リトル・マーメイドのレビュー・感想・評価
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キャスティングに違和感
海の国王トリトンの末娘で、美しい声を持つ人魚のアリエルは沈没船の探索などで拾ってきた未知の道具に興味津々で人間界に憧れを持っていた。ある日、嵐に逢って溺れかけてた人間のエリック王子を救い、浜辺まで運んだアリエルは、救助が来たことを確認し、海に戻った。しかし、人間界への興味とエリック王子に会いたいアリエルは、海の魔女アースラと取引をした。その内容は、3日間だけ人間の姿になる代わりに、美しい声をアースラに渡すというものだった。人間の姿になったアリエルはエリック王子と再会するが、声が出ないのでエリックに気づいてもらえない。さてどうなる、という話。
海の中の映像は綺麗だし、アリエル役のハリーベイリーも可愛い一面もみせるが、全体的にイマイチ入り込めなかった。
王子が若いのにオッサン体型だし、女王は女中と見間違うほど貫禄もなく普通のオバさんだし、アリエルの姉たちも白人、黒人、アジア系なとバラエティに富んでて、こんなに似てないのに姉妹?母親が皆違うのか?なんて違和感だらけ。人種差別をしないように配慮している意図はわかるが、こんなのじゃあ、話に入り込めない。
もっとキャスティングに工夫が欲しい。
タコババアだけは良かったが。
時間の関係で吹替版での観賞となりハリーベイリーの声は聴けてないが、彼女の顔がアップになると眉間の傷跡が気になり豊原江理佳の美しい声が響いてこない。
黒人を主役にしても良いけど、脇役ならまだしも、主役にはもっとビジュアルを考えて欲しい。
とにかくキャスティングに不満だらけだった。
追記
字幕版を観ました。
ハリーベイリーの歌声は素晴らしかった。
キャスティングの違和感も慣れると少なくなった。
なので星+0.5の3に変更しました。
本作は字幕版がおすすめです。
最高!映画館でこどもと見たい!
音楽、映像素晴らしかった!アリエルの歌声で泣かされるとは思わなかった
映画として金払って見に行く価値はあります
CGにはすぐ慣れる。ドレッドのアリエルにも。
私はエリックもかっこよく見えてきました
まじ見てないのにビジュに関してとやかくいう奴、見てからも言う奴、全然映画見てないやん!って思います。
ポリコレのごり押しって声が多いけど、子ども向け映画にポリコレ優先させて何が悪い。金髪が良かっただの、統一性がないだの、映画のストーリーに中途半端に正当性を求めるやつらが言ってます。レビューではないです。
じゃあなんでカニ喋るんだよ、海のなかで歌えるんだよ。もうディズニー映画ってことを忘れてる。ターゲットは色んな国の子どもたち。子どもたちに勇気を与えるディズニー作品としては大成功だと思います、ラストは感動の涙…
映像も綺麗だったし、歌も楽しいし子どもと見に行きたい。中だるみはあるけどアニメ原作好きな人も満足な再現度だと思います。私も実際そうでした。実写になって急に整合性をもとめるのはどうかしてる。
そりゃ今までの実写化には劣るけどそこまでbadに振るほど駄作でもなかった。
有り得ない!いや、アリエル
さぁ、色々と話題になっている本作🧜♀️
私も、決して差別する訳ではなく、起用した人に物申したい側で。「なんで本作で?」と。そりゃもう、ハリー・ベイリーはよく頑張ってましたけど、やっぱり違和感。もっと彼女が活躍できるディズニー映画はあったはず。アラジン🧞♂️が白人では成立しないように、本作も黒人では成立しない。結局、見る前と後でその思いは変わらずでした。
あともう一つ。
冒頭の名言(?)にもあるように、海では涙が見えない。ですから、アリエル役には感情を顔で表現する、繊細な演技力が必要となるわけですが、歌手が本業であるため仕方の無いことなんだけど、ハリー・ベイリーにはどうもその力はありませんでした。表情は「嬉しい」「悲しい」の2択であり、レパートリーに乏しい。その2つに関しても、とても機械的で人間味を感じない。吹き替え版で鑑賞したため、実際に聴いてはいないが、歌は素晴らしいと思う。だけど、それだけで起用するにはかなりハードルの高い役では無いだろうか。でも、よく頑張ったよ!
