「エスターに悪の好敵手登場」エスター ファースト・キル bionさんの映画レビュー(感想・評価)
エスターに悪の好敵手登場
実はエスターは、30歳だった。前作の最大のネタバレが、最初からわかっているから、物語は一本調子なのかと思っていた。
ところが、エスターに引けを取らないサイコ野郎が登場する。エスターの悪の好敵手が現れたことによって、がぜん面白くなってきた。
イザベル・ファーマンにメイクとCG加工で子供っぽく見せても、前作の不気味さには及ばない。下半身を映せないのがつらい。
とは言っても、いきなりの悪魔のような攻撃とか、良心のかけらもないエスターのパワーには圧倒されます。
パパのお馬鹿さんぶりは、前作から引き継いでいるモチーフ。気づかないのか気づきたくないのか、同じ父親として同情してしまう。
前作の衝撃を超えることはできないが、十分にエスターの怖さを堪能できる。
今日の新宿TOHOはソールドアウト。エスターファンの多さに驚きでございます。
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