ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
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最高の家族の物語
最近映画レビュー全然書いて無かったので久々に書きたいと思います!(サボってしまいすみません🙇)
公開初日で(7月25日)ファンタスティック4ファーストステップを見に行きました!
ファンタスティックシリーズは見てたんですけど内容が薄々でキャラクター名しか覚えてませんでした😅
それでも本作は過去のシリーズをあんまり覚えてない僕でも全然見れる安心な映画でした✨
そして一番のお気に入りのシーンはラストのギャラクタスとのバトルですね! ファンタスティック4の家族達がギャラクタスに立ち向かうあのバトルシーンはマジで最高でした!
そして一番驚いたシーンもありエンドロール後の後にあの人物が出でてきてマジで興奮しました✨ これは今後のMARVEL映画も楽しみになってきました!!
誰が出て来たかは皆さんの目でぜひ確かめてください!
皆さんもこの夏はファンタスティック4の活躍をぜひ映画館でご覧ください!!
そして映画レビュー書くの復活するのでぜひ今後レビュー書くのを楽しみに待っててください!!
よく伸びたから地球が救われた
ファンタスティック4はある意味リーダーの能力に対する不審の解消を目的とした物語といえる。と言うのもスーは磁場を発生させ透明になって瞬間移動もできるし、ジョニーは火の玉になって空を飛べるし、ベンはハルクみたいな怪力と耐久性があるのに、リーダーたるリードの「身体のどの部分も非常に長く伸ばすことができる」という能力は他の三人に比べても、またスーパーヒーローの能力としてもやや弱い気がするからだ。
日本の大魔神にインスパイアされたような外見をした巨大なギャラクタスが、ちっこいリードを、ニヤニヤしながら知育菓子のねるねるねるねか何かを伸ばすみたいにびよ~んと引っ張ると、ちっこいリードが「引っ張るのはやめてくれえ」とは言わなかったものの、あああああとか言って苦しむシーンがあり、彼の「すっげえ伸びるんだぜ俺」という自慢の能力に対して、作中でそれをおちょくるのはいくらなんでもあんまりだ。
わたしは、日本人が書いた漫画で、日本のみならず世界中で大人気のとある漫画を読んだことがなくそのメディアミックスも見たことがないので、当然ながらまったくその漫画のことを知らないのだが、ただしその主人公がゴムのように身体が伸びる能力をもっていることだけは、どこかで見聞きして知った。もしその主人公が大魔神みたいな巨大なやつに手と足をつままれて、びよ~んと引っ張られ、あああああとか言って苦しむ様子を描写したばあい、ああいった漫画のファンというのはキャラクター愛がマジになりがちなので、描写への反発がおこってもおかしくない。それを考えればペドロパスカルにしたって激シブな髭面で、とうていスライム知育菓子みたいに伸ばされるような外観をしていないわけだから、大魔神にびよ~んと伸ばされてあああああと叫ぶシーンは衝撃的であり、もしかしたら笑ったほうがよかったのかもしれないと後になって思った。
なにしろ今回のThe Fantastic Four First Stepsは、M3GANでミーガンのようにFANT4STICでファンタスティックフォーと読ませる、生意気なタイトルデザインでありながら、映画版マルウェアとか無価値以下とか、さんざんな酷評に加えゴールデンラズベリー賞を総ナメしてしまったFANT4STIC(2015)の汚名と悪夢から、ファンタスティック4を脱却させるという大きな使命をもった勝負作であり、この再起をかけたプロジェクトには日本も大いに関係してくる。
というのも大魔神の甲冑デザインは遮光器土偶であり、ギャラクタスのキャラクターデザイナーが大魔神を見ていないわけがない。また銀のサーフボードに乗って飛んでくる銀箔女の出身惑星は全裸(ゼン=ラ)である。さらに決定的なのは4だ。やつらは日本社会の禁忌が4であることを知っている。これはわれわれが13をタイトルにつけたハッピーエンドな物語の映画製作をするようなものだ。なめられてたまるかよ。
──
時は1964年。古き良き時代、だけど今よりテクノロジーが進んでいる。徹底的に監修された舞台設定、製作費300億円。監督のMatt Shakmanの来歴は長いがほぼテレビ演出で映画はほとんどない。Madame Webを監督したS.J. Clarksonと似たキャリアであり、マーベルはでかいプロジェクトでも新しいクリエイターの発掘、謂わば刷新への期待、大胆な起用にひるまない。
人類か赤ん坊かという究極の選択へ落とし込むストーリーもいいし、俳優陣も手堅いところを揃え、若くしすぎてないのもいい。赤ん坊のフランクリンは言うなれば石ノ森章太郎の001だが、人間をつかっているのかVFXなのか解らないが、思い通りの表情を引き出した。あとは岩男と良い感じになりそうなNatasha Lyonneがよかった。このカップルの伸展が見たいな。
これでもかっていうお金をかけて、母と子と人類へもっていく展開にはぐうの音も出ない。予算がでかいから、のみならず、こんなのハリウッドじゃなきゃムリという映画だった。
このところのマーベルやDCのポイントは「あたらしくはじめる」ということだと思う。エンドゲームがその名のとおり、すべてをリセットさせた。それでサンダーボルツがはじまった。語尾に2も3も4もないスーパーマンがつくられた。本作のサブタイトルはFirst Stepsだ。言いたいのはその潔さである。
日本だったらあの感動をもう一度のばあい、しんだ古代進を生き返らせるという手法をとる。要するに同じようなことをやって柳の下の泥鰌を狙う。ところが、マーベルもDCも、ストーリーを通じてつくったファンに媚びることなく、物語もキャラクターも終わらせて「あたらしくはじめる」。ウケがよかったからまたやる、みたいなことをしない。スターウォーズにしても1977年の第1作目が「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」だったわけで、あらかじめビジョンと長期計画に沿った製作をする。潔い。
そういやサンダーボルツのポストクレジットシーンで、4のエンブレムをつけた宇宙船の到着を検知したのがチラッと映った。ピューが4の面々にからむのって想像できないな。呉越に期待だね。
imdb7.3、RottenTomatoes86%と91%。
レトロ!
60年代がシャレおつ
地球を何だと思ってるんだー(^_^;)
予備知識必要
予備知識がなくても楽しめます
みていてキツい
ヒーロー兼世界のリーダー兼ファミリーの一員
宇宙探査中に能力を得た科学者と家族が、国家や地球の代表として最前線で奮闘する物語。
これまでの映像化作品に比べると、能力の紹介や人物像の掘り下げよりも、メンバーがどんなバランスでチームを形成し、彼らがどういった信念で問題を解決しているかという描写に力を入れた作品のようだった。
上映時間を2時間未満にしたかったのか、駆け足のシーンが多かった気がする。特に、能力を得た後、彼らがどんな活動を重ねて市民の信頼を得、いちヒーローから国家や惑星の代表に就任するまでに至ったかが小規模なダイジェストでしか語られないのは勿体なかった。普段の戦いぶりがわかっていれば、クライマックスのバトルでセリフに頼らずとも敵の強大さを説明でき、劣勢を覆す展開がもっと熱くなったのではないだろうか。
彼らがヒーローとして人として何を優先するか、どんなリーダーであろうとしているかを描いている点は、組織の命令系統の中で活動したり正体を隠して活動する他のヒーロー達の物語とは一線を画していて、興味深かった。ヒーローが地球規模の指導者になったり自己犠牲を拒否する展開は、近年の孤独な葛藤型ヒーロー作品に比べたらぬるい世界観に見えるかもしれないが、良い意味で異彩を放っていると思えた。
この変化球は今後のピンチや他のヒーローとの邂逅で効いてくる要素なのだろうが、本作がアベンジャーズシリーズの助走に留まってしまうのだとしたら勿体ないとも思える独自性だった。