そして、肝心な内容について。
これは申し分無かった。流石、ディズニー。めちゃくちゃ面白い。アニメ版はうる覚えだったけど、見進めていくうちに思い出していく。実写化が上手くいったことに感動が湧き上がり、テンションは開始10分で頂点に。4DXで鑑賞したため、作品への没入度は完璧。「アバター WoW」ぶりに4DX鑑賞したが、やはり水とこの上映形態の相性は抜群。世界観の構築や映像の美しさは、アラジンには大きく劣ってしまいますが(神作と比較されるのも可哀想な話だけど)、それでも大金をかけているだけあってよく出来てます。
リトル・マーメイドといったら、この曲。
おそらく、多くの人たちが「under the sea」を楽しみにこの映画を見に来ているかと思うが、これがもう素晴らしい。セバスチャンの声優を担当した木村昴が、やっぱりいい声してるし、これ以上なくハマり役。実写ならではの華やかさを生かした映像と共に、ディズニーらしく、リトル・マーメイドらしく、最高の5分間に仕上げている。正直、この名曲がここまで楽しいのなら、もう元はとったようなもの。しかもそこに4DXによる演出付きですから、気分は完全にディズニーシー。現在は満員御礼の「マリオブラザーズ」と「ワイルドスピード」、来週には「ザ・フラッシュ」「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」ですから、木曜日には終わってしまう可能性大ですが、ぜひとも本作は4DXで見て頂きたい。
主役であるアリエルは少し残念ではありましたが、悪役・アースラを演じたメリッサ・マッカーシーがディズニープリンセスの実写化史上、最高なヴィランでした。言葉に出ないほどの神演技。彼女のおかげで作品が彩り、見応えが増し、このような高評価に繋がったと思います。言い方は酷いですが、アリエルが髪までも黒であったため、はっきりいって地味でしたが、このアースラのおかげで絵が保っていました。個人的には、ディズニーはプリンセスよりもヴィランの方が圧倒的に好き。魅力的だし、キャラクター性が面白い。
日本語吹き替え版のアリエル・豊原江理佳がどのような方なのか全く存じ上げませんが、歌唱シーンはすごく良かったと思います。ですが、会話のシーンは微妙。こちらもまたキャスティングされた時点で批判されていたようですが、プロの声優たちに囲まれている状況だと、さすがに無理があります。これも、歌唱力だけで配役された感じなのかな〜。
とまぁ、長々書いてしまいましたが、思った何十倍も面白かったですし、「アラジン」「クルエラ」に次ぐディズニー実写映画としては、あの2作品が強すぎるが故に見応えは薄いですが、天下のディズニーなので作品の質は言うことなしに良かったです。ただ、王者の復活作には今一歩足りないかなと。今後ともこのような世間の意見を反映しているようで逆行していくスタイルを取っていくのではあれば、イルミネーションに覇権を取られることでしょう。ですが、まだまだ見込みはあります。またキングになることを期待してますぞ👑
とにかく、本作は世間の評価に惑わされず、出来れば4DXでご覧になることをおすすめします。面白いよ!
歌を主役にしたかったのか…
※字幕から吹替で再度鑑賞したため評価2.5から2.0に変えます。いや、あのスカットルのラップ、自分はダメでした…。
前評判で色々あったのは承知していたが、鑑賞はしようと決めていた。
アリエルが黒人だとか、そういうレベルの話じゃなく、これはリトルマーメイドだったのか?一体自分は何を見たのか?という感想でしかなかった…。決して面白くないわけではないのだが。
自分の中のアリエルのイメージと違いすぎて、無邪気なアリエルは一体どこに行ってしまったのだろうか。
全体的に歌を聞かせる気満々というか、そこまで歌を主軸に置くならばミュージカルでやった方が良かったのでは…。
事前知識ゼロならそれなりに楽しめると思うが。歌は上手いので。
アニメ版の数倍素晴らしい!
