「あらゆるキャラを見事に揃えた娯楽作」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り 新宿キネコさんの映画レビュー(感想・評価)
あらゆるキャラを見事に揃えた娯楽作
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B級覚悟で観たらば、これが予想以上に楽しかった。
大人でもそうなのだから、子供さんはさぞかし大喜びでしょう。
どんな動物にでもなれるモンスターとのハーフのドリックは、
モンスターというよりエルフのような透明感だし、
非の打ち所がないキラキラ男子のゼンクが、
その完璧さが逆に、なぜか見ていて笑いを誘うキャラ立ちっぷり。
知能の高い者を襲うクリーチャーは、お約束で人を選ぶかと思いきや、
全員スルーの失礼さ。
極め付けは、ブラッドリー・クーパーの使い方がセンス良すぎ。
惚れる女性が一貫してアマゾネスタイプの、マーラミン最高。
最後、アウルベアに変身したドリックが、
ソフィーナ(悪い魔女)をバンバンバンッ!とやっつけるところはウケた。
(それにしても、ソフィーナを助けに来ないザス・タムって、薄情者だな)
1つだけ勘弁してほしいのは、こちとら字幕を観に行っているのに、
”日本公開版エンディング曲”とかって日本語の曲を流されたこと。
せっかく「誰か!5つめの質問をしてあげて!」と、気分よく終わるとこだったのに。
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