雲旅

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雲旅

解説

女子プロボクサーの葉月さなを追ったドキュメンタリー。

女子プロボクサーの葉月さなこと脇山さなは1984年、福岡で生まれ、6歳で親に捨てられてからは弟と2人で児童養護施設で育った。そして17歳で長男を出産し、弟の死がきっかけとなり30歳でボクシングの道に進んだ。仕事と練習、試合を繰り返す日々のなかで、忘れていたいことや忘れられないこと、その答えを探し続ける葉月さな。本格的な運動経験もなかったにもかかわらずボクシングの世界に飛び込み、過酷なリングに立ち続け、ボクシングを心の杖にして歩み続ける彼女の姿を記録した。

博多の伝説的ロッカー・山善を追ったドキュメンタリー「6600ボルト」を手がけた下本地崇監督が、同作以来7年ぶりに送り出すドキュメンタリーロードムービー第2弾。

2022年製作/90分/G/日本
配給:パブリックチャンネル
劇場公開日:2022年8月20日

スタッフ・キャスト

監督
撮影
下本地崇
撮影補佐
平山賢
編集
下本地崇
主題歌
高取淑子
題字
真照
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フォトギャラリー

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(C)2022 TRAVEL HIGH

映画レビュー

5.0雲旅

2023年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

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クマソタケル

5.0心に響く映画でした

2022年11月26日
スマートフォンから投稿

私自身もボクシングをしています。
始めた理由は、とても辛いことがあり、何かを始めないとダメになりそうで、がむしゃらに打ち込むイメージのボクシングを選びました。
なので、ハードで、また危険なスポーツを女性が始めるのは、どんな理由なのかな…と、とても興味があり、とても楽しみにしていた映画でした。

母として、女性として、人として、一生懸命に生きる葉月選手。
ボクシングに打ち込む思いがとても切なく感じれたり、また強さを感じたり。
勝手にですが、自分自身と相通じるところを感じる映画で、私もこれからも頑張って生きて行こう、と、あらためて思えました。
ふと、辛かったことに引っ張られてしまいそうになる瞬間があるのですが、ボクシングはそんな私を前に向かせてくれます。

心に響く、とても素敵な映画でした。

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fort.e04

3.5ちゃんと生きるんだ、という生き様。

2022年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「弟がいたから、息子がいたから続けられた。
世界一になったときに“貴方の存在があるからボクシングはやれた。だからこれは貴方の存在のおかげなのだ。”と言えるから。」

綺麗ごとは誰でも言える。この姉のすごいところは本当にそれを実行して継続してきたこと。
まさに背中を見せていた。どこかフワフワした息子も、セコンドについていたときに自然に真剣な眼差しに、そしてつい大きな声で叫ぶ。 この母ちゃんやるわ。

本人もそうだが、二番目の弟さんの説明力が素晴らしい。
「一番目の兄が電話をよくかけてきた。落ちぶれても、僕に対しては兄で居たかったんだと思う。そんな気持ちをわかっていたのに、邪険な態度で接してしまった。それを悔いる。」というくだりなど。あー、気持ちがよくわかって泣きそうになった。
二人ともこんなにも的確に分析できていて、言語化できるとは。
同時にどこか偏見があった自分に気づく。。。

映画としてはもう少しメリハリがあったほうが良かったかもしれない。
でもドキュメンタリーだからねえ。 そんな都合よくいくわけがないから、ここは仕方がないかも。

他の人のレビューにもあったが最後の歌がほんと素晴らしい。
ネット配信を探したけど見つからない。なんとかゲットしたい!

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momokichi

5.0下本地監督の雲旅観ました

2022年10月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

6600ボルトからの今回、音楽映画と思いきや
まさかのスポーツドキュメンタリー。

しかし、淡々と描く中での
心理描写が今回もステキでした。

普通のシングルマザーが
ボクシングを通して生きていく映画

絆や自信や生き様など、様々な事を
考えさせてくれました。

そして、ちっぽけな自分でも
今日からでも変われる
と感じさせてくれる作品でした。

ありがとうございました。

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バンビ

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