「母娘の絆」あつい胸さわぎ ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
母娘の絆
女で1人で育ててきた娘の乳がんがわかった。それは本当に辛く悲しいことだ。この映画のすごいのは,母親の悲しみや娘の思いをただ悲しいとか辛いみたいに涙を誘うだけの表現ではないところだ。
娘の小説を読んだ母はいつのまにか成長している娘をちゃんと受け止め,自分の思いを伝えていく。子離れと簡単にいうけれど,結構これが難しいものだ。娘の方も病気に立ち向かおうとしている姿が想像できて嬉しくなった。
そしてなぜかはわからないけれど、最後は涙が止まらなかった。幼馴染の少し障害のある男の子の思いがけない気遣いにも涙した。良い映画だった
コメントする