ウィッシュのレビュー・感想・評価
全234件中、101~120件目を表示
「願いを諦めたくはない」と歌う主人公の願いが心に響かない
冒頭で、絵本を読む形で説明される王国の設定が、まず、分からない。
国民は、滅多に叶えられることもなく、しかも、その内容も忘れてしまう「願い」を、なぜ、積極的に国王に預けようとするのだろうか?いくら努力しても絶対に叶わないような願いだったら、宝くじ感覚でそうするかもしれないが、そもそも、そんな願いに煩わされることはないだろうし、それで国民が国王を慕うようになるとも思えない。
その国王にしても、国民の願いを集めて何がしたいのかがよく分からない。国民が願いを取り戻すラストの展開から、願いは、間違いなく国王の力の源泉だったのだろう。しかし、国王が、願いで魔力が増すことを知ったのは、偶然、主人公の母親の願いを破壊した時のようだったし、少なくとも、私利私欲のために願いを利用したり、願いで悪事を企んでいるようにも見えなかった。
そんな国王に立ち向かう主人公にしても、どうしてそこまでムキになって彼から願いを取り戻そうとするのかが、よく分からない。国民は、国王に預けた願いを忘れているだけで、夢や希望を奪われた訳でも、気力や活力を失った訳でもないのだ。
そもそも、それだけ願いを大切にしている主人公なのに、彼女自身の願いが何なのかが、今一つ分からない。もちろん、皆の願いを取り戻すということは、彼女の願いであるに違いない。ただ、その理由が納得できないので、「手段」が「目的」化しているようにしか思えないのである。
主人公が、国王の秘密を知る経緯も安易すぎるし、星に願っただけで魔法の星が舞い降りてくるという流れもご都合主義的すぎる。それだったら、国王に願いを預けたりせずに、誰でもそうすればよいのではないかと思えてしまう。
その魔法の星にしても、動物を喋らせたり
巨大化させる以外に、どのような能力があるのかがよく分からなかった。
結局、分からないことや納得できないことが多すぎて、最後まで物語に入り込むことができず、美しい歌声も心に響くことはなかった。
歌はかっこいいけど超難解
良い曲!と思ったのいくつもあったのに、難しすぎて終わった後一つも口ずさめない。うーん、映画館は一度でいいけど、また曲はもう一度聴きたいな。
世界観や設定、みんなの願い玉の映像とかは綺麗だった。最初の曲とダンスはフラメンコっぽく、お、これはラテンぽい世界なのかなと思ったらそこだけだった。
次の王様とのデュエット、なんだこりゃ、メロディラインがさっぱりわからなかった。ラップなのか?
民衆の歌みたいな、みんなでたちあがろうぜの曲はかっこよかったけど早口言葉でよくわからず。
曲以外もなんか頑張った感詰め込んだ感が色々出てしまったようにも感じる。。楽しめたけどね。
ひょっとして日本にあいにくかったかなと思ったのは、Wishを願いと訳したことな気がした。Wishって、多分もっと強いもの?願いを叶えてもらうwishing wellがあったり、童話で魔法使いがでてきたらmake a wish でお願いごとをしたり。外の力を借りても叶えたい強い願い、夢を言葉にする習慣、文化がもう少し根付いてるような気がする。だからこそそれが一人ひとりの大切なものとして形になり、エネルギーを持ち、ないとぽっかり穴が空く。
日本でも神社や流れ星に祈ったりはするし、七夕の短冊とか絵馬に書いたりするけど、もう少し現実的な願いをするような。実現が難しい「夢」を言葉にすることに少なくとも大人はやや違和感があるような。寂しいことだけど。
典型的なディズニー映画
考え過ぎないで、答えは此処(個々?)に在る
100周年云々は気にせずに鑑賞。
というのも、ディズニー作品は不得意だったから…。(ピクサーやマーベルは好んで観てた)
なのであまり期待せずに席に座ったのだが、予想以上の感激を得られた!
