「2回観て良かったと、心から思った作品でした。」少女は卒業しない The_Winnieさんの映画レビュー(感想・評価)
2回観て良かったと、心から思った作品でした。
卒業後に廃校予定の高校に通う、4人の高校3年生の女生徒の、卒業までの2日間の高校生活に焦点を当てて描いた作品です。
4人の女生徒の仲良しグループの交流では無く、女生徒の個人個人の高校生活の人間模様や高校生活に対する想いが、スクリーン通じて伝わってきました。
実は、私は、この映画を最初に観たとき、ストーリーの展開が良く分かりませんでしたが、強い印象が残ったので、日をおいて、再度、観ました。
この映画の女生徒のように、「卒業なんか無ければ、ずっと楽しいままで居られる。」と思っている高校生は、多いかもしれません。
正方形の小型のパンフレットには、スナップ写真、登場人物の相関関係、主演女優や監督、そして原作者の作品に対する想い、出演者から自分が演じたキャラクターへの寄せ書き、「山城まなみ」が読んだ答辞など盛り沢山の内容で、パンフレットというよりも、この作品のアルバムのような印象です。
2回観て良かったと、心から思った作品でした。
原作の小説も購入したので、じっくり読もうと思います。
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