湯道のレビュー・感想・評価
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笹野翁のいる群像劇は名作
邦画のこういう群像劇が最高に好き。
みんなが風呂にまつわる日常を過ごしている。笹野さんに泣かされた。
あったかい風呂に毎日浸かれるのは、本当に幸せなことだな。
銭湯に行きたくなるねー
そこまで感動するほどの何かを見つけられなかった、、
テレビでいつかやっても『あ!見よう』とか『録画しとこ!』とは思わないだろうなあ~
でもお風呂ってやっぱり癒しなんだなぁ~
(´-`).。oO
お風呂に入りたくなってくる映画かなww
心も温まる!
過去にも同様な映画が有ったが、今回も温かい気持ちになったました。
銭湯は地域の社交場であった事を思い出し、昭和の良き時代を回想しました。
お風呂に入ると一日のストレスと肉体疲労の解消と回復に効果がある。
親しい仲間で一緒に入る事もなかなか無くなったお風呂、皆んなを誘って入ろうかと思いました。
日本人のお風呂文化は後世まで伝えたい文化ですねー‼️
銭湯好きの方どうぞ〜
映画の日なのでスーパー銭湯好きとして銭湯の映画は見ておかねばと思い観てきました。
この映画の舞台となるのは壁に富士山の絵が描かれた昔ながらの銭湯ですが。
湯道っていうと格式高そうですが、当たり前のことをそれらしく格式高そうにしてるだけでした(笑)
結局のところラストで小日向さんが言うことがすべてなんですよね。
改めて銭湯の良さを再確認できる映画でした。
銭湯で天童よしみやクリス・ハートの生歌聞けたらいいだろうねー。
あと、山の上の五右衛門風呂、あれは最高ですね。
濱田岳、生田斗真、橋本環奈の若手ががんばってました。あと小日向文世さんの役がとても面白かったです。
心の洗濯
劇場入る前にバブプレゼントあり、劇場出たらイオンウォータープレゼントあり🎁
是非映画館で観てください😂
生田斗真君目当て
もちろん小山薫堂さんが脚本プロデュースも気になり鑑賞🎬✨
舞台を見ているような見せ方で
出てくる俳優さん達
歌手の方もいますが
実力のある方ばかりなので飽きませんね
そして皆さん体鍛えていることがよくわかる笑
肩から腕の筋肉皆さん素晴らしい笑
天童よしみさん
クリス・ハートさん
親子にはホロリとさせられて
生田斗真君、濱田岳君の兄弟喧嘩は見せ場
いや、あの五右衛門風呂が見せ場か?😂
も、とても面白い🤣
とにかくお湯に浸かって
あーっと
心の洗濯したくなる
そんな映画です🎬✨
追記
夏木マリさん
最初誰だかわからなくて、セリフ話してわかりました
肌めっちゃ綺麗な方なので、あれは特殊メイクで汚い肌色、老いたメイクしてましたね
感動するけど突っ込みどころも
公開のタイミングで福岡の老舗旅館のやらかしが現実世界で起きてしまう。タイミングが良いのか悪いのか。見解を「かけ流し絶対主義」の人に尋ねたい。
クリス・ハートと天童よしみの関係なんてちょっとうるっときたし、茶屋のおふろとか老夫婦のくだりとかほっこりして良かったと思う。
けど、話の途中途中で挿れられる「湯道」あれはいらなかったなぁ。
代替わりする度に作法が追加されるってめんどくさいと思う。
タオル巻いて湯船に浸かるのはいいのかい?
湯道じゃないけど、サウナでスマホ使って通話するのもいいのかい?