ミュージカル映画もあまり好みではなかったので…、ここぞのシーンで唄い出すのに少し醒めたりしたけど、インド映画を彷彿させるダンスは楽しめた。
動物(植物含め)達に知性を与えることで、ワンネス思想を想起させられたりで、結構深みも感じられた。
王政に従ってた民意を覆す場面は、願うだけでなく実現の為に動くことを示唆された。それこそが大切だと。
今日の世界情勢を鑑みるに、理想を願い続けるのは大事だが、行動に移さねば……特に我が国日本、マズイ方向に動いてるから……。
天下のディズニーがソコを突いて来るとは思えないが……、穿ち過ぎだろうか?
3D鑑賞だったので、よりのめり込めたと思う。
風景も屋内の奥行きもとても楽しめた。
エンドロールもところどころでふいに3D表示されてて、最後のサイゴまで眼が離せない作品だった。
何処からドコまでも感心させられ、苦手な部分をマイナス換算しても尚、良作と感じる。
今ひとつハマれなかったです。
ディズニー100周年記念作品と言うことで非常に期待値も高かった作品。
率直な感想としては、今ひとつだったかなといったところ。
決してつまらない訳ではないんだけど、絶賛するほどでもないといった感じ。
まず大きかったのは、登場人物達に魅力をあまり感じなかった事。主役のアーシャは良かったが、王を含め、仲間達をもう少し深堀りしてくれないと、感情移入できない。マスコット的キャラのスターも任天堂のゲームで見たことあるようなデザインでイマイチ魅力薄でした。
2つ目に世界観が狭すぎる。
舞台が城内、城下町が主で冒険的要素はゼロ。
そのせいか、作品としてどうも地味な印象です。
3つ目は「願い」というテーマ。
分かりやすいんだけど、あまりにメッセージがストレートすぎて、素直にハマれませんでした。
でも、ミュージカルパートなんかはディズニーらしさ全開で良かったです。特にテーマソングのウィッシュ〜この願い〜は最高でした!
エンドロールで過去のディズニー作品のキャラクターが時系列で登場する演出もとても良かったです。
そういった面では、ある意味本編よりも短編の「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」の方が100周年といった感じでグッときましたね☺
キャラと舞台設定が薄っぺらい若しくは説明・描写不足
(多分)国民が洗脳に近い状態で(多分)王様は元々善人だったんだろうが(多分)良かれと思ってやったことが主人公から見たらドエライ悪いこっちゃで(多分)国民を洗脳から解き放ち自我を持て願いは自分で叶えろ人に委ねんなという話だと思うんですけど多分……多分…
如何せんワーッと言葉で説明だけされて始まるので、「願いを預けると願いを忘れて気楽になる」というのが、我々の考えとしては?となるところ、当然気楽になるよね!というスタンスではじまり、あ、ここの国民はそんなにも気楽になって幸せなんだ!と染み込む前に主人公が「幸せなはずない!」と反抗するもんだから「知ってた」以外の反応できん。
そして主人公が王様もこの国も愛してるというのに秒で可笑しいやんって覚醒するんで、心変わりの早さについて行けんのよ。
なんか葛藤とかないんか。
お前この16?7?年間、この国に染まってて洗脳に近い状態だった(多分)のをなーにを急に考える力芽生えてんねん。
え、どうしよ~~王様に逆らって良いのかな?!願いを皆に返して良いのかな?!おじいちゃんもやめろ言ってるのにぃ?!とかならんのか。
あと王様が元々悪いやつだったんか善人が力を持ってしまったが故に歪んだのか分からん。お前をどういう目で見たら良いんだ。
王妃様ももう少し感情の揺らぎないんか。
そこに愛はあるんか。
あと急に歌うし急にポーズ決めるよね。
感情の高ぶりの表現としての唄ではなく台詞で構わんところ歌うよね。ビックリするわ。
あと急に説教いれてくるよね。
動物が喋ったらなんか食いもん寄越せって言うと思う。僕たちは皆同じ存在って言い出したらあまりに意識高いウサギ過ぎて今ごろ文明築いとる。
多分子供向けとか気にせず、もう少しえげつなくこの国の歪みを描き、感情の揺らぎを劇的に表現し、いかに強い気持ちでこの国や人々や人々の願いを主人公が救いたいと思っているのか、きちんと表現したら興味深い題材になったと思います。
そういう舞台で圧倒的ハッピーエンドで終わらせてくれるものって意外とない。
ディズニーでやるべき題材じゃなくなると言われればそこまでですが、じゃあ根本から変えーよという…
マイルド調理で響かないんじゃ意味ないですよ…
なんだかんだディズニー的クライマックスに弱い人間なので、終盤はホロリときました。
予告で流れてるメインテーマは良い曲だと思います。
あととにかく同時上映の短編が良い。
古参ディズニーファンは見るべき。
あの短編で120分やってくれよ。
いやもう5分でもありがたかったわ。
サンキューな…
『星に願いを』を想起させるCMでも予告編でもびっくりするほど聴いた...
