カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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綾野剛の演技の振れ幅に感服
綾野剛(ヤクザ)と齋藤潤(中学3年生)のコンビネーションが素晴らしいと思います。
こんなに笑える作品は久しぶりに鑑賞しましたし、実にハートウォーミングな内容で
私はフェイバリットですね。
綾野剛の歌う(振り付けもあり)X JAPAN「紅」がインパクトありすぎ、めちゃめちゃ面白かったですし
こんなにカラオケをうたう綾野剛も見れないなと。
カラオケといえば、綾野剛は昨年公開の『花腐し』でもうたっていましたが、
今作は色んなバリエーションの曲を聴けるので実に面白いです。
話としては実にシンプルですが、
ヤクザと中学3年生の関係性が徐々に深まっていく変遷が楽しかったですね。
とにかく笑えてこんなに楽しい映画エンターテインメントもなかなかないですね。
ストレス解消にもってこいです。
エンディング曲のLittle Glee Monsterによる『紅』も素晴らしいです👍
「紅」を聴くたびに泣けそう
予告のおもしろさに惹かれて鑑賞決定。公開2日目の初回上映で観てきましたが、なかなかの客入りで、あちこちから笑い声が聞こえてきました。概ね予告で見たとおりの内容で意外性はありませんでしたが、期待以上にとてもおもしろかったです。
ストーリーは、組長主催のカラオケ大会で歌下手王に課せられる罰ゲームで恥ずかしい刺青を彫られることを回避したいヤクザ・成田狂児が、たまたま耳にした合唱のうまさに惹かれ、中学校で合唱部の部長を務める岡聡実に声をかけて歌の指導を頼んだことをきっかけに、カラオケを通じて交流する二人の間にいつしか友情が芽生えていくというもの。
ヤクザと中学生という異色の組み合わせながら、とにかくこの二人のやりとりがおもしろいです。終始ローテンションで歯に衣着せぬ物言いをする聡実、それを大人の余裕で受け止めながらユーモラスな返しをする狂児。そんなやりとりの中にも、少しずつ心を開き、友情が育まれていく様子が丁寧に描かれています。
結局、狂児の歌がどのくらい上手くなったのかはわかりませんが、二人に確かな絆が結ばれたことは熱く伝わってきました。おかげで、クライマックスでの「紅」の熱唱は訳もわからず泣けてきました。そこから「さっきの涙を返せ!」と言わんばかりのオチも小気味よく、むしろホッとしました。
ラストで、巻き戻し不可で一方通行だったVHSテープを巻き戻せたのは、二度と訪れるこのことのないと思った青春を取り戻せた狂児の姿と重なって熱くなります。エンドロール後の映像からは、伏線回収とともに、聡実のことが大好きだと言い続けた狂児の姿が浮かび、温かな気持ちになります。二人の友情はきっとこれからも続いていくのでしょう。後味のよい素敵な作品に出会えて大満足です。これから「紅」を聴くたびに泣けてきそうです。
主演は綾野剛さんで、穏やかな表情と佇まいが本作の温かな印象に寄与しています。共演は齋藤潤くんで、大人を相手に全く引けをとらない堂々たる演技がすばらしいです。脇を固めるのは、芳根京子さん、橋下じゅんさん、やべきょうすけさん、坂井真紀さん、北村一輝さん、加藤雅也さん、ヒコロヒーさんら。
鑑賞後に狂児の音叉キーホルダーすぐ買った
原作を愛しすぎていたので
キャスティング発表でかなりショックを
受けていたのですが、
杞憂でした。
めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ
良いのでオススメ!!!!!
そりゃ狂児は
若かりし頃の伊勢谷や長瀬くんの方が
って気持ちは捨てきれないけれど、
漫画とは違うベクトルであれは狂児でした。
映画としてめちゃめちゃめちