劇場公開日 2023年5月12日

  • 予告編を見る

TAR ターのレビュー・感想・評価

全357件中、301~320件目を表示

2.0人生の途中

2023年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
言語化練習

3.5実在してそうな人物

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ケイト・ブランシェットの鬼気迫る演技!
主人公ターがトップに君臨するためには
犠牲にしなければならないことが多くあります。
人をマネジメントする難しさや
中傷を浴びること、そして私生活も犠牲になります。
まともな神経ではいられなくなるでしょう。
強くあればあるほどそのリバウンドが恐い。
実在の人物ではないけど実在してそうな人物でした。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
tom

5.0公開が遅く待ちに待っていました。 Cateのこの演技を観られただけ...

2023年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

公開が遅く待ちに待っていました。 Cateのこの演技を観られただけで私は大満足。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
youngadam

4.5今度は3大ケイト‼️

2023年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

先日、我が家の3大クリス(プラット、エバンス、パイン)の話を別のレビューで書きました。

とくれば、今回は3大ケイトに触れないわけにはいきません。

ブランシェット、ウィンスレット、ハドソン‼️

ラン、スー、ミキと比べてもなんら遜色ない。
いやまあ、スケール感というか度量衡が違う、とかはこの際言いっこなし❗️(あくまでも我が家限定の一般教養として、ご容赦ください)

ブランシェットは、我が家では神のような存在です。
親娘揃って『ロード・オブ・ザ・リング』を崇め奉ってますから、誰がなんと言おうとガラドリエル様を未来永劫尊崇し続けることになってます。

映画のジャンルがまったく違っても、まさに、降臨としか表現できない(劇中の言葉で言えば、音符♫でしか表現できない)圧倒的なオーラ‼️

ハーバード白熱教室のサンデル教授のような講義のシーンもついつい字幕を追ってしまい乗り切れず、その後のストーリー展開も少し凝りすぎな感じでややダラけかけたところはありましたが、ジョギングとサンドバッグ打ちで、心身のリズムやテンポを調えるパターンは、個人的にはナイスでした。
知的作業や創作を行うことと運動が脳に与える効果との関係性については、アンデス・ハンシェンの『運動脳』や『スマホ脳』で説得力のある事例が紹介されてます。

テーマ性を読み解こうとすると、ちょっと疲れる映画ですが、ケイト・ブランシェットの〝神〟演技を堪能できるのが嬉しい人と、個人的嗜好が合う人にとっては、とても満足度の高い映画です。

コメントする 17件)
共感した! 39件)
グレシャムの法則

4.0パワハラセクハラ主人公を正面から描いた稀有な名作‼️❓

2023年5月13日
PCから投稿

字幕で観たが、吹き替えを含めて、字幕と吹き替えの表現で内容にフィルターが掛かると思う。
例えば、娘をいじめている子に迫る言葉が、直訳なら、殺す、だが無難にしてる、それだと主人公の造形を歪める。
最初の、自殺者のところから始まるが、主人公が、ただ、個性の塊か、鬼畜なのか、グレーだが、現実にはパワハラもセクハラもグレーなことが多いのだろう。
参考になるのは、主人公が悩み苦しみながらも、とことん太々しいこと、あれだけ有名なら、ベトナムくらいしか活躍の場がないのだろう。
パワハラやセクハラ、いじめに自死するに対比して、なんと前向きなことか、感心した、敵ながらアツパレ、惚れ惚れする、嫌味じゃなく。
予告編にミスリードされて、ホラーかサスペンスと誤解して観てたら、人間ドラマでした。
吹き替えならどんな印象でしょうね、ミュージカルみたいに別物の映画になると思います。
いろいろ見方が変わる映画🎞🎟🎬、みんなのレビューが楽しみな映画🎦是非

コメントする 11件)
共感した! 81件)
アサシン5

4.0クラシック音楽業界に止まらない、21世紀の人間の業が凝縮された感じ

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 まずはその、ケイト・ブランシェットの役作りに圧倒される。リディアになりきって、吹き替えなしのパフォーマンス。逆に「すごい努力家の俳優さんだな」という邪念まで湧いてきてしまう。
 ストーリーを図にするとグライダーみたいだ。実力と向上心で正当に上り詰めた主人公は、いわゆる超人であるがゆえに少しずつ周囲の人たちとの関係性が綻び、内部から崩壊していく。エンパシーの欠落だろうか。彼女のベルリンのアパートメントのクールすぎるインテリアと同じで、隙はないけど温かみもない(個人的には好みだけど)、みたいな、、、。
 だからこそ、まさかのラストに救いが! ビジュアル的にもサプラーイズ!
 ところで、アジア人もアラブ系かラティーナ系の人も見えたようけど、見当たらなかったようなカテゴリーの人も、、、。BLM(Black Lives Matter)概念とクラシック音楽業界には距離があるのが現実なのだろうか。
 プログラムによると、仕掛けも多いみたいだし、できればもう一度見たいと思った。翌日もひきづるタイプの大作だったと思う。