昔ながらの日本の良さを感じれる映画。
どこにでもありそうな田舎の銭湯「まるきん温泉」を舞台に、地元に住む人々のやり取りを描いた作品。
個性豊かな俳優達の温かくて愉快な演技が良かった。橋本環奈は勝手に演技が下手なイメージを持っていたが全く違和感無かった。
田舎にいる頃は気付かなかったが、都会の現代社会では味わえない閉鎖的で小さいコミュニティで完結しているからこその良さや温かみがある。
お風呂が沸きました🔥わ
銭湯を舞台にしたコメディと思いきや、タイトルどおり「湯道」という宗教というか、道場がフィクションされているとは思わなかった。冒頭に黒人の少年が大人になって刑務所の風呂のシーンに切り替わるところが、最高に笑えるつかみだと思った。でもラストにこの大人になった少年と母親が男湯と女湯を挟んで、見事に締めてくれました。銭湯含め、周りの街のセットの雰囲気の昭和感がとても良かった。銭湯前のラーメン屋がとても気になったが。まあよくもこれだけのキャストをひとつの作品に放り込んでくれましたね。好きな脇役の俳優さんたちがたくさん出ていて嬉しかった😃しかもそれぞれがいい味出してるから、バイプレイヤーが映画を支えてるんだなと改めて感じる作品でした。コン❗️
ババンババンバンバン
邦画でしかできない事をやる邦画ってちょっと久しぶりな気がします。普段シャワーしか浴びませんが、この映画を観て温泉に入りたくなった自分がいました。
飛び抜けて良かったところは無くとも、ジーンと来るシーンやほんわかするシーンが随所に散りばめられていたのが良かったです。兄弟の仲直り、夫婦でいることの尊さ、趣味に興じる幸せ、己の道を極める生き方、苦労して得る体験、銭湯、そして湯からここまで物語が広がるとは…。物語が中々に深かったです。
銭湯は旅行先でチラッと行く程度なので、どんなものなのかはざっくりとしか分かりませんが、看板の「ぬ」はお湯を抜いてるの「ぬ」で、「わ」は沸いてるの「わ」になっているのは初めて知りました。にしても風呂上がりのコーヒー牛乳は美味そうですね。そりゃ出所仕立てでも飲みたくなるはずです。
楽しく気軽に観れる一本です。今やってる邦画の中でもしっかりしてるので、オススメしまくりです。
鑑賞日 2/27
鑑賞時間 12:30〜14:50
座席 H-14
いい幸せにしてくれる、映画観ました‼️
湯道?何やと思って観たけど、とても良かった。
笑えるところも有るけど、日本人を幸せにしてくれます。
ところで「上を向いて歩こう」泣ける歌だっけ、泣いてしまった。
エンドロールの、「ユアマサンシャーン」もついホロリ😢。
観て損は無し、お勧めします。
何でも道にしてしまいがちな日本人
窪田正孝の所作が美しくて、湯道、入ってもいいと思った。
本人もすごくストイックなのではないかと。
天童よしみの歌が、少し力の抜けた感じですごく良かった。
これも湯のせいか。
クリスとの歌声には涙が出た。
いいお湯でした。ありがとう。
見た直後に絶賛したくなるような映画ではない。
興奮のあまりあたりかまわずLINEやSNSで宣伝したいという映画でもない。
でも、なんかこうほっこりした気持ちで終わる。夜寝る前に「あれ、いい映画だったなー」と思わせる。
まさに古き良き銭湯みたいなそんな映画でした。 いいお湯でした。ありがとうございます。
日本人は風呂好きだと聞きますが私も大好きです。
舞台の銭湯は脱衣場は木造で広く豪華に、肝心の浴槽は無骨な大きいだけの風呂がひとつふたつ並んでいるだけの昭和感。これがたまりません。
じゃあ近くにあったら通うかと言われると面白味がないので通わないだろうと思いますし、
人見知りの自分としてはご近所さんや常連さんと裸の付き合いをするかと言われると、
そんなんせず気まずそうにすみっこにいる気がしますが……。
自分だったらどうなるかなと考えていて「もう時代に~」のくだりがとても納得いきましたし、
それでもこの銭湯はいい場所なんだろうなと理解できるので、ストーリーが楽めました。
おしむらくは。
「湯道」の設定、この映画に必要でした?
ただただお風呂と銭湯好きな人たちの群像劇のほうがよかったんじゃないでしょうか。
あるいはお作法や形式、技なんかどうでもよくて、
「クリス!クリス!!違う。それは違う。その前に!先に湯舟につかれ!」と思ってみたり、
横山さん、そのお風呂は今はとてもいいものに思えるかもしれないが、毎日毎日、定年後の老いた体に鞭打ってお手入れしないとすぐにカビるし腐るんだぞと思ってみたり。
そういう自分の中のお風呂への小さなこだわりの中に「湯道」はあるんだよ、という方向に着地してほしかったなぁ。
ところで、棺桶の中の遺体にお風呂のお湯をかけるシーン、同行者は笑っていましたが「あれ、私だったら温泉かけてくれるの嬉しいなぁ」と思います。皆さん、どうですか?
ビバノンノン!
