湯道のレビュー・感想・評価
全226件中、101~120件目を表示
ひとっ風呂浴びたかのような爽快感
そんなに期待しないで見たのだが、、凄い良かった。
これぞ邦画。他所の国に持って行っても伝わるのかな。
派手なシーンも派手な展開もないがジーンと心に
染みる風呂のような良い映画でした。
日本の良さ、邦画の良さ。風呂の道、道という考え方に日本が見えた。
帰ったら風呂に入ろう。
お風呂エンタメで観客の心までほっこり
面白そうだし見ておこう!くらいの軽い感じで、そこまで何も知らず、湯道っていう言葉もこの映画のために作られたんやろ?知らんけど、くらいに思ってた。
だから、湯道の家元の場面で、家元がお湯に入る儀式熱心に見て、弟子たちがおーーすげーー!って感激するみたいな、ずっと何見せられてるんやこれ面白すぎる、ってずっと笑い堪えるの必死だった。掛け軸の字も下手すぎん??みたいな感じでレビューで共感を求めようかと思って、でもまさかほんとに湯道の家元とかないよね〜一応確認しとこ、くらいで調べたらなんと、“湯道文化振興会”がヒット。しかも、湯道の提唱者の人が映画湯道の脚本書いてるって、、マジか。
全部作り話と思ってごめんなさい。2015年から割とガチでいろいろ活動しておられるみたいだし、掛け軸も本物ぽい、、湯道極める人たち敵にまわすとこだった、危ない、、。
まあ、そんな話は置いといて、
これだけのキャスト揃えられるのすごいよね、それだけでも見応えあり。
まあでも一番が感動したのは天童よしみさんとクリスハートさんの親子。2人がお風呂で歌ってるシーン軽く感動して鳥肌立ってた。クリスハートさん歌うまで認識できてなかったけどやっぱり上手すぎたな。
軽い気持ちで観られて面白かった〜って帰れるいい映画だった!
ラストの持っていきかたは素晴らしい。
観賞後、銭湯に行きたくなるほのぼの系の邦画。 本年度ベスト。
本日お目当ての作品が午後からなので、午前中に本作を軽い気持ちで鑑賞。
もちろん橋本環奈さん目当て。
父の後を継ぎ、まるきん温泉で働く吾朗。
そこで働くアルバイトのいづみ。
実家を飛び出し都会で働くものの、行き詰まって帰って来た長男の史朗。
この3人を中心に、銭湯に来るお客さん達と展開するストーリー。
銭湯に来るお客さん達それぞれの人間ドラマが濃い。
自分的には小日向文世さん演じる郵便局員に泣かされる。
一方、湯道会館の窪田正孝さん演じる梶が湯道の作法を教えるシーンが何だかリアル(笑)
まるきん温泉に薪を提供する見返りにお風呂に入れさせてもらう柄本明さん演じる風呂仙人の知って驚く正体に納得。
身長低めな橋本環奈さん。
周りのキャラクターの影響なのか、いつもより背が低く見えてしまう。
彼女が銭湯を開店させるまでのルーティーンが頭に残る(笑)
ラストの風呂桶を床に叩く合図にホッコリ。
予告編で見た銭湯の看板の意味。
思ってた通りでした( ´∀`)
キャストが豪華(笑)
邦画に求めるもの満載!
いや~、良い映画でした。
何が良いかって、天童よしみとクリスハートが歌う「上を向いて歩こう」。
これ、これが最高。
ワンピースのUTAの歌もすごかったけど、いやいや、天童よしみとクリスハートよ!!!
もうね、この素晴らしい歌が聴けただけで映画館に行った価値アリです。
大した事件も起こらず、どこにでも居るような兄弟の話。
日常の日本の風景、だけどとても美しい。
普通に生きて、でもかけがえのない大切なヒトや場所をそれぞれが持っている。
クスリとしてジーンとさせられる、
日本人が日本映画に求めるもの満載の映画でした。
夏木マリがアップで登場した時
「ん?窪田正孝がカツラかぶって女装してる?」と思ったねんけど
皆さんどうですか??二人似てません??
いい心・加減に感謝!
