「差別の下のそのまた下」山女 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
差別の下のそのまた下
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極貧の村,その中でもやはり差別は存在する。
そんな中、差別の最下層とも言える父親を庇って山に入っていく娘は,そこで山男に会う。
男は差別の世界のさらに下にいるかのように、言葉も話せず、ただ生きていた。
そこで暮らし始めた娘は、差別のない自由な生活,山男の優しさを,感じるようになっていった。
村の生贄となって神様に捧げられるというが,それが火炙りなのが意外だった。突然の雷と雨により助かり,彼女は山へ帰っていく。差別のさらに下に見つけた,自由な世界で生きていくのだろう。
山男役の森山未來のら無言の演技はさすがでした。
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