本作の公開直前、2027年末公開予定の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』をもって一連のMCUシリーズをリセットするという宣言が出た。本作が『ファースト・ステップ』と題していても、単体作品としての次作はないということが察せられて残念だった。また、本作でエンドロール後のお約束について明記したり、今後のMCUの展開についてチラ見せを越えて明言している点も、ファンサービスより引き留めに見えてジャンルのピンチぶりがうががえる。
あと2年でリセットされるとわかった上でファン達が『アベンジャーズ』以外の単独タイトル作品にどう付き合っていくのか、気になるところだ。
このレトロな感じはどこまで伏線なのか
ヒーローの能力配分ってなかなか難しい。空を飛んだり、何か光線や炎を飛ばして攻撃できたり、ものすごい怪力を持っていたり。武器を使うヒーローは大概攻撃力がちょっと低い印象だ。だから、ファンタスティック・フォーのうち3人はとてもいいバランスの能力配分だと思う。ところが、ミスター・ファンタスティックの手足が伸びる能力は使い勝手がよくない。ワンピースのルフィもだが、能力の使い方に一工夫が必要だ。
本作は、近未来のはずなのにとてもレトロな雰囲気。ニットのスーツをまとったヒーローなんて(試作段階の手作りスーツ以外では)見たことない。元々作られた時代にあわせているのか、そのレトロな感じが若干違和感を覚える。別の次元の地球ってことなのかもしれない。
スーパーマンでもそうだったが、ヒーローの始まりの物語ではなく、始まりから少し時間が経った地点から物語をスタートさせる手法。いや、あの始まりからいくつかの敵と戦うシーンはもう少し観たかった。
次のアベンジャーズにつながる(アベンジャーズにファンタスティック・フォーを登場させるための)物語だからなのか、敵もシンプルだしそれなりに楽しかった。再度の紹介映画としては及第点。
ちなみに最後のアニメ映像でメンバーの能力紹介していたが、ミスター・ファンタスティック(リード)は優秀な頭脳が強調されていた。やはり手足が伸びる能力は重要視されていないようだ。納得。
先日観たスーパーマンも
結局、母は強し
何度か目の映画化らしいが、自分としては「ファンタスティック・フォー」シリーズは初見なので、ほとんど何も知らずに鑑賞。ただ、冒頭で「ファンタスティック・フォー4周年」みたいなテレビの特集番組という形態でこれまでの活躍などがダイジェストで流されるので、こんな感じなんだ、という雰囲気は私のような初心者でも掴める。
ただ、近未来的な要素がありつつ、人々のファッションや雑誌の表紙のデザインなどがとても60年代っぽくて、壊されるビルが何とパンナム・ビルだったりして、一体いつの時代の話なんだろうということが初心者には判然としない。
ただ、ロケットが飛んでいく様を見ながら、あぁやっぱりアポロの時代なんだ、と思った。このくらいの時代へのノスタルジーというのは月の石を見に行った世代が再び万博を、とか言っているのと同様の感覚なのだろうか?
惑星を滅ぼす敵のギャラクタスと戦うという壮大な話のはずなのに、気づけば家族を大切にすべきか、公共のためには自己犠牲もやむなしと考えるべきか的な比較的小さな事でテーマに矮小化されている。そして、最終的には母は強し、ということになるのかな?
まぁ、特殊能力を持っているとはいえ、さほど目新しさもなく、全体としては地味。そんな感じだから今までも観てこなかったのかなぁ?
A307 スージーは透明だけでいいやん
2025年公開
マーベルはあまり好きでなくアイアンマン以外見ていないので
しかしファンタスティック4は宇宙忍者ゴームズを幼少見ていたので
ファンです。
がリブート過ぎるとちょっとねー
まずはリチャーズがジジイ過ぎる。
スージーはオバはん臭キツイ
ジェシカアルバちゃんがちょうどいい
この頃あんまり見んけど
ジョニーはもっともっと尖がってるやろ!
ガンロックはなんかあんまり活躍してねーし。
誕生編は端折るのも仕方ないけど
また家族がーかよ。
だいたい妊婦が宇宙へ行くの旦那としてオッケーなんか?
それからそや!卵動かせるしそしたら敵から隠れることできるんじゃね?
ってワタシに相談せんとそんな超ウルトラなことするな!
飛んだ先が地球と同じ環境かどうかわかってんの?
あんたホンマに科学者か?
あーそれから敵キャラの順番も勝手に変えんといて
頭がついていかん
で、最後に出た次作の悪役はアイアンマン?
