レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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映画館で見る必要あり?
日本映画の部分では製作費をかけ作成していると思うけど、3時間弱の長い映画をまた時代劇を見せる必要があるのか?比べてはいけないが韓国映画の方が余程面白いものを作っている。なぜまだ信長なのかまたそのロマンスをお金を払ってみるのか?日本映画は他にないのか? 日本映画で流行るのはアニメだけ。
映画で号泣は何年ぶりだろう…
乱世を駆け抜ける信長と、政略結婚でありながら信長を対等な立場で支える濃姫の苦悩の半生を描いた物語。 ■良い点 ・描くシーンの集中と選択がとても上手で、濃姫と信長の半生を描くにあたり重要なシーンに絞られていて濃厚なストーリーになっている。 ・木村拓哉がとにかくすごい。15歳-49歳の織田信長を演じているけど、特に途中の病み期のやつれ具合が圧巻。 ・綾瀬はるかかわいい。 ■惜しい点 ・なし 〈最後に〉 映像化し尽くされた本能寺の変も、古沢良太の手にかかるとこんなに素敵なシーンに変わるのか…凄すぎた。。正直『有名俳優を使った時代劇』くらいの期待値で観に行ったけど、口に両手を当てて泣きました。
究極のラブストーリー
願わくば、己の今わの際で、ラストシーンに信長が述懐した台詞を呟きたいと思います。 織田信長と濃姫が生きた激動の30年を描く感動超大作と謳う、誰もが知る日本史の英雄伝を描く2時間48分の本格時代劇大作と受け止められていますが、本作は、時代劇の体裁をとった壮大で崇高なラブストーリーです。 歴史の冷酷な運命に翻弄された、一人の男と一人の女のピュアな愛とナイーブな哀しみの30年間を、女(濃姫)が切々と冷静に綴った叙事詩、それが本作の本質です。 カメラは、常に綾瀬はるか演じる濃姫の視点で捉えていきます。粗野で尊大で傲慢な言動を放ちながら、その本性は、実は繊細で小心で惰弱な信長を、時に冷ややかに、時に温かく見つめ包み込む濃姫の、いわば記録者としての”目”を、私は本作を観ていて強く実感していました。 キムタク演じる信長の喜怒哀楽は、露悪的なほど赤裸々に表されますが、濃姫の感情表現は、たった一度を除いて、殆ど出て来ないのは、その証左です。。 日本史に燦然と輝く偉大なるレジェンド、その真の姿を、可憐に舞い翔ぶ蝶(バタフライ)が見つめ綴った物語、女性が綴った愛の変遷の究極の物語といえるでしょう。 最近の映画ではやたらと多用される人物の寄せアップが、本作でも冒頭から頻繁に使われます。茶の間で観るテレビのドラマなら緊迫感を出すために使っても良いですが、映画館で観る映画では、寧ろ立体感遠近感を見せるべきで、従い引きロングが適しているはずで、人物の顔アップ映像は必要最小限に抑えるべきというのが私の信条です。 映画館の大画面いっぱいに人の顔が、何度も何度も映されると、粗ばかりが目立って興醒めしてしまいます。本作でも早々に失望しかけましたが、そのうちに、少なくともキムタクの目、その瞳の輝き、そこに漂う勢いであり生気が、時間経過に伴って明らかに変わっていくことに気づきました。 粗暴な青年期、誇りと自信に満ちた桶狭間からの凱旋時、野心と欲望が溢れ出る岐阜城入城時、脂ぎった精力漲る天下布武を唱えた時、虚脱感燃え尽き感も漂う天下人となった最後の壮年期・・・、その時々の歴史上の出来事を経るにつれ、瞳の奥の輝き方が劇的に変わっていきます。それにつれて濃姫に対するスタンスや気持ちが変わっていきます。 