FALL フォールのレビュー・感想・評価
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シャー芯
遠くから見ても近くから見てもシャー芯にしか見えない高い塔。
エッフェル塔…
しかも建て壊し予定。
普通の廃村とかでも倒壊の恐れがあるので入ってはいけません。
しかも、そのシャー芯に…
トラウマって人によってなかなか克服できるものではない。特に人の死が絡んだ場合。
事故を起こした人は車に乗れなくなったり、溺れたことがある人は洗面器にすら顔をつけられないとか。
シャー芯に登ろうぜ!とか荒療治が過ぎる。
これだからバズり目的のパリピ配信者はよう!とか思うが、夫の死を克服するため主人公のベッキーも決意。
また、相棒のハンターも乗せ上手なんだな。
彼女は刺激を求めて旅を続けるが「生きている一瞬を噛み締めて欲しい」的ななんか良い言葉と壊れかけシャー芯に登る軽率な行為はかなりダブスタだろう。
生きている一瞬は安全なところ大切な人と良い思い出を作れば良いと思う。
ギリギリの命のやり取りで生を感じる人もたくさんいるが、私には無理。
頭頂後の片手で捕まって上から写真撮るのはまるで落ちていく様のよう。
シャー芯を登るのに赤いコンバースは向いてない。あれは滑る。ハイカットを履いていたのは足首のタトゥーを隠す為だったのかも。
しかし、ハンターには彼女はやはり負い目があるのだ。
本気でベッキーを克服させようと本気で励ます。もう励ましがウザいよ。
寄り添って座っていた2人が、浮気の発覚後に背中合わせになる。そして無言の圧と深まる負い目でハンターは決死のカバン取りを実行。「落ちたらいい気味と思うでしょ」
しかし、ベッキーは一度落ちたように見えたハンターに夫と親友を亡くしてしまった様な絶望を感じる。
そして、生還した彼女と再び寄り添い合い励まし合い困難に立ち向かう。
序盤からほぼ全ての事が伏線になってて見事に回収してるのはとても良かった。特に結婚の証である指輪、プロレスの話、動画を見るのも夫から父親に変化するところが好き。
電球充電のライフハック的なやつはどこでも使えるのかしら。
最後のハンターの死体を挟んだハゲワシとベッキーの睨み合いがベッキーの生への力強い思いをヒシヒシと味わえた。
やはり、人は食べて力をつける動物なんだな〜
映画館で映画を観る時はスマホを飛行機モードにしてるのだけど、あれってアラームは鳴るんだよね。
過去1度やったことがあったので、今作のアラーム音聞いてめっちゃビビった。
今のスマホって同じ音がするから、ライン電話の音とか流れた時、え?!私切り忘れた?!!って下手なホラーより怖い思いをする。
あと、音切っててもSiriさんは反応するそうで、コナンくんの映画のなんかのセリフで観客席のSiriさんが反応したって記事みて少し笑った。
スリルと教訓が詰まった超高層サスペンス
「フォール」は、息をのむようなスリルと緊張感あふれるサバイバルストーリーを提供してくれる作品です。地上600メートルという途方もない高さの鉄塔を舞台に、二人の若い女性の壮絶な生存劇が繰り広げられます。
主演のグレイス・フルトンとバージニア・ガードナーの演技は秀逸で、観客を物語の中に引き込みます。彼女たちが演じるベッキーとハンターの友情と、絶体絶命の状況下での葛藤が、リアリティを持って描かれています。
映像美も見事です。めまいがするほどの高さからの眺めは、私の心臓を高鳴らせました。老朽化した鉄塔の不安定さも、巧みな演出で伝わってきます。
この映画は単なるスリラーではありません。準備の大切さやリスク管理の重要性など、日常生活にも通じる教訓を含んでいます。また、主人公の心の傷と向き合う過程も、物語に深みを与えています。
個人的には、高所が好きな方ですが、この映画の緊張感は私でさえ耐え難いものでした。途中で一時停止を繰り返しながら、なんとか最後まで見終えることができました。
「フォール」は、スリルを求める方はもちろん、人間の強さと弱さを探求したい方にもおすすめの作品です。ただし、高所恐怖症の方は注意が必要かもしれません。映画館の大スクリーンで観ると、さらに没入感が増すことでしょうね。私AmazonプライムビデオでTVモニタで視聴しました笑
気分が悪くなりました
テレビで見てもドキドキ・・・高所恐怖症の人は見てはダメ
以前から気になっていてAmazonPrime Videoで視聴。
600mの鉄塔に取り残されるシチュエーションの、シンプルさがとても良い。
そこに行くまでの理由付も、まぁ今時の若者の思考として説得力有ると思います。シチュエーションやシナリオなどが、複雑な映画がありますが、そういう作品は映画を見つつも頭の中でいろいろ考えたりするので、今作品のようなシンプルな設定にすることで、画力(えぢから)がドーンと伝わってきます。
シンプルが故に、画像のインパクトが凄く映画館向けの作品だなぁとは思うのですが、それ故にちょっと、個人的には無理。テレビで見ていてもドキドキハラハラです。劇場鑑賞は無理です。
ネットで詳しく調べていないのですが、どうやって撮影をしたのか・・・そもそも舞台となるあの古びたテレビ塔は現存するのか???
