FALL フォールのレビュー・感想・評価
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これは映画館で観たかった
レンタルで観ました。おもったより面白かった。だから映画館で観たらもっと面白かったはずだ。絶対ハラハラ、ドキドキが止まらなかったはず。多分、手汗が凄かったはず。
ツッコミ所は沢山あるけど、低予算で良い映画が作れる見本の様な映画です。映画ってこういう作品があるからやめられないのだよな。
見てて怖かった
地上600mの生死をかけたサバイバル
妻が面白い作品と言っていたので家族で鑑賞。
内容としては、地上600mの超高層のテレビ塔に残された、2人の女性の運命が描かれた映画となっている。
この作品、物語の描き方がとても上手いと思いました。
先ず目的地へ行く前に、トラックとの事故に遭いそうになったり、まだ息がある動物が鳥に食べられていたりと、これから不吉な事が起こるかのような演出。
そして、老朽化した600mもある超高層テレビ塔を登っていくシーンでは、梯子に足をかけたところ梯子の踏さんが外れたり、梯子を止めている錆びれたネジが取れて落ちていくなど、不安が高まるような要素を取り入れる構成はさすが。
私自身、高所恐怖症でもあるため地上600mの高さの臨場感はハンパなく、鑑賞してて腰から力が抜けるような感じや、手の平に汗が出てハラハラドキドキしてて、見終わった後は体全体が脱力感に襲われました😅
そして単なるサバイバル要素だけではなく、取り残された2人の間にある秘密(主人公の友人であるハンターが抱えているもの)も明らかになるなど、最後の最後まで楽しめた作品でした。
価値観の違いを見た
いかにも欧米人的価値観を全面に出した作品
思い描いた通りのストーリー展開
加えて、決して曲げようとしない価値観
日本の場合、必ずあるのが「教訓」
それがないのが欧米人的価値観
それでも「絶対正しい」という概念
少し話はズレるが、
昨今日本で問題となっている外国人コミュニティ
ほぼすべての外国人が自国の概念を持ち込み、その習慣に妥協せず、日本人の習慣やルールに妥協を求めている。
例えばイスラム圏民族の埋葬
彼らは宗教上決して火葬しない。
土葬は日本で禁じられいるが、足利市などの数か所ですでに土葬が始まっている事実がある。マスコミは決して伝えない。
他人には妥協を求め、自分は決して妥協しない。
この精神はある意味立派だが、この作品全体が見せているものこそ、このような概念に思えてならない。
ベッキーは最後救助されるが、純粋に生き延びたことだけがクローズアップされ、彼女らの行為そのものの是非について問いかけることはなく、逆に最後のナレーションが伝えていることは「人生の尊さと一瞬一瞬生きるべき」などと言って、彼女らの正義を強く主張している。
この作品は欧米人のための欧米人的作品だと思う。
すべての国の習慣など知らないが、この作品の主張に疑問を持つ民族は驚くほど少ないのかもしれない。
さて、
価値観の違いはこのくらいにして、作品そのものを見ると、
プロットの作り方は見事だ。
伏線も素晴らしい。
実はハンターは死んでいたという大どんでん返しも素晴らしかった。
絶体絶命
鉄柱にかけてあった60Mあったはしごはすべて壊れて落下してしまった。
どうやってこの事態を潜り抜けることができるか?