一方、濃姫は、カメラ目線の主体であるせいか、目もその奥の瞳にも変化は認められませんし、そもそも濃姫は登場からラスト身罷るまで、一切笑顔を見せませんでした。語り部のクールな立ち位置に終始したともいえますが、たった一度、京の都の賤民部落での大太刀回りを逃げ隠れた所で、生の”女”の感情が噴出していました。それゆえにこの時の二人の抱擁シーンは感動的です。 更に時代劇でありながら、実はあまりアクションシーンの多くない本作で、この賤民部落での太刀回りシーンは、キムタクの機敏な動作・太刀捌き、メリハリの効いた動き、緊迫感に満ちた空気感等など、大いに見応えがあります。 また、最近の映画は、劇中に挿入歌、そしてエンドクレジットロールに歌詞のついた主題歌が流れますが、曲によっては映画テーマと不適合と思うことが屡々あります。本作では、ラストの本能寺の合戦での厳めしい効果音が増幅されて、そのままエンディングBGMとなり、エンドロールのクレジットが流れていきます。如何にも伝説的夢物語が終えていくに相応しい幕引きで、非常に好感が持てました。 東映京都撮影所で製作されたために、京都の多くの社寺でロケされていますが、中でも洛東の古刹・泉涌寺の使い方には驚き、思わず喝采しました。 信長の最期の言葉、「ずっと好いていた」。 波乱万丈の30年間を辿った本作の描きたいことを、この一言が見事に表していて、素直に感動に震えて厳粛な気持ちでエンディングを迎えられました。
こじらせ
どうする家康はしょうもないし、今更信長? こういうメジャーどころが日本人は好きなのかね? 使い古されて手垢にまみれたネタ、そして、キムタク。 (ちなみにキムタクは文句なくかっこいいし、嫌いじゃない。) BDになってからでもいいかと思っていたが、他に観たい映画が近隣では上映されない。 消去法で出かけた。 やっぱりBDで十分だった。 BDでもきっと途中で嫌気が差したことだろう。 メインは信長と濃姫の恋愛模様? にしては、こじらせすぎてナンノコッチャ。 これっぽっちも心に染みない。 それ以外の部分も全体的にはしょりすぎでウトウトしてしまった。 壮大な戦闘シーンがあるわけでもなく、単調極まりない。 ラストは途中から想像できてしまった。 三成がそう出るならそういうオチもありかなと。 でも、それじゃ都合良すぎるから、うたかたのなんとやらかなと。 やっぱりもっと新機軸がないと、今更信長! ここからは蛇足だけど、今日の客層はひどかった。 今の若いもんはとか言うけれど、やっぱり映画館でのマナーは高齢者が圧倒的に悪い。 田舎の映画館で満席などにはならないので、 早く席を取る方は節度を持って1~2席くらいずつ空けている。 そこに遅く来てぎゅうぎゅう入ってくるのはほぼ高齢者。 前列はガラガラなのになんで!? また、今日は何回も後ろから蹴られた。 じじいだった。 右側のじじいはずっとばばあに話しかけてた。 家でテレビ観てるんじゃないっつーの。 椅子も座り心地が悪くて映画のつまらなさがなおのこと身に染みた。
ダブル主演以外は‥
主演二人がメインで夫婦の月日を駆け足で描ききった作品。 信長の人生を駆け足なのでかなり慌ただしいです。正直歴史詳しくないとついていけないかも。 明智の解釈だったり、家康の凄みだったり、ラストのシーンなど随所に面白い部分はありましたが総じて凡作かな。頭空っぽにして見る映画です。
キムタクと綾瀬はるか
武士の格好をした二人の恋愛ドラマのようだった。時代物を感じることもないので見やすいし、綾瀬はるかのアクションや馬に乗ってるシーンはかっこいい。ラストがちょっと期待をしちゃいつつ楽しんだ!