結局こんなもんですね。
お風呂の良さを少し体感する
銭湯を引き継いだ兄弟のお話、けど本筋より周りの「湯道」集団が邪魔してて要らなかったように思えた。
いろいろ○道はあるけど、世間一般に認知されてない「湯道」(本当はないのかな)という言葉を強調させるなら、横山(小日向さん)を主に描くべきだろう。
でなければ「湯道」集団を出さず銭湯の集う人々を描き、その場が大衆が求める癒しの場(極み)であり、そこに至るそれぞれの道程が「湯道」として欲しかったです。
あと予告編から感じるコメディ要素が本編では感じなかった。
けど銭湯(お風呂)の良さは観るものに「お風呂」へ誘っていたと思います。そして鑑賞後、お風呂に入る時の癒しはいつもより増していた様にも思えた。
詰まらなくはない
時間が空いて、ちょうど潰せる回があったので事前情報ほとんど無しに観ました。
「湯道」とか言って、湯の道うんぬんとアホらしいことを真面目に語るのは、まあまあ面白かったすね。ちょっと伊丹十三ぽいかな?w
でもメインのお話は湯道じゃなく、田舎町で地元民に愛されてる銭湯を父から継いだ二人兄弟の弟(濱田岳)と、東京で成功したけど落ちぶれて田舎に戻って来て銭湯をマンションにして一儲け企む建築家の兄(生田斗真)と、銭湯の住み込みのバイトの女の子(橋本環奈)が絡むって感じです。とは言ってもラブストーリーに全然はならず、なんか良い感じのお友達って感じなんですけどね。
で、銭湯に来るお客さんの1人が湯道にハマってるオジサン(小日向文世)で、主人公3人と他の色々なお客さんの人情話が繰り広げられるという昭和な展開。劇的なことはあんまり起きず、令和に撮った昭和なお話しで、良く言えば安心して観られるって感じでしょうか。意味不明な湯道とか、ご都合主義なお話しの展開は受け入れられない人が居そうですが、そこは昭和の心を持ちましょうw
ただ、コンプラ的には令和なので、裸は男の人だけです。でも生田斗真と窪田正孝の裸が観たい人は必見でしょうw
女性陣はお湯に浸かってる絵がほとんどですが、天童よしみは胸の谷間が一瞬映りました。橋本環奈は風呂屋のバイトなんだから、毎日入浴シーンがあるべきなのに全然入らないので、ファンの人は怒りましょうw
しかし、デジタルの映像だとジジババの顔のアップを映画館の大スクリーンで観るのは中々キツいですねぇ。橋本環奈ちゃんの綺麗さが引き立つとは言えますがw
観た後に調べたら、銭湯は本物じゃなく映画のために作ったセットだとのこと。なかなかリアルなので、どこかを借りたのかと思いました。
ほのぼのしたい暇な人にはおすすめ(・∀・)
異界へ、ようこそ
映画の中の『銭湯』という『異界』の物語。
だから、全く違和感なく、世界にどっぷり浸かり、入り込め楽しめる。
だけど、この映画を観た銭湯関係者の人達は、とても喜ぶと思うし、エールにもなっていると思う。
豪華キャストの俳優さん達が登場するたびに楽しい気持ちになった。
窪田さんの言葉『ひとりのときこそ……』と、角野さんの言葉『幸せを追い求めるのではなく……』が、すごく腑に落ちたのでもう一回観に行こうと思ってる。
子供からお年寄りまで楽しめる映画。
身体も心もほっこりする、すごく良い作品。
銭湯がある国に生まれてよかったし、天童よしみさんとクリス・ハートさんの歌う「あの歌」のある国に生まれて良かったとつくづく思った。
鑑賞後は風呂に入りたくなった。
まるきん温泉を中心に様々な人の人生が描かれつつも、浮世離れしたような「湯道」なる家元があったり、それぞれのキャラクターにちゃんと落とし所もあって、群像劇が好きな自分は好みだった。
深く考えずにのんびり見られて、ほっこり心が温まるような内容。ストーリー自体は寂れた銭湯をこの先どうするのかというだけで、至ってシンプル。最後に明言されてないけど、結局続けていくということかな。
風呂仙人の正体は途中で察しがついたが、橋本環奈演じるいづみが茶屋の孫だったことには「そうきたか」と思った。
ところどころ出てくる男湯と女湯の境目をうまく使ったカメラアングルが面白く、戸田恵子、寺島進演じる料理屋夫婦のやり取り、天童よしみとクリス・ハート演じる親子の歌唱シーンなどは良かった。
小日向文世演じる横山の定年退職のシーンでは、退職金の使い道で嫁娘達があれこれ話していたのもあってとても寂しいものがあったが、最後に湯道の器とヒノキ風呂のプレゼントはウルっときた。
「わ」と「ぬ」の件はなるほどと思ったし、新たな湯道家元が響き桶なる新たな作法を加えていたり、細かなところも面白い。温泉評論家も最後「湯道」に目覚めてたし。
あとは銭湯のセットや街並みも素晴らしく、本当に実在したら入りに行きたいと思えるような古き良き場所でした。
最後にエンドロールの演出も楽しくて好きだった。やっぱり楽しくハッピーで終わる方が鑑賞後としては余韻が良くて好きですね。
あー、風呂入りたくなったなぁ。
全226件中、101~120件目を表示