デュアルのレビュー・感想・評価
全25件中、1~20件目を表示
シュールなSFブラックコメディであって、アクション映画ではない。
「クローンとそのオリジナルである女性の生き残りをかけた死闘を描いたSFサスペンス」という説明文は、ちょっとだけ正しくて、ほとんど間違っている。クローンとオリジナルが生き残りをかけて決闘する、という設定は物語の核として存在はするが、本筋は決闘ではない。ネタバレ設定にしたから安心して書くが、クライマックスは決闘じゃないし、そもそもアクション映画ですらない。カレン・ギランにわりとアクションのイメージが付いているからこその宣伝側の意図的なミスリードだろう。
じゃあなんの映画かというと、恋人や毒親に主体性を奪われてきた女性が、自分のクローンと殺し合うハメになるシュールなブラックコメディであり、決闘のために訓練を積む過程で、自分自身を獲得していく物語でもある。
その前提で観れば(というかその前提で観る以外に想像がつかないが)、もう最初からヘンテコでや面白いシーンしかなく、面白ネタが多すぎて全部覚えていられないのがもどかしい。しかもときおりリアルな感触に触れてゾッとする瞬間が訪れるので、本当に油断ならない。あと、戦闘術を教えてくれるコーチをアーロン・ポールが演じているのだが、このキャラが『トップガン マーヴェリック』のトム・クルーズを軽々と超えてくる名コーチっぷりであり、好きにならずにいられないので本当におすすめ。
紋切り型と思わせ、型破りな展開。カレン・ギランの貴重な主演作
「ジュマンジ」シリーズで身体能力の高さとコメディエンヌの片鱗も見せたカレン・ギラン。主演作を心待ちにしていたら、今年は3月日本公開の「ガンパウダー・ミルクシェイク」、そして本作「デュアル」と続き、ファンとして嬉しい限りだ。
死期の迫った人が家族やパートナーのために、自身のクローンを作って“継承者”とするプログラムが制度化されている近未来。ただし、オリジナルとクローンがずっと共存することは認められず、クローンが廃棄を拒んだ場合は公開の場で決闘となる。
予告編や当サイトの解説でも明かされているように、主人公のサラは重い病を患い継承者を作るが、その後奇跡的に完治し、クローンとの決闘を余儀なくされる。実際、本編の3分の2くらいまでは予告編の通りに進むので、事前情報がやや多すぎなのだが、終盤の30分は話が意外な方に向かって驚かされるはずだ。
本人とクローンが対決する話はウィル・スミス主演の「ジェミニマン」が記憶に新しいし、ドッペルゲンガー的な存在と死の予感という文脈では、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの原作小説をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した「複製された男」や、ジョーダン・ピール監督の「アス」などが思い浮かぶ。冒頭のスタジアムで観客が見守る中、武器を与えられて決闘に臨むシーンは、「ハンガー・ゲーム」を想起させもする。
監督のライリー・スターンズは現在36歳でこれが長編3作目。メアリー・エリザベス・ウィンステッドの前夫でもある(ちなみにウィンステッドはその後ユアン・マクレガーと結婚した)。紋切り型のSFサバイバルアクションかと思わせて、生者と故人のアイデンティティや意識・記憶をめぐる問い、家族やパートナーとのコミュニケーション(あるいはコミュニケーション不全)に対するシニカルな視点を、通奏低音のように重く響かせる構成が心憎い。
カレン・ギランの魅力と能力を活かしきれていないのが惜しいが、彼女の貴重な主演作であり、今後のさらなる飛躍に期待を込めて星半分プラスしておこう。
バチバチにやり合うアクションかと思ったら 恋人や親と上手くいってい...
バチバチにやり合うアクションかと思ったら
恋人や親と上手くいっていない女性が自分と向き合うシュールなコメディだった
予想の斜め上をいっててこれはこれで面白かった
アクション以外のカレンちゃんが見れてとてもうれしい
人間関係や自分の心も車の様にコントロール出来たら簡単よね
ダブルが本人認定されてからってまたダブル作ることできるんかな?