ライオンキング、アラジン、どれだけそれぞれの実写版で違和感を感じてきただろう。
リメイクするにはそれなりの理由がなければ、見る方としてはアニメ版とつい比較してしまうし、懐古主義が邪魔をする。
しかし、この作品はとにかく素晴らしい。
ディズニーは、アニメ版が公開された際の批判を受け止め、現代にそれを克服し更に昇華し完成させた。アンデルセン童話の筋まで変えアニメ化してしまった足枷は、これまでどの様にディズニーを苦しめ続け、ひとり歩きしてしまったアリエルのあるべき姿を再考し続けねばならなかったのだろう。
耳触りのいいアラン・メンケンの音楽も、やはりアニメ版では唐突すぎるし不自然だった。しかし、この作品では必然を伴い最高の効果をもたらしている。きっと音楽制作チームは30年以上後悔と模索を続け、この作品でリベンジを果たせたのではないだろうか。
本国アメリカでは実写アラジンを超えるヒットを記録しているという。当然だろう。
しかしアジア圏ではその逆だとか。言いたいことはたくさんがあるが、私はディズニー映画として近年稀にみる名作だと信じている。
悩んでる方は、ぜひネガティヴな意見を気にせず観て頂きたい。
原作見直してから行くべき
アリエルが好きなほどツライ
面白い
あっという間の2時間だった。 アリエルがハリーベイリーで納得過ぎた...
子供向けでもない
素直に楽しめます
どうしても受け入れられない
アリエルが話題だけれども…
人魚姫は何を奪われたか
歌声よりも大切なものを奪われた気持ちになる。
既存の作品にポリコレを無理やりねじ込むから、自分の愛してきた世界観や価値観を否定された気持ちになる。
実写版の映画を楽しみにしている一番の観客はアニメ版のリトルマーメイドを観て育った世代だ。
アニメ版のアリエルは無垢で好奇心に溢れた、人間に恋焦がれたゆえに、人間の王子様を好きになってしまう、無鉄砲で可愛いお姫様。
表情がクルクル変わり
「このルックスとボディーランゲージがあれば、声がなくても王子様を虜にできるかもな……」
と思える程、感情が顔に出る面白さがあった。
言葉では伝わらない感情のもどかしさをアリエルのコミカルな表情で描いていた。
言葉では伝わらない、分かり合えないことも、相手に寄り添うことで距離を縮めていく、王子様と人魚姫の恋心が美しく描写されていた。
父王と娘の関係性においても、思想を否定する背景には愛娘への愛情が言葉ではなく表情で分かるようになっていた。
表情で感情を表現するのはディズニーアニメでは得意とされる分野だ。
心を伝えるための表現を駆使して作られたアニメーションは今見返してみても、心がワクワクする楽しさがある。
さて、話を実写版に戻そう。
今作ではポリコレに配慮して様々な設定が改変、追加されている。
⚫︎アリエルが黒人
⚫︎人魚姫の姉妹は他人種がモデル
⚫︎アリエルが人間になりたい理由は外の世界への憧れの方が王子様への恋心よりも強く描かれている。
⚫︎エリック王子に義母の黒人女王がいる
⚫︎女王は海を嫌っている
これだけ追加、改変されたらもはや別作品である。
ストーリーの大筋はそのままに全く別のリトルマーメイドを描いている。
実写版を「違う」と感じるのは、アニメ版とは描きたかったコンセプトの違いにあると思う。
実写版では陸と海の対立が強調されている。
アリエルとエリック王子は同じ様に「ここではないどこか別の世界」に憧れている。
声を奪われて歌えないはずのアリエルが心の声を歌にしてしまうから、表情から気持ちを察する余白がない。
「アンダー・ザ・シーだけは一緒に歌っちゃダメだよ」と思わず突っ込んでしまう。
全ての出来事やアクションを台詞でカバーしてしまうので、せっかくのミュージカルが力を発揮しない。
