「張り子の熊」熊は、いない Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
張り子の熊
トルコ国境近くの小さな村に滞在し、国境の向こうでの撮影を指揮するイランから出国を禁止された映画監督が、村のトラブルに遭遇する話。
トルコから偽造パスポートで国外逃亡しようとしている男女のドキュメンタリーの撮影、と言いつつ演出の指示をする監督をみせて始まるけれど、電波が通じずあとは助監督におまかせ?
と思ったら、今度は村で撮った写真がもとで血が流れる事態になるとかなんとか…。
日本人からしたら国の体制や信仰やしきたりに絡んだ面倒くさ〜い前時代的な出来事だけど、これが今もこの辺りの国の現実ということで、考えてもムダだけどやり切れない。
コメントする