「わたしには合わなかった。ある程度予備知識入れて鑑賞すべし!」イニシェリン島の精霊 あささんの映画レビュー(感想・評価)
わたしには合わなかった。ある程度予備知識入れて鑑賞すべし!
見た後、他の人のレビューを見るとなるほど!と納得する部分もある。事前に勉強していたら少しは見え方も違ったのかもしれない。
だけど、本作の方向性とかストーリーが奥深く、複雑すぎて、わたしは理解に苦しむ。
例えば指を切り落とすシーンや家を燃やすシーン。
なぜ左の指を切断するのか?そして切り落とした指を映すのか?
家を燃やしても、友達は生きてて、最後は浜辺で2人が会話を交わす。本作の最も伝えたいメッセージなのだろうけど、とにかく冗長で暗くて退屈な時間でしかなかった。
ただ、ロケ地となった場所の美しさ、ロケーションは抜群だった。
「人生は死ぬでの暇つぶし」など、名言も多く出てきていて台詞などは良かった。俳優もね!
1/29追記
他の人たちの書いているレビューを見て、再度見に行こうと。監督のメッセージ、作中に散りばめられた表現を汲み取りたい!
すみません。上の感想はhumさんに対してではなく、あささんです。humさんはもともと評価が高かったですよね。
あささん、humさん、本当に申し訳ありません。
あささん。もし、2回目があったら、ぜひ感想を聞かせてください。
二回目を見に行きました。私はもともと好きでしたが、また見て、やっぱり好きでした。
同じ映画でも、見る人の背景や、タイミングで感想が違うものだなあ、と再び実感。私は最初、三人で見に行ったのですが、私以外の評価は極端に低く、もちろん二人には二回目を見に行くという選択肢はまったくありませんでした。
もしhumさんが二回目に行かれて感想が変わったら、ぜひまた感想を聞かせてくださいね。
ちなみに、一緒に行った人たちとこれだけ感想が別れたのは「チタン」と「パンク侍、斬られて候」以来でした。
5000人は正しくないと思いますよ。笑
5人が渡英して停戦条約締結なんてのもあるみたいですけど、そこまで妄想しなくてもだし、5本指後の酒場での楽しげな場面は「やられた!」と感じました。笑
戦争と違って、双方とも計画も望んでもいない内戦の卑劣さ、さもしさ、永久に続く傷をかける・・・匂わすかな?カトリックなのにプロテスタント匂わしたり、指=犠牲5000人?だったり、精霊=爆撃音(内戦)だったり、そのものではなく匂わしてる。それなのに描いているものは普遍的テーマ。思考か感情かだったり、分かりあえない関係性だったり、それぞれの愛の悲しい結末だったり。伏線回収、細かい表情の演技、なんかめちゃくちゃスゲー!センスに惚れました。
この映画、名だたるレビュアーの方も含めて、皆さん、違う視点で書かれているから、それだけでも楽しいですね。
まさに多様性‼️
なんかそれだけでも嬉しいな。
おはようございます。
コメント有難うございます。
私は今作は面白く鑑賞しましたね。
人間の関係性の脆弱さや”良い人”が徐々に変遷していく様や、孤島の様がナカナカでした。
マア、私の場合は映画館で見る映画は殆ど面白く感じてしまう”悲しい程、能天気”な前頭葉を持っているので。
映画は人によって、観方が変わるのは当たり前ですよね。(除く、絶対的名作)では。