数多の名優を有無を言わせず『脱がせる』という企みが、合法的に成立して成功に至った珍作。という側面も。
まあ公衆浴場ものは中野量太監督の『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)という名作が記憶に新しい。風呂くくりでは大ヒットした『テルマエ・ロマエ』シリーズも忘れてはならない。
『湯道』という作法を創作した上での、世界観を前提にした物語という発想が、さすが小山薫堂のほくそ笑み。
なんかイマイチ
父が遺した銭湯、まるきん温泉に戻ってきた建築家の三浦史朗は、店を守ってる弟・悟朗に、銭湯をたたんでマンションに建て替えると言った。郵便局員の横山は、湯道に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学んでいた。定年後は退職金で自宅に檜風呂を導入したいと考えていた。そんなある日、悟朗が入院し、いづみの助言もあり、史朗が弟に代わって数日間だけ店主を務めることになった。
風呂の話なのでもっと色っぽいのかと思ったけど、そんなシーンはほとんどなく、体育座りで風呂に入る橋本環奈くらいか。
アクションもなく彼女の良さを全く感じられず。
その他、めるるは可愛かったが、戸田恵子、天童よしみ、など年配の出演者での風呂のシーンもあまり映えなかった。
生田斗真、濱田岳も普通。
寒いギャグを飛ばす角野卓三なんかもイマイチだった。
湯〜メークミーハッピ〜
銭湯の映画で観終わってすぐに銭湯行きたくなったからいい映画なんだろうな。
あぁ、銭湯行きたい。銭湯行こう。でも銭湯ないや。
少しぬるま湯かなとも思ったけど、幸せいっぱい。
どうして天童よしみとクリス・ハートが出てるのかなと思ったら、そういうことね。泣いちゃった。
音楽の力ってすごいな。
ちょっと「たんぽぽ」入ってたのかな?
幸せは追い求めるものじゃなくって、気づくんだ。
いかに小さな幸せに気づくことができるか。
エンドロール楽しすぎて全然読めなかったから、もう一度観に行こう。
全ての道は湯に通ず
茶道や華道は知っている。
でも、湯道って…?
その名の通り、湯の道。
入り方一つ、湯道具一つに極意あり。
湯に浸かり、己を知る。悟る。その道を行く。
極めし道、極めし者。
高尚な会館、家元、教えを乞う者たちもいる。
全ての道は湯に通ず。
奥深き湯道。
…な~んてのは冗談。
『おくりびと』の脚本家・小山薫堂が提唱する架空の道。お風呂愛好家だそうな。
でも見てると、本当にありそうと言うか、本当にあってもいいとさえ思えてくる。
だって、
日本人は湯に浸かるのが好き。
お風呂、銭湯、温泉…。
歌にだってある。♪︎ババンババンバンバン…
映画にも。『テルマエ・ロマエ』『湯を沸かすほどの熱い愛』『わたしは光をにぎっている』。『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』や『千と千尋の神隠し』だってそう。
かく言う私も、1月の誕生日に休暇を取って温泉に一泊するのが自分へのご褒美。
湯の温度はぬるいのは勿論ダメ。熱すぎるのもダメ。
ちょっと熱いくらいがちょうどいい。
最初は熱い。でも、“(句読点の)ああ~”に耐えた後の“ああ~”。
身体を、心を、至福が包み込む。
ゆっくり湯に浸かった後は、湯上がりのビールもしくはコーヒー牛乳。冷たい水もいい。
そして、美味しいご飯。
ああ~、日本人で良かった。
日本人なら全員、この気持ち分かるでしょう!
日本人皆にある、それぞれの湯道。
さて話の方は、日本映画らしい王道と人情と群像劇のちょうどいい湯加減。
とある昔ながらの銭湯“まるきん温泉”。
東京で建築家をしている史朗は仕事に行き詰まり、実家の銭湯をマンションに建て替えようと考え、帰郷。
経営者だった父親が亡くなったばかりで、弟の悟朗が継いでいた。
無論、衝突。帰って早々喧嘩。が、ボヤ騒ぎで悟朗が入院し、史朗は銭湯を切り盛りする事に…。
この兄弟と、銭湯が大好きな看板娘のいづみの3人を軸に、
お風呂が大好きで、湯道にハマっている中年男性。定年後は自宅の風呂を檜風呂にしようと思っているが、家族は反対…。
近所の常連客たち。食堂の夫婦、いつも仲良く浸かりに来る老夫婦、一番に入りに来て歌を歌う中年女性は息子の帰りを待っている。その息子は…。
謎の風呂仙人。
いい湯に水を差すような温泉評論家。
そして、湯道の家元。若き師範。
一癖も二癖もある豪華なキャストが湯に浸かる。
似ても似つかないけど、やり取りは絶妙な生田斗真と濱田岳の銭湯屋兄弟。
橋本環奈が番台に立つ銭湯なら毎日行くで!
