「邦画の可能性」山女 冬眠さんの映画レビュー(感想・評価)
邦画の可能性
映画の山田杏奈が好き
この若さとルックスで演技力も高評価を受けてるから、いつも難しい役のオファーが来る
こんかいも紛うことなく難役だ
共演者に関しても永瀬正敏、三浦透子、品川徹、でんでんだったり一縷の隙もない
そして何より演出がすごい
時代背景は18世紀後半、その時代を感じさせるかのような照明・・むしろ照明を当ててないんですよね
役者の顔が映らなくても電気の無い時代の屋内なんて暗くて当たり前で
隙間からさす太陽光だったり、夜なら囲炉裏の火を照明代わりにするという・・・
自分が映画を見ている数が圧倒的に少ないから他にもこういう映画があるのかもしれませんが、個人的にこういう映画が増えていったらいいなぁと思う次第
物語の方は時代だったり天気だったり家族(先祖)だったり
自分ではどうしようもない環境に翻弄される少女を山田杏奈が熱演
中盤ぐらいから出てくる山男が森山未來っていうのが途中までわからなかった
山男がマタギ相手に立ち回るシーンが完全にシン仮面ライダーだった
みなさん、あのラストどう思いましたか?
評価 4.5
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はなてんさんのコメント
2023年7月25日
確かに山男のアクションはシン仮面ライダーを彷彿させますね。
ラストの解釈は特に思いつかないのですが、僕的には(ナウシカみたいになっちゃったなぁ)と感じました