コメントする 1件)
共感した! 18件)
Kumiko21

4.0ひとえにケイトのおかげ。

2023年5月13日
Androidアプリから投稿

ブラック・スワンほど病んでいかない。

凡庸な女優さんでは主役はムリだったろうな。

しかし、病む理由なんて浜の砂ほどあるんだなぁ…

でも、Tarは世に出てくるよ。
何羽かのツバメが電線に停まってても、棒振るね、彼女。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
かし

3.0ラストは、何?

2023年5月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ケイト・ブランシェットさん、かっこいいですね。
舞台での暴行はなぜ?

コメントする 3件)
共感した! 22件)
かん

5.0ART?!

2023年5月13日
Androidアプリから投稿

誰か書くだろうって黙って見ていたら誰も書きゃしないじゃない、TARがARTのアナグラムだって。私やトッドの最後の映画になるかもしれないってあれほど大風呂敷広げたのに、どうも興行の方はパッとしないみたいね。やっぱりトッドの勘はあたってたわ。たとえ大物俳優(もちろん私のことよ)に渾身の演技をさせたところで、アート作品じゃ客を呼べないって、時代は変わったのね。ウォシャウスキーが『レザレクションズ』で映画とリアル(ネット動画)の共存をうたい、カラックスが“MOTAL”致死状態の映画を嘆き、リドリー・スコットがミレニアル世代の映画離れを罵倒し、ジョーダン・ピールがブロック・バスターの終焉を予言したように、トッド・フィールドは本作のような芸術映画がもはや時代遅れだってことにちゃんと気がついていたのね。だから映画の中にジャンル系(オカルト)のトッピングを混ぜてあったんだ。あんたたち大好きでしょ、そういうの?じゃあ映画についての映画ってこと、って当たり前じゃない、あんたたちどこ見てんのよ。聞く人がいないとうまく歌えないって私が冒頭教えてあげたでしょ。見る人がいないとうまく演技できない、つまり、ケイト・ブランシェットがケイト・ブランシェットを演じた映画でもあるのよこの映画、わっかるかなぁ、わっかんねぇだろうなぁ。私が演じたターよりも、それを動画に撮っているのは誰かってことで、あんたたち盛り上っていたらしいじゃない。まるでターが実在しているかのようなごっこをしてネットで遊んでたって噂よ。私とトッドが心配してたことまんましでかしてどうすんのよ。本チャンのライブ(映画)よりも、指揮者(役者)本人のスキャンダルの方を見る人がずっと多い、っていう本末転倒現象のことを言ってるの。キャンセル・カルチャー云々はどちらかというとその副産物ね。アケルマンへのオマージュショット※だって“映画についての映画”であることのちゃんとヒントになってるでしょ、気がついてよったく。フィリピンの滝のシーンで、案内係のバカップルがリディアのことそっちのけで遊び呆けてたでしょ、(滝の)スクリーンの中の私をひとりぼっちにして。水槽の中の風俗嬢だってみんな目をふせていたじゃない。そんな誰も見ない芸術映画を自己満足でつくったって意味がないってこと。たとえ系統は違っても若い人たちがノリノリで見てくれるエンディングのような、どんな形でも映画が生き残る道を考えるべき時代に突入してる、ってことを言いたかったのに、ったく。

※この映画実は過去の名作へのオマージュらしきシーンを、他にもたくさん発見できそうな作品です。気がついた部分だけ列挙しますが、おそらくこれだけではないでしょう。

・常時精神安定剤を服用し、饒舌かつ神経質、#me-tooでパージされたコンダクターは、トッド・フィールドが映画のイロハを教わったというウディ・アレンがモデルなのかもしれません。

