「スイス人の監督が描いた2014年ウクライナ騒乱。」オルガの翼 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
スイス人の監督が描いた2014年ウクライナ騒乱。
ウクライナ騒乱は実際の映像を使い、オルガの話はフィクションとなると、違和感が出てくるのは否めない。
確かに現在、ウクライナ紛争が起こっているのは事実だが、これではオルガと母親の話が実話を元にしているような誤解を与えてしまう。
本物の体操選手をキャストとして使い、なかなかの見ごたえを出しているだけに、残念ではある。
映画はいつの時代も政治的に利用されている。受け手も作り手も、そのようなものから独立していたいものだと思う。
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