つまり、鉄柱部分をクリアすれば、鉄塔部分の600m分のはしごは残っている。
ザイルを鉄柱に回しかけ、両端に輪っかを作って手首を通し、ヤシの木を上ったり下りたりする要領で鉄塔まで行く。たった15mのザイルしかないので一人しか使えないが、この手を使わなかったのは疑問が残った。
しかし、
女性二人という設定こそ、不可能だと思い込ませておきながら「やればできる」感を最大に発揮するのだろう。
落下したリュックを取りに行くというハンターの判断も行動力も並み外れているし、充電時間ずっとポールにしがみついてなどいれるはずがないと思ってしまう。
そもそも航空機用のライトの電力仕様は一般家庭仕様であるはずがない。
と、どうしても突っ込みを入れてしまいたくなるが、
この作品のスリル感は一流だ。
否めない価値観の違い。
それでもそれを主張する強さ。
それが彼ら欧米人が「選択すべき」と考えている絶対的価値観なのだろう。
2023年の現代で、ここまで強い主張をする彼らの生き方もまた、一つの在り様なのだろう。
日本人には決して作れない。
その対極を見せてくれたことには価値があった。
自業自得
塔に取り残された経緯はもうその一言に尽きる。
主人公の素直で常識人な性格は好感が持てますが、
友人のハンターの自己中心的過ぎる行動にムカムカしてきます。
動画配信の映えの為に立入禁止区域に入るし、
スマホに夢中で危うく交通事故に遭いそうになっても、やばー!ってはしゃいで喜んでるし、
梯子が壊れた元凶もハンターの悪ふざけ。
挙げ句主人公の夫と浮気までしていたという始末。
ロクな事をしていない。
人生はあまりに短いから一瞬一瞬を噛み締めて、と少しは良い事を言っていたけれど、自分勝手な生き方で人に迷惑を掛けてまで人生を欲望のままに謳歌するのは違うと思う。
塔の頂上に行くまでは割とワクワクしながら観ていましたが、後半のプロットはガバガバな印象。
唐突に都合よく出てくる幻覚って何?笑
そもそも「クライミングで夫を亡くした悲しみから立ち直らせる為にクライミングに誘う」というあらすじもどうなんだと突っ込みたい。
良い所は映像の迫力かな。
どうやって撮影したんだろう?と気になってしまった。
高所恐怖症の人が観たら結構怖いかもしれない。
惹きつけられる!
何となくオススメに出てきたので鑑賞。観ていくうちにスピーディーな展開に引き込まれました。
ハンターの無茶ぶりから始まった鉄塔登り、、普通じゃ有り得ん。傷心のベッキーには荒治療すぎる、、けど今後の展開で皮肉にも良くも悪くも緊急事態でベッキーが勇敢と化すという、、。
ハンターの実は亡くなってたくだりには驚いた、、貸せないよ私の靴、ここにはないから。ゾワー、急にホラー展開!? かと思ったら幻覚。
二人も大事な人失くして極限状態からの救出。
地上600メートル上で繰り広げられる友情、愛憎、スランプ、死、大分コンパクトにまとめてハラハラさせられました。ハンターがリュックの所で落下するシーンはまた見直しして伏線確認しました〜 なかなか面白かったです。
手汗
2流
気力でしか生きられない
昨今の迷惑YouTuberみたいな友達に巻き込まれて、地上600mに取り残される映画
足裏がゾワゾワして新感覚な映画でした。
後半主人公が幻想を見ているって設定は好きでしたね
スマホも電波がない、ドローンもダメ
友人は死に残されたのは己のスマホだけ
それを友人の遺体に入れ込んで衝撃を防ぐとはいえ、地上600mから落とされて友人は粉々になり本当にスマホは大丈夫だったのか?と現実味がない所も。。
でも暑い日にヒヤッとしたいなら見てみる価値はあると思います!
ボロ泣きした
伏線回収が上手すぎる!
ハンターが落下死したとは予想もしなかった。
靴を貸してくれなかったのは別の理由があるのかな、と見当違いでした...笑
ベッキーは幻覚を見ており実はハンターは死んでいた、という部分はボロ泣き...
頂上の足場でハゲタカにハンターが襲われる悪夢が伏線だったのは感服です。
TV塔に登る理由だけ違和感がありましたが、本当に面白かったです!