どうする 濃姫
政争の駒として振る舞うしかない定めだとしても、自分なりに生きる。幸せのありかを探すことは、誰もが許されるよね?。 太平記のお話です。奥方が大好きな武人がいました。ある日、執権北条氏を討伐する密書が届きます。大好きな貴女に、暫く逢えません、残念ですと伝えると、その奥方、実家に通報します。実は実家と北条氏は、縁ある家柄だったからです。乱世の嫁は、実家を採るか、嫁ぎ先を採るか、選択を迫られる優れた外交能力が要求されました。人権なんてありゃしない。信長さんの妹は、浅井家に嫁ぎました。その旦那は、信長さんに討たれました。伊達政宗の母親は、宿敵、最上家の者です。一説によると、政宗を毒殺しようとしたとか。どんな思いで、大名の嫁してたと思います?。 当然、殿方も、嫁に心許すわけにはいきません。下手に本音を洩らすと、嫁の実家がどう出てくるか、分かったものではないからです。戦国大名がバイセクシャルだったのは、この辺りに原因がある気がします。 稲葉山の城を陥した信長さん、山の麓に御殿を築いたそうです。発掘調査されています。その御殿に、希望に満ちた信長さん、いたのかしら。悩める信長さん、いたのかしら。そのそばで、濃姫姉様は何を想っていたのかしら。平手政秀しか諌めることができなかった、孤独な独裁者を癒すには、どうしたらいいの。遺構は発掘できます。でも、そこにいたヒトの想いは、想像、あるいは創造するしかない。それが、本作の存在意義です。 これまでに何人の方が、信長さん、演じたのかしら。悩める信長さんを魅せたことで、キム兄さん、次のステップに踏み出せそうです。はるかちゃん、信長さん、大好きなの?。「本能寺ホテル」でも、会いましたけど。 前半はNG。劇中の金平糖事件までは、違和感しかありません。でも、信長さんが、人間廃業したあたりから、いいですね。自らの狂気に恐怖する信長さん。観たことない気がします。麒麟を連れて来るヒトの、サイコパスぶりも、いい解釈です。明智の十兵衛さん、優れた統治者である一方、刑を科すに残忍だったそうです。終盤のタイタニックるパロディも、映画らしい、ほのかな笑いを誘います。 「ボヘミアン・ラプソディー」で、フレディがソロ活動に行き詰まります。イエスマンしかいないと、仕事にならないようです。優れた指導者は、自分を叱ってくれる仲間を大切にするそうです。皮肉な話ですが、斎藤家の後ろ楯を失くしたことで、濃姫姉様は、信長さんと本当の家族になれたのかも。 基本、信長といえば完全合理主義かメランコリックなキャラとして描かれますが、そんな信長さんが、最期に想うことは何だったのか?。皆様なら、どう描きますか?。 どうする 信長 どうする 濃姫 どうする 皆様 「清洲会議」 先述のお市の方ですが、浅井家との同盟が破綻すると、実家に戻ります。親善大使としての役割が終わったからです。その後、織田家筆頭家老、柴田権六と再婚。そこに、対立する羽柴が軍事侵攻。この時点で、城を去るのが当時のしきたり。ところが彼女、娘達を逃がすと、自らは、権六と運命を共にします。何故かな?。そのきっかけを探す目的で、本作をご覧下さい。ちょっと違うドラマが垣間見えます。
良質の戦国ラブストーリー
織田信長と濃姫を描いたものとしてはかなり良かったと思う、ラストあたりの回想シーンはそのままジャック・スパロウみたいになるのか?だから金曜ロードショーでパイレーツ・オブ・カリビアン三部作を放送してるのか?と思わせてあのエンディングはかなり良かった
平凡な信長の「無念な人生」。
これは史実とは大きく異なる話なのだろうが、歴史ファンタジーとしてはよくできている。信長を戦国時代のスーパーヒーローとして、良い所も悪い所も少し大げさに描くのが今までの信長像だと思う。そんな期待又はイメージを持つと大きく裏切られる。この信長はなんと人間らしくて英雄らしくないことか。若き頃の「うつけ」ぶりから脱して戦を重ね、天下統一の野望を持ってからは「魔王」となって情け容赦なく敵を殺す。しかし天下統一が現実になりかけて平穏を望んだ時に光秀に討たれてしまう。ここにいるのは、見栄っ張りの普通の人間である。 信長と濃姫が強い絆で結ばれていて、表向きは反発しながらも終生愛し合っていたという見方は面白い。この映画はラブロマンスになっている。史実ではないだろうがそんな事があっても不思議ではない。濃姫は「国盗り」の道三の娘であり、その意思を受け継いでいる。信長と濃姫の間に同志的な絆があったかもしれない。そんな視点が新しいと言えば新しい。 正直な所、信長の非凡さも感じられないし、信長と濃姫の愛もピンとこない。どこにこの映画の魅力があるかと言えば、木村拓哉と綾瀬はるかの戦国人としてのリアルな演技であろう。大きな夢を追いかけて、捕まえる直前で失った無念さに満ちた人生のリアルさを体現できたのは、一つの成果である。
なかなか面白い
何度となく映画やドラマで観てきた信長のストーリーですが、今回は濃姫との夫婦愛に焦点を当てていると言うことで、結構楽しみにしていました。 結果、なかなか面白かったです(笑) 東映創立70周年記念作品だけあって、お金かかってそうで(笑)、スケールも大きいし、見応えあったと思います。 私的には特に綾瀬はるかさんの濃姫が本当に美しくて、カッコよくて、潔くて魅せられてしまいました。 キムタクの信長は想像通りでしたが(笑) 本能寺の変までの流れはだいたいわかっているので、その流れの中で、信長と濃姫の心情を際立てて描いてる点が、今までにはない時代劇だという感じがして、とても観やすかったな〜という印象です。 時代劇の苦手な人も楽しめるんではないでしょうか? ラストの信長のイマジネーション。タイタニックかと思って笑ってしまいましたが、、、 ラストの台詞、すごく良かったです。 なかなか素敵なラブストーリーでした。
木村拓哉ファン
大好きなキムタク、 そして、大友監督の作品ということで、 観るしかないと思い、観にいきました。 綾瀬はるかの演技力、さすがです。 キムタク、その他のキャストもとても素晴らしかった ですが、んー。という感想。 いい映画でしたが、私にはハマらなかったです🥲
圧巻の2時間48分!! 綾瀬はるかさんのバタフライ(帰蝶さん)が素晴らしい!
