劇場公開日 2023年1月13日

映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価

全263件中、21~40件目を表示

3.5ドラマ版でもそうだったが

2024年7月27日
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何故黒木さんがモテるという設定を入れ込まなきゃならないのかが不思議、
物語りはまぁ面白い

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クゥラン

3.0コミカルの陰にある真摯さは痛い

2024年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
原告にどうするか一任されて。坂間さん、悩み抜いた末に(被告からの和解の申し出を)断りました。
坂間千鶴は、依頼人のために、最後まで真実を追い求めるつもりです。

こう言い切った時の入間判事の表情を、評論子は忘れることができません。
「法曹の意地」みたいなものが坂間弁護士から垣間見えたようにも思われました。
評論子には。

主役の裁判官・入間みちおを演じた竹野内豊自身が持っているのキャラクターもあって、どことなくコミカルに描かれている本作ではあるのですけれども。

しかし、事案の妥当な解決に腐心する法曹の真摯な苦悩も、そのコミカルさの陰に、しっかりと描かれていた一本ではなかったかと思います。

佳作であったと思います。

(追記)
<映画のことば>
悩んで、悩んで、悩み抜く。
結局…それでしか一番いい答えは見つからないと思うよ。
もっと悩め。坂間千鶴。

人の価値観を扱う法律学は、科学(社会科学)と言っても、多くの場合、法の適用結果には「結果的な妥当性」ということが常に求められますし、自然科学のように実験によって再現性を確認することが出来ないので、その意味では、「法律学の科学性」というものには、自(おの)ずから限界があるといわざるを得ないことでしょう。
とかく法律家が三百代言的に見られがちなことも、理由のないことではないと思います。

しかし、法律も、事案に応じた柔軟な解決策を求められながらも、なお紛争の解決のための指針となるような普遍的な真理を常に求めているという意味では、なお「科学」としての性質をを失ってしないようにも、評論子には思われます。

言い古された表現で置き換えるなら「法的安定性」と「具体的妥当性」とのバランスをどこで(どのレベルで)、どのように(どのような形で)図るかは、本当に悩ましいところで、上記の映画のことばの坂間弁護士のように、実務に携わる者は、悩んで、悩んで、悩み抜いているのが、実際ではないかと思われます。
その意味では、ずんと胸に重たい一本でもあったように思います。

(追記)
他のレビュアーの方々が指摘しているとおり、日本の刑事裁判所は、捜査まがいのことはしません。

法律=刑事訴訟法の建前としては、「真実の発見」が裁判所の責務にもなっているので、必要であれば職権での証拠調べができることにはなってはいるのですけれども。
(この点が、「当事者間に争いのないことは前提としなければならない」ということで、裁判所も、相対的真実に基づいて判断すれば足りる民事訴訟との大きな違いです。)

しかし、多数配置されている裁判所事務官は、組織としての裁判所の所属であり、決して裁判体としての裁判所に所属しているその「手足」ではないので、刑事裁判官の手足は裁判所書記たった一人で、証拠を整理したり、裁判の記録を管理したりするのがやっとこさで、とてもとても捜査機関がするような捜査まがいのこと(職権による証拠調べ)など、できる仕組みにはなっていないことを、申し添えておきたいと思います。
(ちなみに、行政事件訴訟法の規定によれば、行政事件でも裁判所は職権での証拠調べができることにはなっていますけれども。裁判所が職権で証拠を探してきたり、証人を採用して尋問したりしたという経験は、「訟務官」を務めていた当時には、それなりの件数の事件を扱っても一度もありませんでしたし、他の機関を含めた訟務官仲間から聞いたことも、ついぞありませんでした。)
行政事件でも裁判体としての裁判所の機構は同じで、裁判官の「手足」の裁判所書記官(民事事件と行政事件ではこう呼び、刑事事件では裁判所書記としか呼ばない。なぜだ?)は、たったの一人ですから。
たぶん、刑事事件でも、そうなのだろうと思います。

(追記)
もっとも…。
映画作品としての本作と言うことでは、本作がそういうふうに実態をはみ出していることを、減点要素とはしていません。
それは、「映画作品=常に真実の生き写し」とは、評論子も考えてはいないからです。

しかし、全くのフィクションとして物語を構築するならいざ知らず、「裁判所」「弁護士」「刑事裁判」といった現実のある現場を物語の舞台として設定するなら、全くその実態を踏まえない作品は(少なくとも実態を知っている者には)荒唐無稽に見えてしまいますし、せっかくそこに着想を得て映画を作るなら、実態の良いところをクローズアップする、良くない点を(必ずしもその世界にいるわけではない、いわば素人の視点から)痛烈に皮肉るなどすることで、現実を止揚して、製作陣には製作陣なりの「考えていること」「理想とするところ」を観客には見せて欲しいところです。

そして、映画というものは、そういうチカラを備えていると評論子は信じているからです。

そういう映画は、実態を知る者の胸にも、知らない者の胸にも、深く深く突き刺さる作品になることでしょう。
そして、評論子は(も?)そういう作品を探し続けているからだろうとも思います。
(ドラマが当ったから、二匹目の泥鰌を狙ってただ映画化するだけのことなら、もはや論外なのですけれども。)

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talkie

3.5ドラマ未見。でもまあ楽しめた。 面白くはあったが、今どきこんな街あ...

