「ビジュアルと音楽は☆5 ストーリーは☆1」ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! NICKNAMEさんの映画レビュー(感想・評価)
ビジュアルと音楽は☆5 ストーリーは☆1
まず最初に言いたいのは見た目が気持ち悪いGのミュータントをキモがって終わりってタートルズが人間にされたら一番傷つくだろうことをタートルズにさせて終わりって、この映画は何だったの?ということですね。ハートが最高なら見た目なんて関係ないって話じゃなくていいの?😩タートルズの映画なのに!
あと、エイプリルが見た目も内面も醜すぎる。
前半にマイノリティーを食い物にする悪徳 NPOのみたいなムーヴをかましてくるので全く感情移入できず、最後にヒーローとか言われても「はぁ?」って感じでした。
こんなキャラをエイプリルの名前で登場させないで欲しかったです。
最初のアニメや実写映画1本目は、人間社会に何の不満もなさそうな陽キャエイプリルがタートルズと仲良くなっていくから内面で判断しない素敵な友達と思えるしお互いの信頼を感じられると思うのですが、今回の映画のようなデブでいじめられてる陰キャエイプリルが、自分よりさらに下の存在(亀)を見つけて利用しようとしている様は見ていて「ホント、マジ無理...😩」と感じました。
他にも全編通して亀どもはスプリンター先生にリスペクトがないし、信頼してる感じがないのも嫌でした。ガミガミうるせーから適当にあしらっとこ...という感じしか見えず、サプライズパーティーでピザをひと切れも食べないで出かけていった亀どもを見て本当にイライラしました👿
あと、スーパーフライ不憫過ぎない?
15年も人間に虐げられたらあんなふうな考えにもなるだろと思うのですが、15年間育て守ってきたファミリーにはあっさり裏切られ、ただただヴィランとして退治されるだけの役回り押し付けられるの本当にかわいそうで見てられませんでした。
撃退されるにしても彼にも少しでも何か救いがあれば良かったのに...と思わずにはいられません。十五年も種類もバラバラのミュータントを何匹も育てあげて、しかも並行して自分の計画のためにハードとソフト合わせてシステムを構築して実行寸前までいくとか、人間の尺度でみればやり方は問題だらけだと思いますが滅茶苦茶努力家で責任感のある奴じゃないですかねスーパーフライ🥺
とてもじゃないですが「日陰者のマイノリティー達が頑張って、みんなに認められてチャンチャン♪」みたいな単純な見方はわたしには出来ませんでした。
全体的なヴィジュアルや音楽使いはすごく良かったので、特にヴィジュアルはすごいとか簡単に言えないくらい本当に凄かったので、ストーリーの大きな違和感は本当に残念でした。
あとは無理やりいいところを搾りだすとしたらスプリンター先生がちゃんと強いところを見せてくれたのは良かったですね。エイプリルはクソです🙃
最後のアレは、スプリンターの老いらくの恋に対してだと解釈しました。
それは人間同士でも普通にあることですし。
劇中で「大事なのはバイブス」と言われているように、そこが合うか合わないか。
人種や見た目じゃなくバイブスで判断しようぜ、なら一貫性は出るかと。笑