歌唱部分と演技部分の配分が極端で、キャラクターの心を汲み取るまでもなく、すべてを語られてしまうからキャラクターに愛着が生まれない。
キャラクターの魅力が薄いので、どうしても行動が記号的になって淡白な印象を受けてしまう。
馬車のシーンでは特に「世間知らずが馬車を運転して、街の人に迷惑をかけて喜んでいる」様にしか見えない。
人間の世界で一生懸命憧れる人間像を演じるアリエルの無邪気さや屈託のない笑顔が観られない。
むしろ、
「海の中でアンダー・ザ・シーを歌っていた時の方がいい表情でしたよ?」
とツッコミたくなってしまう。
そしてなんといっても
「これじゃない感」
のピークに達したのは、ラストシーン。
私が観たかった、小さい時に観たリトルマーメイドの感動的なラストシーンはなかった。
感情の全てを言葉で語り、目で見て分かりやすくデフォルメされた世界には、私の好きなリトルマーメイドは存在しなかった。
社会的にマイノリティや人種差別に対して肯定的な世の中になることを否定したいわけではない。
ただ、既存の作品にはその時代に描きたかったコンセプトがある。
どの時代でも、クリエーターが誇りを持って仕事をして完成させた作品だ。
愛を持って作品が作られたからこそ、何十年経っても愛されるディズニープリンセスが生まれたのだと思う。
他人のまわしで相撲をとっている様で滑稽だ。
本当に愛をもって作品を作ろうと思うなら、新しい価値観のプリンセスを生み出す方がずっと良い。
わざわざ亜種を黒人に演じさせて「クリーチャー」と罵らせる必要があるのだろうか?
人種やLGBTQについて、過剰に配慮することは逆に差別的なことなんじゃないだろうか?
ありのままを愛しましょうと言うのなら、みんなが観たかったリトルマーメイドのキャストを採用するべきだったと思う。
脚本も原作のアニメ通りに描けば良かったのになと思う。
現実世界でも、人間同士が愛をもって相手を受け入れることができていないのに、ファンタジーの世界ではすべて丸く収まりました。って描写に違和感を感じてしまう。
差別の歴史もありのままに受け入れてこそ、今の時代を描けるようになるのではないか?
新しい価値観で新しい時代を生きている。
そんな魅力的なプリンセスが生まれてくることを願っている。
吹替版を鑑賞 違和感全くなし
①吹替版音声
吹替版を鑑賞してきました
俳優さんの口の動きにまで合っていて
全く違和感なかったです
特にアリエル役の声優さんは
伸びのある素敵な歌声で
とてもすてきでした
②CG
魚たちの動き
人形の髪、尾ひれを含めたCGは
目を見張るものがあります
有名な曲
「アンダー・ザ・シー」
と共に魚達が集うシーンは圧巻です
これだけでも
この映画を観る価値はあります
一方
暗いシーンについては
本当に暗くて動きがよく分からない部分がありました
コントラストを上げたくなる気分になりました
③ストーリー
お子様向けのためか
かなり単純明快です
分かりやすいので
何の予習も不要です
私的には
お父さんも
おばさんも
神様の割には
少し弱過ぎた気がします😅
④俳優陣
お父さんが一番かっこ良く
役に非常にマッチしていました
ハリー・ベイリーの歌声がものすごく良い
とのことなので
字幕版も機会があったら観てみたいです
⑤劇場については
公開初期・休日・昼間帯・吹替版
という条件が重なり
かなりお子様が多く
上映中かなり喋り声が聞こえました
上映後のポップコーンの床への散らばりも
ものすごかったです
映画を静かにじっくり観たい方は
観るタイミングを選ぶことをオススメします
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