2024年7月20日
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鑑賞方法:TV地上波

ドラマ未見。でもまあ楽しめた。
面白くはあったが、今どきこんな街ある?主役は竹野内豊かと思ったが、黒木華でしたね。ラストの涙にちょっとやられました。
本作、細部はかなり雑です。毒性強すぎやろ、だいたいどこ捨てるつもり?
揖保乃糸の美人お姉ちゃんが最後に法の道目指す場所にいてほしかったな(笑)
カンテレ土曜プレミアム本編ノーカット

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はむひろみ

1.5豪華キャストで送る学園祭の演劇

2024年7月1日
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鑑賞方法:VOD
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にあ

3.5ドラマを観ていないので、

2024年6月9日
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鑑賞方法:VOD

ノリについていけず温度差感じて引き気味で観ていましたが、最終的には泣きました。

竹野内豊、すごいいい味出しててびっくり。
思っていた俳優像とほぼ真逆なのにハマり役。
ドラマも観てみようかな。

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AAA

2.5あぁ、プラチナデーターの脚本家かぁ

2024年5月26日
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鑑賞方法:VOD
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bebe

3.0人として面白味のある男、変わり種ではあるが法の前に真っ直ぐ向き合う姿勢が好感!

2024年4月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

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The silk sky

3.0向井理以外は普通かな

2024年4月21日
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向井理ってこんなブスだった?大根役者っぷりは相変わらずだけど。
黒木華と竹野内豊は良い。

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Luke

3.5イチケイって何?

2024年4月14日
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鑑賞方法:TV地上波

2024年4月13日
映画 #イチケイのカラス (2023年)鑑賞

岡山に異動したみちおが担当するのは主婦が防衛大臣に包丁を突きつけた傷害事件

イージス艦と貨物船の衝突事故

町の地元大企業の疑惑

それぞれの疑惑の点が結びついていく

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とし

1.0映画人としてやってはいけないこと

2024年4月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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あっさり醤油ラーメンが好き

3.0まるで八つ墓村のような不気味さ・・・

2024年4月5日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

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いちりん

4.0面白かった

2024年3月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

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ケイゾク

3.5❇️真実だけで人は幸せにはなれない事を知れた。

2024年3月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

難しい

イチケイのカラス

🇯🇵京都府、神奈川県寒川町など(ロケ地)

元弁護士で異色の女判事が現在は他職経験制度で弁護士をしているヒロインの黒木さん。
裁判官で特例判事補の豊さん。

シージス艦と貨物船の衝突事故で、夫の死で不正を訴える妻が刃物を持っていた罪で裁判。

地域の住人が大半を務める大型工場の水質汚染問題での裁判。

正義とは何か?国家権力や地域や街ぐるみでの不正、真実を捻じ曲げる闇の影と戦う、判事と弁護士のドラマから2年後を描く!

❇️真実だけで人は幸せにはなれない事を知れた。★彡中々深いストーリーでした。

◉74D点。
★彡久しぶりの竹野内豊さん
すっかりおっさんになってしまったけど、異色の裁判官は悪くない気がしました。

🟢感想。

1️⃣軽いテイストベースなのに後半は重い事件ストーリー⭕️
★彡予想外の嫌がらせで闇が深かった。

2️⃣伏線か多し。⭕️
★彡後半細かく回収していくので、なんか気持ちいい😆最後はグッときた😭

3️⃣予想以上にやるせない結末。⭕️
★彡誰が正解なのか?考えさせられ、わからなくなります。真実が全てと思っていたのにな。

😢🏭🧑🏻‍⚖️👨🏻‍⚖️🛢️⚖️🚢🔪🎣🌫️

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シネマを喰らう

4.0国家権力との戦い……?

2024年3月18日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

笑える

知的

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Usako

4.0胸を張れ、間違っていたのは私達

2024年3月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

吉田羊が言ったこのフレーズにグッときた。
ドラマの延長で観やすかった。
ドラマの劇場版ってやっぱり豪華キャストだな。

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ノブ様

3.0途中まで面白い

2024年2月28日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

正義の代償みたいな落ちは確かに現実感があるが、地元民の働き場所である工場とそれに連なる職業、地元への貢献など急に一部地域の事だけに集約される展開はちょっと拍子抜けした。
この点はかなり勿体ないが実際にあっても恐らく隠蔽されるよな…とは思う。
防衛大臣がカッコいい事を言ってたが、利権や利益供与に絡む先に多くの人々がおり、国を守るために、国民に説明せずやると言う理由が彼のなかで何%くらい占めているのか?気になった。
本当に、この一部地域で起こった事案は日本中にあるだろうと思う。
地元愛と言う言葉すらそう言う裏を考えてしまいそうだ。
あと、法律とは使い方と言っていたが法律の抜け穴でのうのうと金儲けしている奴等が法律を作ってる世の中だ。
そう言ったモヤモヤが残ったまま作品を見終わってしまったのは残念だった。
まぁコメディでぼやかして作らないと作れないだろうし…。
コメディとしては出来ている方と思う。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴ある)

3.0序破急

2024年2月24日
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Don-chan

3.0国家権力に⁈

2024年2月24日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

知的

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おのもん

3.5キーワードを見逃すな

2024年2月23日
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鑑賞方法:VOD

知的

地面に落ちた傘など不自然に挟まれていく映像、それがラストに向かって謎解きのキーワードとなっている。
納得のストーリー。
正義なのか悪なのか、正体の解らない斎藤工がメッチャ良い。

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キブン

3.5誰がために正義はあるか

2024年2月22日
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知的

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カタカタ