小日向文世、寺島進&戸田恵子、笹野高史&吉行和子、柄本明らはこの銭湯屋の住人にぴったり。
天童よしみもクリス・ハートもいい湯に浸かって美声を聞かせてくれる。
善人ファンタジーの中で、吉田鋼太郎はさすがの憎まれ役。
温泉評論家や名字研究家などおじさん連中の扱いが上手い朝日奈央。
唱える湯道は至って真面目なんだけど、角野卓造も窪田正孝も時々シュールに見えてくる。
おや、“湯婆婆”も。
キャストの豪華さは監督が支配人を務める殺人ミステリーホテル級だが、あちらがきら星の如く豪華絢爛なのに対し、こちらは味がある。
ホテルから銭湯へ。古びた銭湯の内装にも味がある。
“わ”と“ぬ”の意味、桶合図…銭湯うんちくも愉快。
人は何故、風呂に浸かるのか。
風呂は心の洗濯。浸かれば、しがらみも確執も悩みも綺麗さっぱり。
人は何故、お風呂が好きなのか。
裸になれば、人は皆同じ。性別も肩書きも身分も国籍や人種だって超える。これぞ“裸の付き合い”。成分なんかより尊いものがある。
人は何故、風呂に浸かると身体も心もあったまるのか。
天から授かった水。自然から授かった薪。それを人の手で沸かすから。
手間隙かけて苦労した分、尚更。格別。
たかがお湯。されどお湯。だけどお湯には人それぞれの思いが込められており、だからあったかい。
お風呂で人を幸せにする。
お風呂は人を幸せにする。
お風呂が人を幸せにする。
昔ながらの銭湯を見掛けなくなってきた。あるのは全国チェーンの銭湯くらい。
銭湯は遺物か。
確かに湯に浸かるの最上位は温泉だろう。
自宅のお風呂は最も手っ取り早い。
でもでもでも、
温泉なんてそう易々とちょくちょく行けやしない。
自宅の風呂じゃちょっと狭い。
そんな時足を伸ばせるのが、銭湯。
いい湯に浸かれば、身体も心もあったまる。
そうして繋がる人と人。
それもまた湯道。
いや、それこそ湯の道の極意なり。
自然と歌を歌いたくなる。上を向いて歩き、湯はマイ・サンシャイン。
自然と駄洒落だって言いたくなる。
いい湯だな。
いい映画だな。
さて、銭湯に行こうかな。
成分より大切なもの
前半は正直、テンポ悪いし演出はクドいしで面白くなかった。
コメディ色も思ったより少なめだし。
でも、後半からはじんわりホッコリ。
サルのシーンなどで同列の小学生が笑っていたが、こちらは夫婦の愛と歴史を感じてかなり沁みた。
主役は生田斗真というよりまるきん温泉そのものであるが、しかしあの場所でなくてはならないわけではない。
「湯に貴賤無し」の言葉どおり、家であれ旅館であれそこで交わる“人”とその“絆”が大事なのでしょう。
だがあの“場”があってはじめて繋がる縁もある。
そんな小さな幸せを感じる群像劇。
個人的に一番笑ったのは厚切りジェイソンの洗体シーン。
配役は総じてハマってたけど、ウエンツのチャラいのに風呂愛の深さを感じる絶妙な匙加減が最高。
エンドロールの雰囲気は多幸感に溢れ、序盤の不満が溶け出してゆくのを感じました。
ただ、(俳優が見づらくなるからだろうけど)湯気が少なく、温かさや気持ちよさを感じにくいのは残念。
問題がまったく解決してなかったり、手放しに絶賛はできないが、とりあえず「いいお湯でした」。
湯道を見てそのままお風呂へ寄り道せずに入ろう
常連さんと1軒の銭湯を通して、いくつかの小さな物語が1つの物語に発展していきます。毎日の小さな楽しみがあることで、今日も一日頑張ってよかったと思い、明日も頑張ろうと思うようになります。自分への小さなご褒美は何かは自分で決めることである。湯に浸かることが楽しみな登場人物たちが自分の物語を持っており、常連さんばかりですが、常連さんの理由が分かるような物語を持ってあります。シアター内の明かりが点いた瞬間お風呂に入りたくなりました。銭湯は地味な仕事のように見えますが、その中にも温度や設備、風呂上がりの牛乳などこだわっているポイントがたくさんあります。そこで新しい物語が生まれ、思い出となっていきます。日本の名俳優、有名な方々がたくさん出演している映画ですが、彼らのさりげない日常をただひたすら楽しむ映画でした。まるきん温泉のお客様の人間性のよさと家族愛と人間愛が素晴らしいですね。さすが、同じ銭湯をハマった常連さんだけありますね。私たちが日々当たり前に生活の一部で行っていることや有難み、小さな楽しみの起源は自然にあります。今考えてみれば、水や太陽にありがとうと言ったことなかった気がします。細かい設定や小道具(美術)までへのこだわり、エンドロールのこだわりが鈴木監督の世界観そのものでした。感動と涙と笑いが混合していて、新しい整い感覚を体験できた映画でした。そして、つまらない毎日で何を楽しみ、何を極め我が道にするのかはあなた次第(you do)ですね。
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