「新規、古参問わずファーストステップとしては最適な作品。」ファンタスティック4 ファースト・ステップ やまといもさんの映画レビュー(感想・評価)
新規、古参問わずファーストステップとしては最適な作品。
まず初めに。
最近のマーベル映画を観て「アベンジャーズより全然ダメだよね~。」なんて話をちょいちょい聞くわけだけど、それは違う。
アベンジャーズとは、マーベルが膨大な時間と金と人をかけて作ったフルコースなわけであって、面白くなければ逆に困る作品なのである。
金を払って映画を観るうえで、あえてつまらないものは見たくないのは心理なのだが、流石にそこと比べてしまうのはちょっと筋が違うと言っておきたい。
じゃあなんで最近のマーベルってコケてたの?って話なんだけど、このフルコースを食った客に対して、もう一度メインディッシュを食わせようとしたり、別料金の前菜を出してきたりしていたからコケていたのである。
今回のファンタスティック4はその流れを切り、マーベルの世界をもう一回やり直そうぜ!というきっかけの作品である。(ファーストステップ!
正直な話、この作品に興味がない人に対して、推せるようなスペクタクル部分はない。
だが「ここから」始まるのである。
アイアンマンも最初はただの企業内のイザコザだったし、正直2なんて面白いとこあったか?なんて記憶しかない。
しかし”あの”エンドゲームに帰結したのだ。
そのことを踏まえて今回の作品は、始まりから追いたい人には是非見てほしい作品である。
全体的ないい部分の話をすると、世界観が非常によろしい。
ネオレトロ全開の家具や機器。古臭いデザインなのに変形して空まで飛ぶ車。
そんなロケットで大丈夫かよ!?と思ってたらワープまでしちゃうと、正直アベンジャーズなんかより全然ハイテクだったりする。
ここら辺の描写は個人的にかなりおすすめ。
逆にダメ・・・というかイマイチ推し辛い部分なのだが、今まで組み込まれていた前置き部分が省略されて、知識がない人にはちょっと急ぎ足の映画に見えてしまうところ。
スーパーマンがどうして地球にきたのか?とか、ファンタスティック4がどうして超能力を持っているのか?みたいな部分は、もう今更描くくらいなら別にリソースを吐いた方がいいということなのだろう。
日本で言えば、どうしてドラえもんはのび太のところに来たのか?を毎回やるようなものだから仕方がない。(それでも今作は冒頭にダイジェストいれてくれるよ!MCUやさしいね!
本来アメコミなんてニッチなジャンルは、多少知識があったほうが楽しめたりするので、これから挑戦する人には是非原作情報を眺めてから観にいって貰いたいなとも思う。
近年だとSFの代名詞みたいになっちゃって、素人向けの部分も扱ってくれてるけど、やっぱり下調べをやるかやらないかで、ワクワク感がかなり違う。
次回はDr.ドゥームが出るぞ!なんて最近発表もあったけど、超人気の敵役ということを知ってるか知らないかで、上映前のテンションがかなり違ってくるのではないだろうか。
この界隈変な話も多くて、今回の敵に美少女キャラの娘がいるとか(正史ではないが)、調べてるとそういう与太話を拾えたりするのも良い部分。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。