「ノスタルジックな庶民的ヒーロー作品」ファンタスティック4 ファースト・ステップ 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
ノスタルジックな庶民的ヒーロー作品
2010年代は「MARVELにハズレ無し」と思っていた俺だが、近年「うーん」と思うことが多くなり、MARVEL作品に期待を持てなくなって来た。それでもかつての面白さの復活を期待してスルーすることは出来ずに観続けている。本作も期待は持たずに観賞。
【物語】
4人の宇宙飛行士、リード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)、妻のスー・ストーム(ヴァネッサ・カービー)、スーの弟ジョニー・ストーム(ジョセフ・クイン)、リチャーズ夫妻の大学時代からの友人ベン・グリム(エボン・モス=バクラック)は宇宙飛行士のクルーだった。あるミッション中に未知の宇宙線を浴びたことで4人は突然変異を起こして特殊能力を身に着けて帰還する。
特殊能力を世界の平和を守るために使うことを決意した彼らは、地球を滅ぼそうとしている強大な異星人ギャラクタスと交渉するため宇宙に飛び立つ。しかし、ギャラクタスにある呑めない条件を突き付けられ、交渉不成立のまま命からがら地球に逃げ帰って来る。大きな期待を込めて4人を送り出した地球の人々は結果に失望し、逆に彼らを激しく非難する。
4人はギャラクタスの要求条件を拒絶する意志を変えない一方で、地球を守るためにギャラクタスに立ち向かう秘策を練る。
【感想】
期待せずに観たことも幸いし、まあまあ楽しむことはできた。
オリジナルは60年以上前のMARVELコミックの原点的作品らしい。なんとなく、そんな古い時代の空気も伝わって来た。 ヒーローになり切れていないヒーローというか、「家族が一番大事」という一般人と変わらない価値観を持つ、庶民的ヒーローというところに親しみを持てた。
ちょっとのノスタルジックな、安心して観られるファミリー向けヒーロー映画。
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