・一連のボクシング練習シーンとカプランぶん殴りにいくシーン→ロッキー

・チェリストを追って廃墟でリディアが迷子になるシーン→ベニスに死す or ストーカー

・リディアが口から煙を吐く幻覚シーン→地獄の黙示録

コメントする (0件)
共感した! 8件)
かなり悪いオヤジ

2.5タイトルなし

2023年5月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
ouosou

4.5理性と感性と

2023年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

「指揮者の故郷は演奏台」

カッコつけます。これは現代の「8 1/2」であり、「地獄の黙示録」です。
正直に言います、よく分かりません。
理解したければここまで登りつめて来いという、そういう作品です。
そして何より、徹頭徹尾マイノリティに配慮した(或いはせざるを得なかった)作品に映りました。
冒険しているのに堅牢、僕はあまりスマートフォンやタブレット端末が登場する作品は、(サイバーものでもない限り)作品の奥行きが損なわれる気がして好かないのですが、ここでは全く雰囲気を損ねていないのは見事。
そしてケイト・ブランシェットの多彩ぶりに驚くばかり。ピアノは弾く、ドイツ語はペラペラ話す、エンドロールを観たら「指揮:ケイト・ブランシェット」表記の多いこと多いこと。おっと、「多彩」という言葉は現代においては否定的な表現でしたね、専門性がないと生きていけない。
私事ですが、最近ベルリンを舞台にした海外ドラマにハマっておりまして、本作の主な舞台もベルリンということで、華やかなりしも陰を漂わせるのはベルリンならでは。作業場にフォルカー・ブルッフやリヴ=リサ・フリースが突然現れるのではないかとドキドキしました。
ただ、マーラーの交響曲第五番第四楽章"アダージェット"はやや軽かったかな?あれではダーク・ボガードが未練タラタラになってしまう(劇中リハーサルでもヴィスコンティに触れていましたね)。

人生を安全に生き抜くには徹底的に感情を排除しなければならないが、人間そうはいかない。いわんや芸術家をや。本作で取り上げられた問題はあくまでも氷山の一角で、恐らく至る所で起こっていたのではないかと推察します。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ストレンジラヴ

3.0強烈な音楽家のお話だった もう少し短くまとめてくれたら良かった

2023年5月13日
iPhoneアプリから投稿

強烈な音楽家のお話だった

もう少し短くまとめてくれたら良かった

コメントする (0件)
共感した! 5件)
jung

3.0映画手法は斬新だが説明不足で観る人を選ぶ

2023年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
リボン

3.0物音はドレミでしか聞こえません♪

2023年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 32件)
SAKURAI

4.0芸術と生活の葛藤・現代版

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2022年。トッド・フィールド監督。ピアノを弾き、古典音楽の歴史にも音楽理論にも民族音楽にも通暁して、指揮者としてトップに上り詰めた女性が転落していく様をリアルに、かつ、現代社会批判として描く。
昔から天才芸術家は生活面では壊れていることが多く、そのことを表現する文学作品も映画作品も多い。この映画もその「天才ジャンル」の正統的な流れに沿っている。破綻の原因が恋であることもパターンといえばそれまでだ。異なるところは、女性主人公がレズビアンを公表しており、相手が女性たちであることと、悪意あるSNSによって集団内の出来事がすぐに一般的な倫理規範にさらされて反論の余地がないということだろう。SNSは特殊事例を許さず、あらゆる出来事を標準化・一般化の圧力にさらす。民主主義の原則をどこまでも完遂しようとする。しかし、天才は民主主義にはなじまない。才能は平等ではないから。
天才の描き方も新鮮だった。この映画では、主人公は自らの天才ぶりに自覚的であり、その意味では生活者の資質を持っている。したがって、天才であること=普通の生活者ではないことに恐れを抱いている(天才の自意識)。それを表現するために、ちょっとした生活音におびえる様子が細かく挿入されているし、自信を裏切る若い女性演奏家の姿を見ても我を忘れて怒るのではなく、あきらめとともに受け入れている。没落後の生活も音楽に奉仕するかのごとく淡々と描かれている。
天才であることが特別視されない現代社会をよくわかっている天才の悲劇、というところだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
文字読み

2.0クラシックの知識がある方向き

2023年5月13日
iPhoneアプリから投稿

前半のモタモタ感はクラシックの知識が有れば乗り切れるかも 後半のバタバタした展開も前半の伏線が理解できれば楽しめるのだろう 始まって30分で置いて行かれた私には残り2時間は辛かった

コメントする (0件)
共感した! 7件)
トシ

4.0レヴァインwデュトワww

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ブランシェット凄すぎ。冒頭インタビューとそれに続く音楽院講義シーンでの台詞の抑揚・緩急・間、眼と手の表情等、全てに圧倒され,あっという間に見終わった。

並外れた才能・野心・使命感に相応しい栄達と,それを失うまいと守勢に入った時の痛々しいほどの不器用さとの対比が鮮烈。

女性は指揮者には不向き、と言い続けた岩城宏之氏が御存命なら、どんな感想をお持ちだろう?

