奈落のマイホームのレビュー・感想・評価
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「タワー・オブ・テラー」の500m
夢の我が家が1分間で500m
奈落の底へ何度も落ちる。
ディザスタームービーとして
(私の時代ではパニック映画)
ハリウッド級の金の賭け方をしつつ
韓国映画にありがちなコミカルに演出。
このコミカルに体が慣れてきた頃に事件は起きるし
そのに慣れてきた時に今度は
「アルマゲドン」「新感染」的に泣かせてもらう。
ツッコミどころはこのクラスには付き物なので
いちいち拾わない。って言いたくなるくらい
パニック映画として良質な作品。
素直にお勧めしたい!
アイデアを形にする力
思わず声を出して笑ってしまった
題名に惹かれレビューを読んで、休みの日(平日)に観に行きました。会場はパラパラ。平日だし夕方だし・・仕方ないですね、空いてる方が私的には良いけど。
映画は最初は変な隣人が居てどうなるの?程度の感じでしたが、マンションが落ち始めたら、深刻なのにその反応に思わず笑えてしまいました。シリアスなシーンはかなり怖いけど、家族愛の強さも感じたりして、良い感じで観終わりました。ずっと退屈せず観られました。
パニック映画?コメディ映画?でも好きだな。
シンクホールサバイバル
ネタは面白かった。
パニックに次ぐパニックまさに!
皆さん色々な感想だが、私は○
思った以上にコメディ、楽しかったです。
超笑えるスリラー
お金も時間も十分に元が採れましたけど。
公開直後のせいか、ここの評価の平均点は高くなかったけど、前から気になっていた粗筋&出演者陣だったので気楽に見に行きました。
結論から言うと、見に行って正解でした。
難しいことは考えず、まさかまさかの連続に翻弄されるのがひたすら心地よく、後半になればなるほど客席の笑いも大きくなり、一人で見ていても楽しく満足しました。
映画好きの友人にもお薦めするつもりです!
個人的には11月2週の対抗作かな。迷ったらぜひ劇場へ。
今年324本目(合計599本目/今月(2022年11月度)11本目)。
今週は「すずめの戸締り」が押し押しで来ているので、公開されている映画が「正当に」評価されないのではないか…と危惧している一人です。
そうならないように、「ある程度は配慮するが」他の作品がほとんど見られないようなほど詰めるのは…。どうなのだろう…。
といっても、ここでその話をしても仕方がないので。
さてさて、こちらの作品。
まぁ、「ローンを組んで返していく」といいつつ穴の中に落ちてしまうので、(日本民法でいう)抵当権の扱いはどうするんだとか、この手抜き工事した会社は訴えられないの?とか何とかという論点は出るんですが、この映画、コメディに大半寄せたほうでそういった法律ワードは一切飛んでこないです。まぁ飛ばさないのにこっちが(積極的に)飛ばすのもどうかなと思うので、法律上怪しいかなぁという点は「基本的には」飛ばします(明確に説明不足等は別として)。
まぁ正直、「すずめ~」に押されて本数が少ないのがさみしいところです。良い作品なのにね。
借金もしてやっと購入した家は実は欠陥工事で作られていたもので日に日にあっちこっち地割れができるようになりました。ある日、耐えきれなくなったのか穴ができてそこに「マイホーム」ごと落ちてしまう、という「んなネタな事象なわけないだろ」と思いつつ、(他の方がふれられていた)日本の博多の例の事件の写真をみて「あるのかなぁ」…と思ったり、いろいろ。
さてさて、そんな中では基本的に「動かず救助を待つ」のが普通ですが、人というのはどうしても動かないと我慢ができないようで。あちらこちら移動しているんですよね。そのため、もともと穴におちたときの「角度」が好条件だったのに悪化してしまい、さらに状況がおかしくなってしまいます。
この穴は重さに耐えきれなくなってできた穴なので自然現象の影響をもろに受けます。雨の日は雨、雪の日は雪であるように、です。また、一度は警察が探索を試みますがあまり良い結果ではなかったこと、また、どうも「当座をしのげそうなほどの食べ物」が地下側にあまりなかったことなどもあって、「この救助劇、どうなる?」という趣旨の映画です。
実はいろいろなところにヒント描写があり、このヒント描写をどこまで拾えるかが大きいかなというところです。結構小さい(小さくうつっている、扱いが少ない)ヒントがこっそりあとからの「すごいヒントでした」ということもありますので、見るときには細かい点細かい点に全部着目しましょう。
やっぱりどうやって最終的に脱出したのか…とかはやっぱりネタバレになっちゃいますよね。
この映画は「サバイバルスリラーもの」という扱いのようですが、「緊急事態においては人は助け合って生きていかなきゃいけない、我慢しあえることは我慢して救助を待たなきゃいけない」というよく言われることをちゃんと(リアルで大地震など、ここまで極端ではないにせよ、起きたら)実行できますか?という意味においては、若干の「教育色」も感じたくらいです。
今週の韓国映画の中では一押しできるかなというところです。
ストーリーの展開がわかりやすいので、韓国映画がはじめて、数回という方にもおすすめできます。
減点対象は特に見出しにくいので、フルスコアにしています。
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(▼参考/映画内で「119番!」といっているところ)
・ この部分は日本、韓国共通の番号です(つまり、消防救急が来る)。一方、110といえば日本では「警察」ですが、韓国の「警察」は112番です。
そして韓国には「子供・お年寄りの虐待を発見したときの相談先」が110番なのです。
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コメディーに振り切ってしまってもよかったのでは?
韓国の不動産事情や住宅制度、あるいはシンクホールの問題などを糾弾したり風刺するような社会派の側面もあるのかと思っていたが、完全な娯楽作品となっていて、ある意味、いさぎよい。
コメディータッチでドタバタな前半と、シリアスでサスペンスフルな後半とで、映画のトーンと登場人物のキャラクターがこれだけ変調する映画も珍しいのではないか?
特に、最初は嫌な奴で、どこの店に行ってもそこにいることで笑わせてくれるマンションの隣人が、終盤、英雄的な活躍をする姿は感動的ですらある。
ただし、全体的にテンポが悪いし、深さ500mのシンクホールにも、それを水で満たしてしまう豪雨にもリアリティーの欠片もなく、そのくせ、必然性の感じられない犠牲者が出るなど、コメディーとシリアスのバランスも悪い。
どうせ荒唐無稽な話ならば、最初から最後までコメディーに振り切ってしまってもよかったのではないだろうか?
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