CGやブルースクリーンは利用しているのでしょうけど、カメラワークが凄かったです。
大筋は見る前から知っていましたが、「どうしてテレビ塔へ昇ったのか? どうやって取り残されたのか? 結果的には帰ってこられたのか? それはどうやって?」が疑問であり、2時間も持たせられるのか?と思っていたのですが、あっという間の2時間でした。
久し振りに画面見ながら「マヂか!!!」「えぇ!!!ヤバい!ヤバい!」と声を上げてしまいました。
ただ、不思議な感想なのですが残された二人に対して「無事帰れるように」という応援の気持はありつつも、二人のキャラへの感情移入までは出来ませんでした。(特にハンターには・・・それと旦那よ・・・・)
余談ですが主役の一人ベッキーが「仲里依紗に似ているよなぁ」としみじみ思いながらみていました。そしてシチュエーション的に警察に「ベッキー、ハンターのこと殺したんじゃね?」と疑られてしまう可能性あるよなぁ~ともチラッと思いました。
俺もストーン・コールド大好き♪ そして、人生は短いに同感。
ワンシチュエーション物の最高傑作!
映画館で観た方が絶対楽しかっただろうな〜とは思いますが、配信で観た僕でも、ハシゴが外れるシーンとかはドキドキして、観てられなかった位には没入してしまいました。
勿論、主人公や悪友ハンターのドラマが弱いとか、主人公の夫や父への心情変化が御都合過ぎるなとは思います。
ですが、伏線のはりかたや回収の仕方もしっかりしていて、撮影や見せ方が上手く、かなり満足出来る作品でした。
そして、バックを撮りに行くあたりから、ハンターが怪我したせいではあるとしても、全てを主人公がやるし、ハンターは全然眠くなって変だなと思っていたので、最後のネタばらしは少しだけ予想してましたが、ネタバラシのタイミングや描き方が上手く、ちゃんとビックリしました!
70点満点で80点取ってるような佳作でしたし、オープンウォーターやフローズン等のワンシュチュエーションモノの中では、最高傑作だと思います。
サバイバルスリラーとしては面白かったが
高さ600mの鉄塔での日々は怖いし、登るまでの過程も手に汗握るものがあったが、親友の不倫バレや激を飛ばしているんだろうが無理矢理押し付けてるようにも捉えられる言葉(洋画でよくあることだが視聴日は気分が乗らなかった)、鉄塔での会話で夫との思い出が汚されていくことが多く辛い。
親友が良い人ではあるんだろうけど、イカレてるので事ある毎に自分の中の常識が顔出して苛つかせる。
主人公が夫の死から立ち直って精神的に強くなるのは良いが、色々聞いて結局パパが正しかったといって夫を下げてしまっているのはあまり好きではなかった。1年間酒浸りになるほど好きだったのにね。気持ちはわかるけど。
それとリアルに近いうち撤去されると知っているあの高さのハシゴで冗談でもガタつかされたらブチギレる気がする…笑
総評としてはスリラー要素はかなり良いが、人間模様や親友の行動に難ありと言ったところ。
私には合わなかった。
展開の読める単調な映画
ストーリーは単純で、クライミングで夫を無くし、落ち込んでいる主人公が、自分を取り戻すために友人と危険なクライミングをして、痛い目に遭う映画。
結局、主人公は友人の命を引き換えに、人生での大切なものを知る的な感じです。
人生は短い、適者生存、鷲がキーワードになっています。
単調、単純すぎて、映画にする必要があったのか、、、
ハラハラドキドキ感満載だが、考えさせられる作品
CSで録画視聴。
予告編を観て映画館で観たかったが、見逃してしまった。しかし、まさかCSで観れるとは。
色々、考えさせられた作品だった。ハラハラドキドキ感満載だったが、もし自分があの場面にいたらと想像して観た。怖かったが、以外と面白かった。
ラストシーンは我々観客への問いかけか?
