劇場公開日 2023年12月15日

「尖ったところが何もない作品」ウィッシュ amazonさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0尖ったところが何もない作品

2023年12月20日
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極力具体的なネタバレは避け、内容の批判にとどめる。

ディズニーらしい潤沢な予算を使った、滑らかな映像、曲、キャストの演技も良く、彼らの努力により、映像は生き生きと動いている。

しかし残念ながら、ヒロインの妙にモブっぽいルックス、そして必然的にさらに地味にされたモブ達。悪役しかキャラが立っていないのに、その悪役も主張やモノローグが少なく、感情移入できない…と、特定の価値観を贔屓せず、誰も傷つけない脚本で、最近のディズニー映画ならではの、「道徳の時間に見るビデオ」のような感じが強い。

優秀なライターが何人もいて、何度も推敲を重ねた上で残ったのがコレなのは、もう少しエンタメについて考え直した方がいいのではないだろうか。

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