ヴィーガンズ・ハムのレビュー・感想・評価
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ニクタベイコウ
ポスターやトレーラーを見た瞬間に行くことを決めた今作。B級映画好きにはたまらない作品でした。
肉屋を営む倦怠期の夫婦が、ヴィーガンを殺して、その人肉をハムにしたら謎に売れまくったというとんでも設定からスタートする作品です。
殺しのバリエーションはそこまで多くないですが、作中に出てくる殺人鬼のやり口と同様、同じ様な手段もしくは似ている手段で殺しをし続けるのでそこに乗ってかっています。お肉のことも考えてストレスがなんだかんだいいつつも、後半は遠慮なく殺しまくってるので死に設定になっていました。
旦那が後半謎に改心しようとしますが、奥さんは実際手を出していないので旦那に全部任せる鬼畜っぷりを見せつけたり、どの台詞も説得力が無いという珍事が起きていました、
テンポ良く人を殺し、自分の発言も無視していくストロングスタイルに惚れ惚れしました。もう少し盛り上がって欲しかったですが、十分に楽しめる一本でした。
鑑賞日 11/9
鑑賞時間 20:45〜22:13
座席 C-13
人肉は美味しいと思う
欧米ではビィーガンがトレンド。肉屋がビィーガンに襲撃されるんや〰️それってビィーガンあかんけど、肉屋もそれ以上に…。
食人族を思いだしたけど、理屈で言うと人肉は美味しいと思う。コワ😅
見なくても一生後悔しない映画だが、物好きは必見だ!
日本で言うと、園子温の映画に近いかもしれない。
…が、それなりにキャラを立たせて、ブラックコメディに仕上げている。
そして、この映画のテーマは、反ヴィーガンと言えるかもしれない。
ヴィーガンって何だということになると難しいのだが、なんだか潔癖な菜食主義者のことらしい。それをチャカして、牧場で草を食べている牛のように扱っているところは、なかなか際どくて、本当にヴィーガンに狙われかねないところがある。
期間限定なのでなかなか見にくいが、見なくても一生後悔することはないだろう。
しかし、物好きな映画ファンは必見だ。絶対に見た方がいい。
今年のB級映画大賞は、これで決まりだ!
#178
ウィニーを悔いる(食い)
お連れの方が、珍しく観たい観たいみたいを連呼するので渋谷の映画館のレイトショーに滑り込み。
一応ホラーというカテゴリーで国内公開されているものの、今作は去年の映画。
そして、ホラーというより、実際はコメディであり、食肉に対するアンチテーゼである。
肉を食うということ、狩るということは対象が違うだけで同じ意味なんだよ、と。
緩急のバランスの取れた演出、ちょうど良い役者の演技、全てを包み込むフランス語の雰囲気に、絶妙な音楽。
以前観たデリカテッセンを思い出した。
ああそうだ、あれも最初は肉屋のカニバリズム映画でしたねえ。
今作は中盤以降のノリノリで仮に出る夫婦の充実した日常をネイチャー番組で被せてくるところ。
テンポよく上手く演出している。
グロさは皆無で必要悪とでも言える空気感。
散々殺しまくった夫婦にせまる死の危機の方が緊張感があり、善悪の概念がひっくり返ってるのに気付かされる。
そして最後の「ウィニー」のセリフ。
結局ペースメーカーさえ出なければあの2人はごく普通に活動を続け、世の中からヴィーガンが一人一人と消えたところで世間は大して気にしないというアンチテーゼ。
上手くまとまり、読後感も妙な爽やかさがあるこの映画。
デートムービーとしては不向きでしょうが、バカ笑いしつつ、肉食を考えるきっかけとしては良い映画だと思う。
p.s. この映画を鑑賞前に渋谷の長岡生姜醤油ラーメンでたっぷりチャーシューを食べて鑑賞しました。
個人的に4D映画でした。
出かけるぞ。俺たちの信条だ。
チラシを見た時、もしかしたら緩めのホラーなのかと思ったが、完全なるブラックコメディだった。『Born to Be Wild』がかかると、むしろ爽快感さえ覚えてしまう。バカバカしいなら、このくらいバカバカしいほうがいい。
V パワー🥦 → 🥩🍖🥓
すごーく面白くて笑いっぱなしでした。血の色が美しかったり、野生の世界に心打たれたり、いろんな音楽全部良くてヨハン・シュトラウスの曲ではワルツの中で血まみれー!二人が幸せな想いでソファに並んで座ってテレビを見ている場面は、ちょっと時間が止まったような美しい映像でした。
妻がフランス映画「私は確信する」であの懸命で真面目な役をやっていた女優(マリナ・フォイス)とは!この映画では楽しそうでした。役の幅が広くてまさにプロ!コメディエンヌは上手い女優だからこそと思いました。肉屋が繁盛してから二人ともお洒落な服装になって仲良くなったのも良かった。ブラックユーモアも半端なく、セリフにしても看板にしてもドイツなら有り得ないか自虐、日本であればコンプライアンスでガチガチか意味分からず自粛するかすぐに謝罪かなっ!フランスってすごいなあ。「デリカテッセン」もフランス映画で同じ方向の肉屋さんでしたが昔が舞台の映画なのでVパワーはまだ存在してなかった。
ヴァンサンとソフィー、それぞれ異なる二人の優しさが愛おしい。
ワンちゃんは生ウィンナーが大好き
大きいフリにしっかりとしたオチのブラックコメディーで不謹慎笑いのオンパレード。ヴィーガンをここまでおちょくって大丈夫なの?
