「あの薬売りとは別人」劇場版モノノ怪 唐傘 モ-tsさんの映画レビュー(感想・評価)
あの薬売りとは別人
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TV版が大好きで今回の劇場版をとても楽しみにしており、1回では理解しきれなかったので2回鑑賞しました。TV版では薬売りはあくまで主人公のサポート役?的な真と理を紐解いて本当の心を気付かせてあげるような存在でしたが、劇場版はグイグイ来るなぁと。思っていたが納得。こちらの薬売りはTV版と別人…(声が?という意味も含め)よくよく聞くと退魔の剣は64種類あると言ってるので薬売りも64人いる事になります??という考えを取り入れるとすんなり楽しめてとても良かったです。劇場版は目立ちたがりな薬売りなんだなフフフと和みます。
劇場版の薬売りはTV版よりかなり若い感じしますしきっと若さゆえの大立ち回りだとすると続きも大変楽しみになって参ります。
そしてなんといっても64人いるのかぁ…という風に想像力が働いてしまい、女薬売り、マッチョ薬売り、見た目は子供頭脳は仙人薬売り、小人薬売り、デイダラボッチ薬売り、人間臭い薬売り、物の怪側に寄り添いすぎた薬売り…
と無限に考えてしまいます。それぞれのハイパーさんがいるだよねと。
そして、極彩色の場面はどこを切り取っても目が楽しく色彩センスのかたまりだと思います。
和紙のテクスチャを貼っただけと揶揄されているようですが、TV版でこの技法が怪〜モノノ怪だけに使われて今まで追随するものが無かった独創性は立派な個性だと思いますのでそれを確立されたのは素晴らしい発明だと思います。
3部作、完結まで楽しみです!
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