出来たらロータリーで一生回り続けてクラクション鳴らされ続ける人生なのか、、、
精神的ディストピア
仕事もつまんねーし恋人からは愛情を感じねーし親は意味わかんねーし
っていうもう干物みたいな女性が「生きる」ってことに向き合うお話。
否応なく向き合うことになるのは自分であり、
もしかして自分なんて代替可能なんじゃ?っていう疑問だし。
ゾッとするほど怖いテーマとスポ魂みたいなストーリーのミスマッチが面白かった。
ユニークな設定にユニークな展開、ビックリの結末というアイデアだけの作品
オリジナルとクローンの対決モノといえばシュワルツネッガー「シックス・デイ」が思い浮かぶが、あちらは完全なアクションSFで、シュワちゃんは火星に行っても地球でも、同じようなアクションを繰り広げるだけと再確認させられたのだった。
同じ趣向のSFである本作も、冒頭の対決シーンから似たような作品かと思って見ていくと、全然違う展開の、実は心理サスペンスだとわかってくる。
一応、設定はオリジナルがクローンを倒すために戦闘訓練を積み、生存本能と戦闘能力を高めていくのが柱なので、観客もオリジナル側に味方して見ていく。ところが対決の日が近づくにつれ、この設定が微妙に揺らぎ始め、映像は徐々に両者半々に肩入れし始めるではないか。
さて、これはどうやって回収するのだろうという興味から、最後まで引きずられるように見ていくと、おお、そう来たか!という結末なのであったw
ユニークな設定にユニークな展開、ビックリの結末はとても面白かったのだが、いかんせんキャラクターや人間関係が平板で魅力に欠けるのでドラマ性が乏しい。アイデアだけに終わった感が強い。
あなたを殺す
当時、映画館で観ました。
カレン・ギランの1人2役、クローンものですね。
オープニングはいい感じでしたが、イマイチ盛り上がりに欠けますよね。
アーロン・ポール演じるトレーナーのもとで、サラは特訓を積み、いざダブルと決闘の日を迎えますが…。
あれは、サラは殺されてしまったんですよね?
ちょっと残念な結末です。
オチのギリギリで評価を2.5まで上げた妙作
発想はありきたりそうで今まであまりなかったので面白い
予告とは違い肉体的なデュアルはしません
なんやかんやあってラストシーン、口から血を流したのはオリジナル。ひとり会場に着いた『オリジナルの格好をした』のが発したセリフは「オリジナルです」。彼氏や母親と手を振り合ったり、その後関係は問題なさそうで、母親にいたってはコンタクトレンズを注文したといっているあたり『オリジナルを偽ったダブル』であり、そのことは彼氏母親とは口裏合わせ済みのよう。
が、その後彼氏との生活であからさまにダブルの言動に寄せていたり、ふざけた物言いの彼氏に殺意とも取れるような視線があったり…
確執があるかのような母親への言い草は『実はダブルと偽ったオリジナル』が生きているような描写だと感じました
なによりもラストの号泣は、オリジナルとして生き残ったこと以外は、ダブルを愛している身内しかいない(オマケに車はボロボロ)ことへの虚しさが表れていたのでは。
普通に観るとダブルが生き残った。が素直でいい気もするが、それにしては「匂わせ」の描写が多すぎないかと感じる
彼氏についてはダブルも仲が良い関係だけではなくなっていたような描写はあったし、車の運転が下手だから事故ったのか?オリジナルなら事故する必要性は?単に事故したという描写は必要のない気もする?下手なダブルだから最後ロータリーに逆走していた?