ごめんなさい、肉食派なので笑っちゃいました。
肉屋夫婦も殺しに慣れてくると、肉食獣のようにムダのない動きで獲物を仕留めちゃいます。サバンナの猛獣の姿がカットインされて、遊び心いっぱい。
このブラックな物語、ヴィーガンの人達の耳に入らないことを願うばかりです。
今回は邦題の勝ち。
これはなかなか楽しいぞ!
真面目で臆病な肉屋の亭主とシリアルキラーマニアの妻、この2人がいかにしてビーガン専門の殺人鬼になったのかというフランスのお話。映像が凝ってるとか、エフェクトが、、、とかそういうの全く無し。
しかし面白い!
クラシック聞かせたり、ドングリ食わせたりすると肉質に影響ある様なのでビーガンの肉はさぞや美味いのでしょう、その発想が素晴らしい。
出来れば知らずに食べてみたいです、マジでそう思った。
最高に美味い肉は「神戸」!
日本の誇り。
VS V POWER!
肉に拘り過ぎて経営難の町の精肉店で、間違えて売ったイラン豚が大評判になる話。
経営難+離婚危機のパスカル精肉店がヴィーガン軍団に襲撃された後日、たまたま見かけた犯人を轢いてしまい巻き起こって行くストーリー。
娘の彼氏の主張然り、ピークの生類憐れみの令レベルのことを言うと矛盾だらけであることを笑いにしてしまうとかなかなか挑戦的だし、まさかの黄色い熊ネタとかをこんな作品に織りこんで大丈夫ですか?w
ヘタしたら集団でクールー病ですよ!
最初は戸惑う主人公と強気な猟奇殺人ネタが大好きな嫁と、旨いだけじゃなくて仕事が上手く回る喜びを知ってウッハウハの野生の王国。
そしてオチもなかなかキレイなまとめ。
生理的に受け付けない方には申し訳ないけれど、カニバを題材にしたブラックコメディはやっぱり面白かった。
神戸は最高!!
ヴィーガン達に店を荒らされた倦怠期肉屋夫婦が、ついつい◯害してしまったヴィーガンをハムにしたところ、店の命運を変える大ヒット商品となり・・・といった物語。
ギリギリを攻めたブラックコメディ作品。
優しいけど優柔不断なダンナと、犯罪者マニア(⁉)の奥さんのコンビが織りなす物語は終始笑えます。
食べれば美味しいし証拠隠滅になるしで一石二鳥‼奥さんのサイコパス知識が随所で役立つ。イラン豚を見つける度目をランランとさせるのが不気味で笑えるw
ダンナさん、後半にはどの口が言ってんのの連発だし、ストレスはダメっていう設定はどこへ?wポンポンやりますやんw
まぁコメディ作品なのでこれくらいのツッコミ所は寧ろ歓迎ですかね(笑)
また、イラン豚の虜になったお巡りさんもナイスキャラ。事件現場でニコニコと料理の話始めるなやwめちゃくちゃ料理愛が伝わってくるw
とにかく、最初から最後まで笑えるポイントたっぷりの破茶滅茶ぶりだし、それでいて映画作品としても、序盤の展開が後半にしっかり活かされるなど見応えもあるしで、とても面白かった。
因みにワタクシ、夜ご飯にちょくちょくハムを買うのですが、ちょっと今日はいつもと違う味がした気がしたw
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