ええんかそんなぐちゃぐちゃで
60点
鑑賞 2025年8月5日 MOVIX京都
パンフ購入 ¥900
配給 ディズニー
レトロお洒落なんだがいかんせんレトロなんでパンチが弱い
正直、ファンタスティック4の歴史を知らないため、本シリーズに対する文脈はわからず、マーベルの一作品という認識で鑑賞。
当時のファンタスティック4世界観の延長から設計されているであろう最先端科学デザインは、なかなか興味深く面白かった。
データの記録媒体がメタル調レコード盤だったり、屋外広告が巨大ブラウン管だったり、空飛ぶ車は存在しているが、スマホはなかったりと、観客の世代によっては不可思議な世界観に見えてしまうだろうな。
飢えのために星を喰っちゃうトンデモ宇宙大巨人・ギャラクタスに、次の食事の標的に狙われて一大事の地球。この地球滅亡を救えるのはファンタスティック4なのだ。侵略される前に先手を打って、ギャラクタスの元へ向かうファンタスティック4。しかしスーは身重という状態。はたして一行は地球を救えるのか?
といった流れですが、なるほど、昔の冒険活劇は世界観設計がかなり大雑把で勢いのみで作っていたよなー。もう細かいことを言い出したらキリがないし、ヤボでしかないっすよね的な感じ。もう強引な力技で物語を終盤までグイっと引っ張っていきます。
そして恒例のマーベル・マルチバースを示唆するエンディングへ…。
うーん、また全員集合企画をやるんだよね。まーやるよねぇ。
レトロ感
テンポ良い!そのせいか大味
マーベルの中でも、特にキャストが変わるイメージのある本シリーズ。
調べてみると最初のキャストによる作品は2005年公開(続編は2007年)。前回のキャスト作品は2015年。そして本作が2025年とちょうど10年ごとにリニューアルされていました。
前作はコケたと評される一方、今回は比較的好評との論調が多い本作なのですが、正直あまり面白くなかったなという感想です。
これまで登場人物たちがいかにして超能力を得たかの描写が必ずあったところ、「さすがにもういいでしょ」となったのかそこを省いたのはとても良かったのですし、新たなメンバー(?)や女性のシルバーサーファーの登場など、面白そうな要素はたくさんあったと思うのですが、すごい大味な感じもありなんだか全体を通してずっと眠ーい展開で残念でした。
救いは最後、クレジット中にマーベル最大のヴィラン登場を予見させるカットがあり、ここは次作の『アべンジャーズ』への期待を高めてくれるものでした。
ノスタルジックな庶民的ヒーロー作品
2010年代は「MARVELにハズレ無し」と思っていた俺だが、近年「うーん」と思うことが多くなり、MARVEL作品に期待を持てなくなって来た。それでもかつての面白さの復活を期待してスルーすることは出来ずに観続けている。本作も期待は持たずに観賞。
【物語】
4人の宇宙飛行士、リード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)、妻のスー・ストーム(ヴァネッサ・カービー)、スーの弟ジョニー・ストーム(ジョセフ・クイン)、リチャーズ夫妻の大学時代からの友人ベン・グリム(エボン・モス=バクラック)は宇宙飛行士のクルーだった。あるミッション中に未知の宇宙線を浴びたことで4人は突然変異を起こして特殊能力を身に着けて帰還する。
特殊能力を世界の平和を守るために使うことを決意した彼らは、地球を滅ぼそうとしている強大な異星人ギャラクタスと交渉するため宇宙に飛び立つ。しかし、ギャラクタスにある呑めない条件を突き付けられ、交渉不成立のまま命からがら地球に逃げ帰って来る。大きな期待を込めて4人を送り出した地球の人々は結果に失望し、逆に彼らを激しく非難する。
4人はギャラクタスの要求条件を拒絶する意志を変えない一方で、地球を守るためにギャラクタスに立ち向かう秘策を練る。
【感想】
期待せずに観たことも幸いし、まあまあ楽しむことはできた。
オリジナルは60年以上前のMARVELコミックの原点的作品らしい。なんとなく、そんな古い時代の空気も伝わって来た。 ヒーローになり切れていないヒーローというか、「家族が一番大事」という一般人と変わらない価値観を持つ、庶民的ヒーローというところに親しみを持てた。
ちょっとのノスタルジックな、安心して観られるファミリー向けヒーロー映画。
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