コメントする (0件)
共感した! 15件)
ひろちゃんのカレシ

5.0権力者は賞賛も嫉妬も誹謗中傷も「都落ち」も全て受け入れる覚悟を

2023年5月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

音が苦手で、雑音も騒音も時計のカチカチ音もダメだ。夜の工事音やアイドリングやお喋りが我慢ならないレベルに達すると110番してしまう。ラジオやテレビはめったにつけない。音楽を聞きながら歩くことも仕事をすることもない。皿洗いや料理やダンスなど自分も盛大に音と共に動く時だけ音楽を流す。

だからこの映画の不穏な音はとても怖かった。一度気になったら正体が分かって完全に止めるまで安心できない。でも背筋が痺れて鳥肌がたつ感動もあった。前半のTarの指揮によるオケの音だ。この映画の音響は本当に素晴らしい。映像も。

権力の最高峰にいるTar、歩き方も指揮する姿もインタビューに滔々と答える様子もケイト・ブランシェットにしかできない。リハーサルでのオケメンバーへの指示にも魅入られた。英語である必要性、ドイツ語である必要性に説得力があり、強くて適切な緊張感のあるドイツ語をマスターしていた。

Tarをフィクションの女設定にしたことで、過去の、今の、リアルだった(過去形にしていいのかわからない)男性中心の権力構造が裏返しに透けて見えた。おぞましくホモソーシャルで限りなく傲慢で極端な身贔屓。のし上がるための情報源確保、自分の地位を脅かしかねない者や気にくわない者は丁重に結果的には蹴落とす。自分にとって愛らしく能力ある若い存在はペットのように側に置き鼻についてきたら捨てる。権力トップに座すれば性別関係なく起こる。それほど権力は強烈で甘くて毒がある。その毒は権力者自身にもまわる。

「ブルー・ジャスミン」と通底するが、TARは見てからの疲労感が凄まじかった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
でもトッド・フィールド監督はブルー・ジャスミンの監督とは異なる。Tarの「都落ち」の先にはピラミッドの無い、みんなが楽しいホモ・ルーデンスの世界が待っていた。Tarは子どもの頃の夢に戻って自由な時空を思い出し回復する。二回目鑑賞してTarの思考と感情に少しだけ近づけたように思う。

迫りくる老い(すっころんで顔に大怪我)、死(隣人の母親の死)、絶望(女性若手指揮者の自死に始まる自分の転落)を苦しく味わい腹から身に沁みて、Tarは再生し希望への一歩を踏み出す。Tarはヴィスコンティの主人公のように「ベニスに死す」ことなく、音楽以外は潔く捨て「アジアに生きる」。(2023.5.15.)

おまけ
マーク・ストロング、髪の毛があったので本人だとわからなかったー!大好きだから残念だった(再度鑑賞で確認できました!)。

コメントする 24件)
共感した! 62件)
talisman

4.5歪みと女優力

2023年5月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

69本目。
BGMがなく、音楽を扱った作品だから、沈黙も含め、スクリーンから出る音全てがBGMかと勝手に解釈。
序盤の長回しでの、指揮者としての知識、説得力、終盤までの演技を観て、そこまで意識した事なかったけど、ケイトブ・ランシェットを好きになってる。
紆余曲折を経て、最後は圧巻のと思ったら、何処かで掛け違えたボタン。
狂っていく様子が、ミステリーだったり、サスペンスの様に感じる。
でも、最後があれとはね。
大分、予想外。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ひで

4.0緊張感が途切れない

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

特別ドラマティックな出来事が起こるわけではないのだけど、日常の中で起こる出来事が物語の緊張を高めていく。それは音であったり、人間関係であったり、メールであったり。抑えた演出が、逆に凍るような緊張を高めている。長尺な作品だが、最後まで緊張感が途切れることがない。

優秀で飛びぬけた業績を成し遂げてきたターが、崩壊していく過程に引き込まれる。表面上は人格者で、性格上問題のない社会人に見えるターだが、心の深いところで傲慢さや冷酷さを宿している。それがスキャンダルや人間関係の軋轢を生んでいく。

ターを演じたケイト・ブランシェットの演技はもちろんのこと、脚本や硬質な映像を映し出すカメラなど、作品としてのクオリティがとても高い。
あまり一般向けとはいいがたいが、洋画上級者の大人向けの作品といえる。

コメントする (0件)
共感した! 22件)
CR7