本作で一番印象に残ったのは帰蝶さんを演じた綾瀬はるかさんの演技、これまで観てきた彼女のフィルモグラフィの中でも最高の演技だと思いました 正直、これまではあまり好きな方ではない女優さんでしたが本作での帰蝶さんはみごとでした 声の質、トーン、張りが帰蝶さんの毅然としたイメージにピッタリハマり、すごくカッコよかったです、美濃言葉も上手に話しとても心地よく、素晴らしかった、完全に木村拓哉さんを食っちゃってましたね、これは間違いなく綾瀬はるかさんの代表作になったと思います 織田信長公のロマンスものを観たのは初めてだったのでとても新鮮でした タイトルのとおり、レジェンド(信長公)とバタフライ(帰蝶さん→濃姫の名前)の切なくも美しいラブストーリー、歴史的な出来事や背景は軽く触れるだけで、終始一貫して信長公と帰蝶さんの愛の物語をブレる事なく貫いているため、予想を上回り、かなり良かったです さすが「コンフィデンスマンズJPシリーズ」や2023NHK 大河ドラマ「どうする家康」の今や大人気の脚本家 古沢良太さんの脚本、本作も見応え満点でした さらに演出も素晴らしかった 映画「るろうに剣心シリーズ」やNHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史 監督らしい立体的な動線と重厚なダイナミック映像、そして緊張感漂う音楽が見事に融合され本作もすごく完成度の高い作品として仕上がってます そして信長公を演じた木村拓哉さんは相変わらずカッコよかった、本作では鬼気迫る魔王をみごとな目力で演じきっています、いい役者さんになりましたね
キムタクの信長にガッカリ
結構楽しみにして観に行ったけど、キムタクの信長にはガッカリ😞怖い顔して怒鳴ってたらいいってもんじゃない。きっと、綾瀬はるかが共演してなかったら、採点は0.5未満かなぁ…。誰かが、信長の生まれ変わりだなんて言ってたけど、岡田准一の方が、よっぽど画になったかも。残念な映画でした。
伝記映画とは一線を置いた恋愛映画としたいのなら、後半もふたりの関係を軸においてほしかったです。
東映の創立70周年を記念した大作。東映の手塚治社長は「この作品は総事業費20億円」と明かし「稟議(りんぎ)の判を押すときに少し手が震えましたが、これは東映が本気で本気であるということを申し上げておきたいと思います」と話したというくらいの、近年にはない邦画の大作です。 戦国武将・織田信長を主人公とする時代劇ですが、その生涯や合戦の模様などを細かく描くのではありません。これは信長とその妻・濃姫が織りなす愛の物語なのです。 タイトルの「レジェンド」は織田信長のことであり、「バタフライ」は「帰蝶」という呼び名があったと言われる信長の正室・濃姫を意味します。 1549年。尾張の信長(木村拓哉)は、美濃の斎藤道三の娘・濃姫(綾瀬はるか)と政略結婚をします。ただ、実は信長の暗殺を図って嫁いできた濃姫と、横柄な信長とはそりが合いません。それでも、ある出来事をきっかけに次第に手を取り合うようになり、2人で天下統一への道を突き進んでいきます。 のっけから、水と油の睨み合いが強調され、スリルと滑稽さに惹きこまれました。天下のドS夫婦といってもいいでしょう。でも、反発するほどに、なかなかお似合いに見えていくのは、木村と綾瀬の息の合った演技のたまものといえそうです。〝信長の野望〟の源泉は実は濃姫だったのではないかと思わせる、説得力を持たせるシーンが多々ありました。 特に信長と濃姫が出会った日、初夜のシーンが強烈です。