劇場公開日 2024年1月26日

「日本映画史に残る作品」カムイのうた gぱんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0日本映画史に残る作品

2023年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

美しく、素晴らしい映画でした。
この映画を観てそのあとの感想は千差万別になることは間違いないでしょう。

なぜならこの映画に収められているテーマは多岐に渡るからです。

差別や貧困、紛争、人類愛、師弟愛、家族愛、人間愛、映像美、喜怒哀楽、言語文学、自然愛、教育、数えたらきりがない。

文化的価値の高い作品だということは現状の海外での受賞状況をしれば納得です。
劇場のパンフレットに記載されていた海外での受賞数をみて驚嘆しました。

是非、上映期間中に映画館に足を運んでもらいたいと思います。

なぜなら、あなたがこの映画を見に行ったならば、いたるところの観客席から小さくすすり泣く声、微笑む声、物思いにふける音無き声を聴くことができるからです。それは、かけがえのない素敵な時間を共有することができ、この映画はそのような体験ができる数少ない映画のひとつだと思います。
何せ映像が美しいので
小さなお子様と一緒でも、ご高齢の方と一緒でも友人とでも、一人で行っても映画を楽しめることは間違いないです。
同じ時間と記憶を共有できるチャンスです。

このような映画に出会えて感動、感謝です。
とても良い時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。

gぱん