「関係性に誤解した友情」ペルシャン・レッスン 戦場の教室 Naoko Saitohさんの映画レビュー(感想・評価)
関係性に誤解した友情
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ナチスの収容所という設定が特殊すぎて、身近に置き換えることが難しいかも。
けど何年もペルシャ語らしきものを教えてもらい、自分は庇護を与え、全能の立場から友情を築けたと思えるクラウスの傲慢さよ。こういう男の人いる。仕事以上の間柄になれたと勝手に思い込む人。それ違いますから、あなたが権力持ってるだけですから。
ラスト、ベルギーの偽造パスポートでイラン入国できなかった彼の末路は気になるが、そうやって命懸けで逃げたユダヤ人のことに想いを馳せただろうか。ないな。
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