そのうち、コラボした作品を全部集めて1つの作品を創れるんじゃないかとも思ってしまう。
今回は作画もCGとなり、多少の違和感はあるけど、しっかり面白かった。
そういや、クレヨンしんちゃんもCGになってたから、そのうちコラボ出来そうかな?
俺たちは、こっからが強ぇんだぜ
両作品ともコミックもアニメも親しんでただけに……。
確かに面白い試みだが、齟齬が生じてしまう感が否めない…。
なんか違う……。そんなはずが……。
違和感が先立ってしまってたのは、それぞれの単独作品の評価の高さに対するアレルゲンなのかも……。そういう意味では正当な評価になってないかも……。
❇️キャッツの扱いが雑すぎる💢 脚本浅すぎるぜ‼️
ルパン三世vsキャッツアイ
🇯🇵東京都 ドイツ
キャッツアイ!三姉妹の父親の絵。
消息の意図となる3枚の絵画。
ルパンがナチスに取られた宝を手に入れる為の鍵がその3枚の絵に隠されている事を知りルパンvsキャッツアイの頭脳戦!
泥棒逮捕に闘志を燃やす内海刑事と銭形平次そして峰不二子なども絡み泥棒アニメの頂点のコラボ対決が今始まる!
◉66D点。
⚠️スタイリッシュな映像と音楽とスピード感のある思いやり泥棒共演映画!
🟣不満点。
1️⃣ルパンもキャッツも大好きですが、ルパンが大きすぎて、キャッツアイ達が何にもできない感が否めないストーリーでした。
対決にもなってないかなぁと🤦🏻
本当にこねこちゃんでした。残念。
2️⃣不二子ちゃんまでキャッツアイのマウントを取りに来るとは⁉️
★彡なんでコラボしたのかなぁ?
視聴者が何がみたいのかわかってないよ。
⭕️良かった点。
1️⃣両作の音楽がテンション上げてくれます。
★彡マジでカッコいい!
2️⃣所々に現れるよく見る両作の映像もテンション上がった。☝️
🐈💐☕️🚔💳💎🖼️🛅🆒
なかなかよかった!
最初は登場人物の多さというかごちゃごちゃ感を感じてしまいましたが、見るにつれ違和感もなくなり楽しめました!ルパン好きな私としてはルパンが主役なストーリーに見えましたがキャッツ好きな人からはそうでは無かっただろうし見る人によって感想が変わる所も面白いなと思いました。
3Dが慣れない
恐らく3Dで制作されたと思われるけど、やっぱり迫力が足りないような
ルパンとコナンが一緒になる話しは両者の良さが出ていて面白かったけど、正直上手く混ぜられていない印象
ルパンが格上過ぎてキャッツアイがいちいち足を引っ張っていて、キャッツアイの印象も良くない感じに映った
ストーリーはルパン映画らしいシンプルな内容だったので可もなく不可もなく
2大アニメのコラボ!泥棒と刑事のかっこいい教育!
見事に、2大怪盗アニメのコラボですね!次から次へ展開がスピーディーに進んで行くので飽きませんし、泥棒の先輩後輩な展開があり、刑事の先輩後輩の展開もあり、見所十分ですね。
キャッツアイの可憐で華麗な姿に感動しつつ、やっぱりなんと言っても、全て一歩先(いや、二、三歩!?)を見据えた、ルパン一味がかっこよすぎです!
そこに、相変わらずの不二子ちゃんが、絶体絶命のタイミングで必ず絡んでくる気持ちよさですよ!
ただ、容姿がいつもと違いすぎて違和感はあり。
最後は、いつもの如くかっこいいルパンの終わらせ方です。
世代ドンピシャなので、満足度高く鑑賞しました。
今度はキャッツアイ単体での新作を
ルパンの新作がAmazon Originalで登場。このリリースはちょっと驚きましたね。
W監督は「シドニア」繋がりもあって、やはりCGが得意な印象です。
音楽も両タイトル分もあって、大野雄二を含め三組がクレジットされてました。
セルルックCGは同監督の「シドニア」や「亜人」に比べ格段にクオリティが上がっており、技術の進歩に驚きます。
がしかし、個人的にキャラデにすごい違和感が…。
特にキャッツの内海は誰これ?状態でした。
そして一番気になったのは脚本ですね。
両タイトルの周年記念作品である事は十分わかっているのですが、やはりクロスオーバーは難しいのでしょうか。
「ルパンVSコナン」や「劇場版シティーハンター 」がうまくいっていた事もあって、どうしても目についてしまうのでしょう。
しかしアクション、とりわけキャッツアイの動きはダイナミックで素晴らしかったです。
あと泪役も亡くなられた藤田淑子さんから、新たに深見梨加さんへとバトンタッチしていました。結構雰囲気あってましたよ。
何より、こうして新作を観れるのは素直に嬉しいですね。
できたら今度はキャッツアイ単体での新作が観たいですね、期待しています。
最後の花束は愛に変わる
まさかルパンとキャッツアイのコラボ映画が見れる日が来るなんて!
しかもただ人気キャラをコラボさせただけのしょぼい内容かと思ってたらこれがなかなかルパンキャッツのそれぞれの良さを出しつつうまくできてる!!❗
このクオリティならまた見てみたい!!
アマゾンさんよろしく(^◇^)
なぜ3DCGにした?そしてお粗末。。
企画は良かったものの、ストーリーがかなりお粗末です。3DCGが全く活きていない。
キャラクターの動きがカクカク過ぎて、アクションもいまいち。
いつものTVスペシャルと展開が全く変わりません。。結局仲間だと思っていたやつが裏切り者で敵のボス。。そしてボスの小物感。。最後は地下施設大爆発。。謎解きもなし。。
唐突に発見されるペーパーの取引履歴とか、え?なんでそこにあるの??
ツッコミ所多すぎです。
お祭りコラボ作品なので多少は致し方ないのでしょうか。。
出てくるガジェットもなんだか古臭い。
ルパン、次元、五右衛門を血だらけにして
シリアス感を演出したかったのでしょうか。
だったら敵側もそういう描写をすべき。
急にこの三人だけ、最後に血だらけになって
ちぐはぐ感がすごいです。
あとそんな簡単に斬鉄剣を折らないでください。
中盤の列車での下りで、次元、五右衛門が助けにくるシーンは楽しめたのですが、そこがピークでしたね。
正直この脚本でGOサイン出たのが不思議。
日本アニメの劣化は避けられないと痛感しました。
エンディングでお決まりのテーマ曲流せばいいものじゃないですよ。。
こういうルパンが見たかった!!
テレビスペシャルのルパンを見ていて、最終的に悪者が落ちたり、爆発したりするラストで飽きていた自分ですが、今回のルパンはかなりシリアス。しかもキャッアイの泥棒の師匠的な役割もこなしていて今までのルパンとは一味も二味も違っていてパソコンの前から離れられませんでした。
キャッツアイの父親が描いた絵をめぐるストーリーでキャッツアイを知らない私でも十分に楽しめるストーリーでした。特に怪盗ルパンと義賊のキャッツアイの対比が美しかった。お互い裏社会で暗躍する泥棒ですが、悪党だろうと容赦しないルパンの「ダークな一面」と不殺を貫くキャッツアイの「やさしさ」が伝わるアニメでした。
個人的に面白かったのは東地さん演じるデニスが強烈でした。ロケットランチャーを構えて「ぶっ飛べ」というドスのきいた台詞はピッタリ過ぎて爆笑しました。
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