マイ・ドッグ・ステューピッド

劇場公開日:

マイ・ドッグ・ステューピッド

解説

「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」などで知られるフランスの俳優で監督のイバン・アタルが監督・脚本・主演を務め、パートナーであるシャルロット・ゲンズブールも共演したコメディドラマ。

中年作家のアンリはここ数年、何も著作を出版できていなかった。妻や子どもたちの理解も得られず、いまの生活から逃げ出して新たな人生を送りたいと思っている。そんなある日、アンリは無愛想で素行の悪い犬と出合い、その犬を飼うことになるのだが……。

アメリカの作家ジョン・ファンテが自伝的要素を盛り込んでつづった中編小説「犬と負け犬」を映画化。「ネバーランド」「ワールド・ウォー Z」などで知られるマーク・フォースターが製作総指揮に名を連ねている。

2019年製作/106分/PG12/フランス
原題:My Dog Stupid
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2022年12月2日

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(C)2019 SAME PLAYER - GOOD TIME PRODUCTION - MONTAUK FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA

映画レビュー

3.5犬と作家

2022年12月8日
Androidアプリから投稿

学生ならともかく、逆になぜ一緒に暮らしているか理解できないガタガタファミリー しかし父自身もスランプの為、ガツンとは言えない様子 闖入者が猫か小型犬だったら、家族の鎹になっていたのだろうけど、何処からかやってきたのはブサイクでゲイな大型犬だった 大雨で失踪癖があるようで
娘の彼氏を手始めに愛犬の仇のドーベルマン、海辺の人にまで 父の、今迄は趣味が良かったのに失望した、勝っただけではなく後ろから屈辱を与えた(ロメロ君?)とか作家らしいセリフや、あらあなた裁判官だったの?のサプライズには笑ってしまった
途中4−じゃなくて6−?と思ったけど2は戻って来たからか 拗れた人達には本音を吐き出すのが利くということか

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ゆう

3.0マイ・ファミリー・ステューピッド

2022年12月4日
Androidアプリから投稿

悲しい

楽しい

幸せ

スランプに陥いり最近は著作を出版出来ていない55歳の作家が、嵐の夜に迷い込んで来た大型犬を飼ったことで変化して行く話。

4人のパラサイトな子供たちと妻と豪邸に暮らす、25年前にベストセラーとなった作品を書いたものの、その後は酷評を受けてばかりの主人公が自分には出来ないことをやってのけた犬を気に入って、と問題ばかりの家族に実は天才?な犬まで加わって…。

犬が活躍するか翻弄されるか、ベートーベンみたいな感じなのかと思ったけれど、ステュピッド君はバカ犬なのか天才なのか、のらりくらりで特別活躍っぷりをみせる訳ではなくて、主人公が変わる切っ掛けをくれただけ。良い味出してたけれどw

コミカルな描写もそこそこあるにはあるけれど、行き詰まって息詰まる作家が妻と子供たちに翻弄されつつ家族と自分を見つめ直していくちゃんとしたドラマで、どちらかというと大人しめの空気感。
最後はちょっと展開も大人しめだったけれど面白かった。

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Bacchus
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