などなど曖昧でぼやけたラストにしたのはただ長く退屈で結果が予想できるストーリーだっただけに良い決着だと思う。
とりあえず彼氏が生き延びたのでスカッとはしないが、悲しさの溢れる最後だったのは良かった。
発想が面白みのあるものだっただけに映画的演出は冗長に感じた
コメディ要素を排除して30分にまとめてあれば、かつての世にも奇妙な物語を観た後のようなのような気持ちのいい不快感がある作品であり、素直に「良かった」と言えたかもしれない。
私はなにを語るべきか
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
さてと・・・この映画も今更ながらでございます。
私のレビューは大体、ほぼ無駄な枕が入り途中で脱線します。殆ど雑談や与太話です。いやね最初頃は結構真面目に書いていたんですよ。で、他の方のレビューも読みますよね。
やっぱり映画の感想って、大体同じような感じなんですよ。これがまた。ある方のレビューを読んだ時なんですが映画の感想より個人的な話しが多くてね・・・
楽しかったんですね。それからです。個人的な話しを入れたり枕を語ったり脱線したり・・・
それからねやっぱり人気があるレビュアーの方々は凄いんですね。分析力が半端ないんです。こりゃ、かなわん。
150キロのストレートだよ‼️
私は精々、コーナーの隅を突いたり時には暴投するくらいが関の山。
さて、ここから映画の感想なんですが・・・
お口ボッカーン・・・
いやね・・・無です。完全な無。
いやね出だしは好調。衆人環視の中で殺し合い。司会者が勝った方に聞きます。「あなたはオリジナルですか?ダブルですか?」
この世界では余命が近いと、自分のコピーを作る権利があるのです。コピーはダブルと呼ばれています。
サラ(カレン・ギラン)は女医に余命宣告を受けて、ダブルを作ります。ところがサラは寛解。こういう場合はオリジナルとダブルでデュアル(決闘)が行われます。
ねっ?面白そうでしょ?
ならアルゼンチンはメッシのコピーを10人作ればいいんじゃないの?
メチャクチャ強・・・くはないな・・・だってメッシは歩いてばっかり。走らない。周りが走る。
メッシ歩行!
ボケが苦しいよ‼️
閑話休題、カレン姐さんのファンなんで観たんですがね・・・アクションではない。ホラーでもない。ヒューマンドラマでもない。もちろんSFでもない。
繰り返しますがお口ボッカーンですよ。
どうもブラックコメディらしいです。それでわかりましたが日本人はツッコミが必要なんですね。笑う為に。
しゃあない、私がツッコミをします。
①女医が余命宣告をする。
おいおい、やたら軽いぞ!ドクターXを見ろ‼️
②唾液からダブルを作る。
PCR検査かよ‼️
③何故か彼氏と母親がダブルの肩を持つ
お前ら!赤い血が流れてんのか‼️私の目が黒い内は許さねえからな‼️
④トレーナーの男が登場
ちっちぇー!お前人権ないからな‼️ つーか、カレン・ギランは身長180cm。でっかい‼️
でっかいって言うな‼️すらっとしてる‼️
⑤グロ耐性でホラー映画を見せる。
ぜーーったい!むーりー‼️ バラエティの熱湯風呂とモノホンの熱湯風呂くらい差があるわ‼️
⑥特訓中にダンスの練習
踊ってる場合か!殺し合いだぞ‼️
⑦ラウンドアバウトで頭を抱える
こっちが頭を抱えたわ‼️
カレン・ギランは数年後に失敗作だったと言う確率、95% サンドラ・ブロックの「スピード2」みたいにね!
結構、モットーに反して悪口を言ってしまいました。ごめんなさい。この映画を楽しめる方の確率は10%
知らない人の確率は80%
偉そうだがお前のレビューが長いと言う人の確率は100%
バジル・ホーキンスか‼️
(解説 バジル・ホーキンス は漫画 ワンピースのキャラです。)
終盤に二人で森を行くシーンもなんだったんだろう?
多分、私は重要なエレメンツを見落としてるな。
私だったら、こうするな。森で激しい言い争いが始まる。ドンドンエスカレートする。距離が縮まる。そして・・・
チュ 💋
日本人しかわかんねえよ‼️
とっちらかっててごめんなさい。読む方の気持ちになってなくてごめんなさい。色々ごめんなさい。
お付き合い頂きありがとうございました。
JAROさん、こっちです
2022年劇場鑑賞251本目。
オリジナルとクローンが壮絶に殺し合うバイオレンスアクションを想像させるポスターですよね。
そこに至るまでの準備を丁寧に描いた作品だなぁと思っていたのですがあれぇ?