記念映画
ディズニー100周年を記念するショートムービーに始まり、これまでの映画のオマージュを分かりやすく散りばめて、シンプルかつ王道なストーリーを見せてくれる。正に「記念映画」という印象。
良くも悪くも裏切りはないので、勧善懲悪ご都合主義の、典型的なディズニーストーリーともいえる。
「星に願いを」から始まり、ディズニーの掲げる理想、哲学のようなものが凝縮されているといえるし、「ファンタジー」で世界中の人々を魅了し、アニメーションの世界に多くの影響を与えてきたその歴史には、単純に感服せざるを得ない。
僕自身は、30歳を超えるまで1度もディズニー映画を見たことがない(興味が沸かない)人間だったけど、大人になって、その凄さに気づいた1人だ。本作でもミュージカル映画の魅力がつまっていて、歌や映像は素晴らしい。テーマ曲は、映画のなかで流れる方が遥かに良い曲に聴こえたし、吹替主演の女優さんは、想像よりずっと上手に演じていた。(福山は最初から最後まで福山だったけど、それがスターの宿命だろう。笑)
クリスマスとかお正月に、家族と一緒に見るには最適と思いました。
どこかで見たような・・・
色々なディズニー映画の焼きまわしのような印象でした。でも一緒に見た子供は喜んでいましたので、映画鑑賞料金に見合った内容でした♪
個人的には1回観たらいいかなという内容でしたが、吹替の生田絵梨花さんの素晴らしい声、福山雅治さんの声、そこは凄くマッチしていて良かったですね!!
ちょいと力不足ですが、某国の実態と重ねれば俄然面白い
ディズニー100周年なんて所詮後付けの装飾語かと思ったら、結構本気で100周年を祝うのですね、本作で。エンドタイトルに延々とこれまでのディズニーキャラが星座をモチーフで描かれる(ピクサー作品は除く)。本編上映前の短編も従来のショートアニメではなく、完全にスタジオが祝祭としてオールスターを登場させる仕掛けで、しかも可能な限り本編担当されたボイスキャストをわざわざ起用。ほんの一言でもご本人ってのにはたまげました。日本語版とて出来うる限りオリジナルの声に、普段はディズニーの金儲け主義に辟易している身にも、心底響きウルッとすらなりました。
そんな万全態勢での本作はそれに答えたかと言えば、力不足は否めません。信頼していた国王の本性が暴露され、主人公アーシャの活躍により国民がやっと目覚めるお話で、サイドストーリーもなくストレートに単純極まりない。なにしろアーシャがプリンセスでもなく恋もしないのですから、トキメキが皆無なんてディズニーじゃない、時代の要請に従ったのでしょうけれど。冒頭語られる通り、どんな移民も拒まず、この王国では人種のミックスは完璧に配慮されてます。後から非難されるより文句の出ない忖度が優先とばかり、やり難い世の中なのは確かでしょうけれど。