シャー芯
遠くから見ても近くから見てもシャー芯にしか見えない高い塔。
エッフェル塔…
しかも建て壊し予定。
普通の廃村とかでも倒壊の恐れがあるので入ってはいけません。
しかも、そのシャー芯に…
トラウマって人によってなかなか克服できるものではない。特に人の死が絡んだ場合。
事故を起こした人は車に乗れなくなったり、溺れたことがある人は洗面器にすら顔をつけられないとか。
シャー芯に登ろうぜ!とか荒療治が過ぎる。
これだからバズり目的のパリピ配信者はよう!とか思うが、夫の死を克服するため主人公のベッキーも決意。
また、相棒のハンターも乗せ上手なんだな。
彼女は刺激を求めて旅を続けるが「生きている一瞬を噛み締めて欲しい」的ななんか良い言葉と壊れかけシャー芯に登る軽率な行為はかなりダブスタだろう。
生きている一瞬は安全なところ大切な人と良い思い出を作れば良いと思う。
ギリギリの命のやり取りで生を感じる人もたくさんいるが、私には無理。
頭頂後の片手で捕まって上から写真撮るのはまるで落ちていく様のよう。
シャー芯を登るのに赤いコンバースは向いてない。あれは滑る。ハイカットを履いていたのは足首のタトゥーを隠す為だったのかも。
しかし、ハンターには彼女はやはり負い目があるのだ。
本気でベッキーを克服させようと本気で励ます。もう励ましがウザいよ。
寄り添って座っていた2人が、浮気の発覚後に背中合わせになる。そして無言の圧と深まる負い目でハンターは決死のカバン取りを実行。「落ちたらいい気味と思うでしょ」
しかし、ベッキーは一度落ちたように見えたハンターに夫と親友を亡くしてしまった様な絶望を感じる。
そして、生還した彼女と再び寄り添い合い励まし合い困難に立ち向かう。
序盤からほぼ全ての事が伏線になってて見事に回収してるのはとても良かった。特に結婚の証である指輪、プロレスの話、動画を見るのも夫から父親に変化するところが好き。
電球充電のライフハック的なやつはどこでも使えるのかしら。
最後のハンターの死体を挟んだハゲワシとベッキーの睨み合いがベッキーの生への力強い思いをヒシヒシと味わえた。
やはり、人は食べて力をつける動物なんだな〜
映画館で映画を観る時はスマホを飛行機モードにしてるのだけど、あれってアラームは鳴るんだよね。
過去1度やったことがあったので、今作のアラーム音聞いてめっちゃビビった。
今のスマホって同じ音がするから、ライン電話の音とか流れた時、え?!私切り忘れた?!!って下手なホラーより怖い思いをする。
あと、音切っててもSiriさんは反応するそうで、コナンくんの映画のなんかのセリフで観客席のSiriさんが反応したって記事みて少し笑った。
スリルと教訓が詰まった超高層サスペンス
「フォール」は、息をのむようなスリルと緊張感あふれるサバイバルストーリーを提供してくれる作品です。地上600メートルという途方もない高さの鉄塔を舞台に、二人の若い女性の壮絶な生存劇が繰り広げられます。
主演のグレイス・フルトンとバージニア・ガードナーの演技は秀逸で、観客を物語の中に引き込みます。彼女たちが演じるベッキーとハンターの友情と、絶体絶命の状況下での葛藤が、リアリティを持って描かれています。
映像美も見事です。めまいがするほどの高さからの眺めは、私の心臓を高鳴らせました。老朽化した鉄塔の不安定さも、巧みな演出で伝わってきます。
この映画は単なるスリラーではありません。準備の大切さやリスク管理の重要性など、日常生活にも通じる教訓を含んでいます。また、主人公の心の傷と向き合う過程も、物語に深みを与えています。
個人的には、高所が好きな方ですが、この映画の緊張感は私でさえ耐え難いものでした。途中で一時停止を繰り返しながら、なんとか最後まで見終えることができました。
「フォール」は、スリルを求める方はもちろん、人間の強さと弱さを探求したい方にもおすすめの作品です。ただし、高所恐怖症の方は注意が必要かもしれません。映画館の大スクリーンで観ると、さらに没入感が増すことでしょうね。私AmazonプライムビデオでTVモニタで視聴しました笑
気分が悪くなりました
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