最後二通りの解釈ができるとそこだけは評価する人もいるようですが、どちらとも取れるのとどちらでも矛盾が生じるのは全然違うんですよ。
パンフレットもないし☆さらに0.5減。
SFサスペンスの名を借りたブラック・コメディ・・・笑った者勝ち
アメリカ映画となっているのに、北欧スリラーの雰囲気たっぷり。撮影場所が全編フィンランドということもあるかもしれないけど、ゆったりとした展開に主人公サラ以外もどことなく笑えるキャラばかり。そんなバカな!の連発だった。
オリジナルに対し、クローンを表す単語として「ダブル」が使われていたけど、ボディダブルを思い出せば納得。タイトルの「DUAL」にしても、決闘を意味する「DUEL」と対比させているのだろうか、ちょいとややこしい。replacementなんてそのまんま・・・死ぬ自分の代わり。
ストーリーとしてはバカバカしさも相まって決闘までの流れが面白くないのだけど、カレン・ギランのとぼけたような言動がとにかくおかしい。病気が発覚する前に、硬貨を飲み込んで吐き出す行為。何やってんだよ・・・てな感じ。
まぁ、もっと酷いキャラは彼女の診断をした女医さん。病名もハッキリ告げられないし、どうして治ったのかも不明のまま。そして決闘トレーナーのトレントの訓練内容も笑ってしまう(爆笑というより苦笑)。まずはグロいホラーを見せてグロ耐性を作ったり、基礎体力は帰ってからやれって、最初から真面目に見なくてよかった~てな感じ。
クローン人間の戦いは色々と描かれ続けているけど、どちらかに勝ってもらいたいと思わせないテーマは結構ある。まぁ、オリジナル中心だったから感情移入はオリジナルになっちゃうわけなんですが、クローンにだって人格はあるんだし。と、最近の邦画や日本製ドラマ(カズオイシグロ含む)はクローン側が主人公だったりするパターンが多いかな。
最後に結末についてですが、オリジナルとダブルのどちらが勝ったのかは不明瞭にしてあるところが潔いと思う。服装や車の運転だけみると、オリジナルが勝ったようにとれるけど、森の中での毒飲料水のシーンからはダブルが生き残ったように思えるからだ。カラコンについても言及してるし、決闘訓練の死因当てクイズでは毒殺だけが苦手だったオリジナルサラ。車の事故にしても、運転したことがなかったダブルならではの事故のように思えるのです。そんなこんなで、どちらが生き残っても悪夢を見続けることになるテーマが隠されていたのだと感じる。冒頭のテオ・ジェームスだって悔いを残していたし。
【”世にも奇妙な、オリジナルとダブル(クローン)の物語・・。”突っ込み処満載過ぎる、近未来SFスリラー映画である。”一番可哀想だったのは、ダブルのサラかもしれないなあ”と思ってしまった作品でもある。】
ー 一番怖かったのは、一人決闘場に足を引きずりながら現れた”サラ”(カレン・ギラン)を迎える恋人ピーターと母の満面の笑顔だと思ったのは、私だけであろうか?-
◆感想<Caution! 内容に思いっきり、触れています。>
・まずね、脚本と設定が粗いんだよね。粗い事、この上なし!
サラが突然吐血して、医者に言ったら何の病気か告げられずに、”余命僅かです・・。”と言われ、残された者の為に、自分の”リプレイスメント”(継承者)を作らされる、怒涛の流れ。
・で、観る側に分かりやすい様にサラのダブルの瞳は”間違いにより”ブルーになっていて、お値段5%引き・・。
・更にサラの病はイキナリ完治。理由は、潔いまでに説明なし!