2人きりの部屋で大げんかが始まり、5分超にわたり取っ組み合うのです。迫力満点で面白みもあり、その後の2人の関係性の変化を描く上での起点となる重要な場面となっていました。 なので物語の前半は、信長と濃姫の愛の物語としてちゃんと成立していました。しかし後半は次第に濃姫の存在感がなくなっていき、代わりに信長が戦いに明け暮れる中で手段を選ばない「魔王」と化していくさまが軸となっていくのです。 伝記映画とは一線を置いた恋愛映画としたいのなら、後半もふたりの関係を軸においてほしかったです。ただし濃姫にはほとんど歴史資料が残されておらず、結婚後のエピソードを創作で作り上げるのは、いくら古沢脚本でも難しかったことでしょう。 後半の「魔王」としての信長を描く展開にも問題があります。離反する明智との確執をしっかりと描くべきではないでしょうか。明智との確執の課程をほとんど省略して、いきなり本能寺に飛んでしまうのは、やはり違和感を感じました。 いまいちな脚本を補ってあまりあるのは、木村のすごみのある演技。その目力に荒ぶる魂がほとばしります。 NHK大河ドラマの信長役では重厚な渡哲也(「秀吉」)、人間味の反町隆史(「利家とまつ」)、ニヒルな染谷将太(「麒麟がくる」)などを思い出しますが、木村はその誰とも違う信長像を確立したのではないでしょうか。本能寺の変の切なさにもグッときました。 そして綾瀬も、気の強さとかわいらしさを併せ持った濃姫にぴったりでした。桶狭間の戦いの前夜に信長が舞ったとされる「敦盛」を濃姫が舞う場面。扇子の代わりに槍を持ち、戦の勝利と無事を祈るしなやかな美は、綾瀬ならではの確かさで惚れ惚れしました。 各地の国宝や重要文化財でも撮影された、荘厳な雰囲気をまとった映像も見どころです。清洲城や安土城など、信長の居城の変遷も楽しめます。総じてスケールの大きさに圧倒されること間違いないでしょう。
スカーレットオハラ&レットバトラーin安土
俳優、女優さんなら一度は演じてみたい役、織田信長と濃姫、歴代の俳優、女優さんも美男、美女ばかり。今年の大河では岡田准一さんでしたか。一目惚れした濃姫の気を引きたくて、好きっていってほしくて彼女が望んでいた天下布武を行ってしまった!という壮大なラブストーリー。お互いが惚れているのに意地の張り合い、そして時は戦の真っ只中。途中ではて、これは既視感ある映画だぞ。そう、あれ、タラのテーマが頭の中に流れてきてしまった。三時間まぁ飽きさせずお金もかけているから楽しめた。惜しむらくは伊藤英明さんや宮沢氷尾君の役をもう少し幅を持たせて動かしたら、更に良かったのにと思う。
ラブコメなのかな
3時間要らない。寝ました。 キムタクは現代劇のラブストーリーがピッタリ!右に出る者が居ないほど! 表現力も自己アピールが強すぎる彼に歴史上の役はこなせないと思いました。初めて演技下手だなと思いました。 綾瀬はるかは良かったです。力強い演技がよく似合っていて白夜行の彼女を久々に見た気がしました。 伊藤英明ももっと使ってあげて欲しかった…笑
さすがのキムタクさん。
個人的に戦国時代のこのころの話が好きなので楽しめました。 キムタクさんと綾瀬はるかさんはもう画面に映っているだけで絵になる。演技もさすがのひと言ですね。 欲を言えば濃姫は作中で30年以上の時間が流れている訳だから、綾瀬はるかさんの老いた感じも観たかった。 明智光秀役の宮沢氷魚くんも良かったし、秀吉役の音尾琢真さんの演技の幅にビビりました。
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