「ぬいぐるみだってはけ口にされたらツライ」ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ぬいぐるみだってはけ口にされたらツライ
七森をはじめ、ぬいサーのメンバーは、優しいというよりも、センシティブで生きづらさを感じている人達。かなり重苦しい物語だが、出口は見える。
あんな重苦しい話をされたら、ぬいぐるみも辛いと思うんだよね。マイナスの感情がぬいぐるみに蓄積して、自分に返ってきそうな気がする。
優しさと無関心は似ていると、サークルのメンバーが語っていたが、このセリフは鋭い。
メンバーの負担にならないように自分で問題を抱え込み、他の人の悩みは、聞こえないふりをする。このサークル部屋にいたいとは思わない。
将棋の渡辺名人みたいに、ぬいぐるみと楽しくじゃれ合う方が、幸せになるのかも。
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