やめておけ!
ハラハラドキドキともやもや
パニック映画かなと軽い気持ちで鑑賞。
初っ端から友達の思考回路に理解出来ず。事故死した夫を受け入れられない主人公のために、何故立ち入り禁止の今にも壊れそうな塔に登ろうって言ったのか?そしてそこで夫と浮気してたこと言うのか?
もうもやもやずっと!!
わざとハシゴでぶざけたり、死にたいの?
主人公の生きたいという精神と体力はみごたえあったし本当によく頑張った!
ラストお父さんと分かり合えてよかったけど、夫最低だなが最後に残った。
多分映画館では無理だった
スリルを楽しみたい時に
侮ってはいけない
評価が意外に(?)高いのでとりあえず観てみるかという感覚であり、ちょっと失礼な話だが観る前も「まあそれなりの映画かな」と勝手に想像していた。ところがいざ始まってみるとなかなか面白いではないか。傑作とまではいかなくともいわゆるワンシチュエーションものとしては非常に出来ていると思う。
ストーリーも多少荒っぽい展開ではあるが破綻する事もなく適度にまとまっている。亡くなった旦那との微妙な関係性や心配する父との衝突、一緒に上る友人ハンターとの不倫トラブルなど様々な感情エッセンスを散りばめつつ、何と言っても極端な「高所」という誰にでも分かりやすい決定的なシチュエーションによって観る側は常に居心地の悪さと強い緊張感を強いられ、安心感を持つ余裕を一切与えてもらえないのだ。だから結果的に我々も塔の上に居る彼女らと同じ気持ちを味わう事になる。まさしくこの臨場感こそがワンシチュエーションものの醍醐味と言えるだろう。そういう意味でもこの作品はシンプルながら実に良く出来ており、評価が高いのも頷ける。だいぶ前に公衆電話を舞台にした「フォーン・ブース」というワンシチュエーションものの映画があったが、それに通ずる面白さだったのではないかと思う。ヒッチコック「裏窓」なども有名だが、ワンシチュエーションものって実は定期的に良作が出るのかも知れない。
またこの作品いかにもB級っぽい雰囲気の中で実は細かい作り込みも上手くて、特に終盤でハンターがすでに死んでいるという事実を受け入れたくなかったベッキーが勝手に妄想していた、というくだりなどは秀逸だったと思う。途中でベッキーが悪夢を見ては我に返るという「伏線」をあえて何度も刷り込んでおいて、そこから終盤にハンターとの何気ない会話の途中という状況からの「実は独りぼっちだった」という衝撃の展開と見せ方。これにはまんまとやられた。やっぱり「見せ方」って本当に大事だよなあ、と改めて感じるのだった。
映画「ジョーカー」でも主人公のアーサーが同じアパートに住むソフィーに恋をして恋愛に発展し恋人になる。そしてそこからの「全てがアーサーの妄想だった」という衝撃。この時はクラッとするほど怖かったが(笑)、それに匹敵する上手さだったのではないか。
あと「人生は短い」など意外にメッセージ性もあったりして、作品のクオリティに合った軽さ具合(?)も丁度良かったのではないだろうか。(一応ほめてます)
しかしそれにしても「高所」って問答無用に怖いよね。
中途半端なホラーよりよっぽどスリリング。それも無条件に。
あの高所の状況が始まってからソファで何度座り直した事か(笑)
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