主題曲ウィッシュ~この願い~はディスニーによる大金投じた大宣伝により否応なく耳に入ってきており、違和感なく感動を呼び覚ますレベル。ですが、他のナンバーが際立つかと言えば、少々精彩を欠くのも確か。アラン・メンケンの後釜はそうそう簡単ではなさそうです。鑑賞したのは吹替版ですが、歌唱は問題ないどころか上出来ですね。しかもあの福山雅治がピタリのはまり役なのは確か。オリジナルもアーシャに「ウエストサイド・ストーリー」で見事オスカー獲得のアリアナ・ディボース、国王がなんとクリス・パインですよ! 福山もパインもイケメン・ハンサムと繰り返されるこの役にルックス的にも完璧で、歌唱もパーフェクト。
その他、躓く仔細を挙げたらキリがありませんが、暗いシーンばかり、スターのキャラがシンブル過ぎ、アーシャの仲間達のキャラがまるで立ってなく描き切れず、ならばもっと人数減らすべき。お爺ちゃんの願いって結局何? 何故アーシャだけがスターを呼び寄せられた? 彼女も魔法を習ったの? 国王の真実明かすの早すぎません? ラスト近く「顔がいい奴は信用ならん」って何? 逆に男三人がブサイクだから仲がいいなんて! 御妃が国王見限るのも簡単過ぎ、などなど。要は脚本の練り込みが圧倒的に不足でしょう。
信任を得ていた為政者が、実は国民の願いなんぞまるで無視。政権に寄与する者の願いだけを叶え、物申す願いはことごとく廃棄、政権にしがみつく事だけを考える。これってどこかの衰退国と一緒ですね。せめて本作のように国民が真実を知り立ち上がる事が出来ればいいのですが。これが私の「願い」ですね。
ディズニーの復習と反省
字幕向き?
173本目。
本編と予告足して、120分?
で、始まったと思ったら、おいおい吹き替え?
字幕じゃないと思ったら、ミニなストーリー。
正直、興味ないから目を瞑り、本編待ち。
振り返っても、ディズニーアニメを観たのは、記憶にない。
小っちゃい時は、観たかも知れないけど、キングダムハーツのせいか、薄い知識だけはあったりで。
作品のテンポだったり、表情見ると、英語向きに感じる。
吹き替え見ない派だけど、吹き替えだと、ちょっと気持ち悪い感じに思える。
まあ、好みだろうけど。
王様と恋にと思ったら、既婚者だからそれはないけど、名前が名前だから、やっぱそつち。
全体通して、楽しく、厭きさせないとは思うけど、ちょっと物足りなさは感じる。
やはりディズニークオリティ
少々雑過ぎる脚本
100周年記念作品でハードルが上がったかも?
歌良し吹き替え声優良しストーリー普通
生田さん。めちゃ上手くで良かった。ミュージカル舞台で鍛えてきただけあるね。
福山さん。めっちゃ良かった。本職顔負けじゃんね。
ヤギ。お笑いキャラ設定やろけどなんかキャラが足りなかったかな。
スター。ニンテンドーかな?
ストーリー。なんか設定は甘々やったけど解りやすくは仕上がってるのか。願いというワードに引っ張られすぎた展開。
ハッピーエンドはハッピーエンドなんやけどイマイチしっくりはこない。そんなに極悪魔法使いでは無いだけに。
100周年やからもっとディズニー色ゴリゴリのディズニーオールスターで記念作品にすれば良かったのにとか単純に主人公ミッキーとかプリンセス物が良かったなぁとか思いました。
充分楽しく見れるけどね。
名作には入らないかな。記念作品と言われても微妙。
ワンス・アポン・ア・スタジオ
これはなかなか。あの集合写真が鑑賞ノベルティやったら良かったのに。
全234件中、101~120件目を表示