「最後家族愛入れてきて泣かすとはズルいぞ~!」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
最後家族愛入れてきて泣かすとはズルいぞ~!
なんかちょいB級の香りを漂わせつつちょっとドラクエの雰囲気がある映画かな〜とそんなには期待せず、
単に予告編で見た「実写版ミミック」を確認するだけのはずだったのに、
最後の最後で究極の家族愛をぶっ込んできてほろりとさせるとは何事〜!!!(褒めてます)
もう、産みの母よりなんとやらではないですか!!
いや、見てて「そんな赤ちゃんの頃から育ててくれたのなら彼女が実質母じゃない??」とは思っていたんですが、
女のコへの母性はだだ漏れでめちゃめちゃ守る気持ちはあるけど、女のコの父親には単なる行きずりの相棒程度で、恋愛感情ほぼゼロだったし(笑)
そうか、最初から女のコの父親と母親代理として出会ったから、恋愛でいちゃつくステージをすっ飛ばして
「このひとは 出会った瞬間 古女房」
だったのか!!と腑に落ちました(笑)
またこの女のコを一緒に育てた彼女がま〜〜強い強い!!!かっこ良い!!「傭兵達はあたしに任せて!」の、ドラクエで職業選ぶなら「戦士」ですな。その後、武道家も選んで両方を極めたバトルマスターと言っても過言ではないかも!
斧を武器として使える職業って限られているんですよ。姉さん、斧が使えて武道も出来て強さハンパなかったっす!!!あーー憧れる〜(笑)
また、へっぽこ魔法使いの男の子は少しずつ強くなってわりと強力魔法が使えるようになるし、
「能力の開放を邪魔してたのは自分自身だった!」の言葉、頂きます_φ(・_・
そう、出来るわけないなんて自分で自分の限界を決めちゃ駄目なんだ!限界を超えろ!!自分を解き放て!!!。。。あれ?こんなアツくなる映画だったっけか。。(笑)(笑)
あと色んな動物に姿を変えられる彼女も頼もしいし、ちょいちょい人間に対してツッコミ入れるし、あ、分かった海外版勇者ヨシヒコ割と制作費かけてドラゴンを本物っぽく、旅の扉を自分で設置出来るバージョンで創ってみました〜〜の映画でした!!
悪役の魔女は、闇堕ちした賢者っぽい雰囲気で強力魔法とか面白かったです〜!!
最後に誰を生き返らせるのか?は「長靴をはいた猫」の「本当の家族って誰をさすのか?」に通じるテーマでホロリときました。
思いがけず思いがけず、思いがけず良い映画でした〜!!!