ー あの、吐血は何だったんだい!しつこすぎる、母親の電話による胃潰瘍かな?-
・でもって、オリジナルサラが生き残っているので、決闘で独りに絞るという仕組み・・。
ー 冒頭でも2人(テオ・ジェームス)のオリジナルとダブルが決闘するシーンが描かれるが・・。それにしても、決闘シーンのTV中継と、勝者へのインタビューって倫理的に、どうなんだい?-
・更にビックリするのは、恋人ピーター(ピューラ・コアレ)がアッサリ、ダブルのサラに乗り換える事である。
ー ウーム。ピーター君、男としては最低な奴だな。だが、彼はオリジナルサラに対して、フツーに会っている・・。一度、精神科に通う事をおススメするぞ!-
・決闘に向けて、サラはダブルとの決闘に向けてトレント(アーロン・ポール)の下でトレーニングを始めるのだが・・、決闘が一カ月延期になり・・。
ー 延期の理由が、コレマタ・・。雷って、どーよ。どーなのよ。-
・一時、休戦となったオリジナルとダブルのサラは、森へ・・。
ー ここら辺も、良く分からないが、ダブルのサラの方が、一枚上だった事だけは分かる。というか、オリジナルサラ、殺し合いの相手を信用し過ぎ!-
<いやあ、久しぶりに突っ込み処満載のSFスリラー映画を観たなあ。
序盤で、脳内モードを”突っ込み系”に切り替えたので、ドンドン、脳内で各シーンに突っ込みを入れて、マアマア楽しく鑑賞。
オリジナルとダブルのどちらが生き残ったかは、ランドアバウトの中でボロボロの車が止まってしまって、運転していた泣いているサラを見れば、一目瞭然だよね。
”一番可哀想だったのは、ダブルのサラかもしれないなあ”と思いながら映画館を後にした作品。>
SFアクションかと思ったらトラジコメディだったのでビックリしました
まずビックリしたのはこれがSFサスペンスではなくてSFトラジコメディだったこと。仕事にかまけて出張先からなかなか帰ってこない彼氏に不満タラタラで毎日酒浸りの日々を送っていたサラはある朝目覚めると吐血していてシートが血塗れ。医師に致死率96%の不治の病に冒されて余命僅かと知らされたサラは死期が迫った人だけが利用出来るクローン作成プログラム“リプレイスメント”に応募して作成した自分のクローン自分が死んだ後の人生を引き継こうとするが、あっさり自分の病気が治ってしまって諦めていた自身の人生に対する未練が爆発する・・・という星新一のショートショートのような話。
唾液の摂取だけでクローン作成が1時間で出来てしまうというバカみたいな設定の上に、瞳の色以外は本人とほぼ同じはずのクローンの方が母親や彼氏に気に入られてしまい、サラはオリジナルなのに邪魔者扱いされるという滑稽だけどちっとも笑えないカットが延々と続きます。クローンとの共存は禁止されているので決闘でどっちが生きるかを決めなきゃいけないし、その決闘はTV中継されるほどのエンタメにもなっているという設定なので『デスレース2000年』、『ローラーボール」、『バトルランナー』、『アリータ バトル・エンジェル』みたいなB級SFの香りを嗅いだのも束の間、全然あさってのオチで終了・・・これはやられました。決闘の話なのになぜタイトルが『デュエル』じゃないのか?と思いましたが、このオチなら納得です。
個人的にはクローンとの対決を決意したサラと彼女を鍛え上げるトレーナー、トレントとの特訓のすっとぼけたやりとりが面白かったです。
地獄…
カレン・ギランが主演だから本人対ダブルの闘いをアクション満載で!と思ったらさにあらず。
展開も奇妙なら着地も奇妙な、かなり変わった映画になってました。
グループセラピーで、勝ち残っても地獄、と分かっているのにねぇ…
面白くも つまらなくも無い なんか不思議。
見終わっても「腑に落ちない」という感じ
体鍛えておいて 結果がソレかいっ!!(゙ `-´)/
安易すぎませんか??ってなもんや 三度笠。
旅には注意しましょうねって。
殺す相手を 簡単に信用しちゃいけません。
ま 株主優待券で観たので 良しとします。
アクション映画ではありません。
アクション映画ではありません。
今までの出演作のような カレン・ギラン のアクション無いです。
カレン・ギランとクローンとの死闘シーン無いです。
宣伝では、SFスリラー とうたっていますが、シニカルなコメディーでしょうか?
笑えませが。
往年のアルバトロスファンに
主役の座を獲得すんのは大変な事なんだろね。
カレン・ギランをもっと活かせる監督はいるんだろうけど、若い監督だからね。仕方ないのかな。
最近、途中で寝てしまう映画はあったけど、席を立ったのは久しぶりだった。
んんん?フィルムでも途中から入れ替わっているの?というほどに謎…。
今年300本目(合計575本目/今月(2022年10月度)14本目)。
日曜日はこちらも天気がよくないので雨に濡れないような移動でいける映画館でこちらをチョイス。
…が、この映画…。
このタイトルそのもの、あるいは予告編(イオン系なので、イオンシネマなどではよく流れていた)、そしてここの予告編や動画などをみると、「遺伝子が同じ人との対決がどうこう」という話であり、そのことは最初の3分くらいちゃんと出てくるのですが、あとの展開は何もそういう話が大半でてこず、しかも放送事故か??というように変ちくりんな場所で終わってしまう…という恐ろしい展開が待っています。
当然趣旨的に、「理論上は現在では考えうる展開だが、現在の科学技術ではできないし法律も存在しない」ので、参照されている法律なども架空のもの(ただし、趣旨的には類推は十分理解可能)ですが、かといって法廷ものでもなければ、これをタイトルどおり「決闘もの」とみるのも無理だし、「ジャンルすら不明」というのは結構珍しいんじゃないかな…というところです。
積極的な悪害までは感じられないものの、おそらく「日本に配給するときのチョイスミス」なのかな…という気がします(日本ではあまり好まれないタイプ)。
あまりにも変な展開が続出するので入るシアター間違ったのか??とか、フランス映画なのか…(フランス映画って展開が結構独特ですよね…)とか思ったのですが、全編通じて英語ですし、フランス資本は入っていないようです。
おそらくこの映画の趣旨を5割でも理解しようとすると2~3回は見なきゃ無理じゃないかなと思うし、今週(の3連休)や来週は作品も多く、そのまま埋もれてしまう気がします…。
正直、「感想を書き込むサイト」なのに感想の書き込みようがないし、趣旨を理解するのが困難なので…。どうなんだろう…。ただ、「趣旨がわかりにくく多くの方の低評価につながっている」だけで、表現その他で不愉快にさせるようなものはないので、そこまで多くも引けないという状況です。
---------------------------------------
(減点1.2)
結局、他の方も書かれている通り、「予告編と本編が極端に乖離している」典型例で、前にも書いたように「ジャンル騙し」だけはやめてほしい…というところです(予告編からこんな珍妙な本編を予告するのは無理)。というより、日本基準だと(日本映画基準だと)ミニシアター中心のいわゆる新人監督さんの登竜門クラスの映画でもこんな珍妙な展開にしないんじゃないかな…というところです(趣旨が理解できないし、仮に理解できたとしても、映画の宣伝という観点では、こんなわかりにくい展開にするより、予告編から推測がつくようにアクションものにするほうが良かったのはあきらか)。
かといって、上述通りフランス映画(解釈が複数に分かれるのが普通)でもないし、どうするんだろう…というところです。
趣旨的には、おそらく医学的な内容や医学倫理的な趣旨を述べたかったのだろう(あるいは、キリスト教文化が盛んなヨーロッパでは、キリスト教の教えとも絡めて)という気もしますが、日本はそこまでキリスト教が浸透していないし、あるいはそうでもないと、本当に何が趣旨なのかさえ推測もしにくいです。
---------------------------------------
カレンギランの無駄遣い
突然、病気で余命わずかと宣告されたサラは、死期の迫った者が遺族のために自身のクローンを作る、リプレイスメントの利用を決めた。残された時間をクローンへの引き継ぎに充ててたサラだが、恋人や母親と親しくなっていくクローンを見ると少し寂しさを感じていた。そんな時、彼女の病気が奇跡的に完治したことが判明した。クローンとの共存は法律で禁止されているため、サラは自らのクローンと命をかけた決闘裁判を行うことになった。さて結果は、という話。
大好きなカレン・ギランなので、素晴らしいスタイルと身体能力を活かしたアクションを期待してみたら大外れで残念だった。
ストーリーもまぁまぁなんだけど、決闘裁判に向けてのトレーナーとの時間が冗長に感じた。
で、あの水は毒?
結果はクローンの勝ち?
自分に想像力が無いのかも知れないが、スッキリしなかった。この程度の役ならカレン・ギランを使って欲しくなかった。彼女の魅力は全く観れず、無駄使いにしか感じなかった。
ガッカリでした。
全25件中、1~20件目を表示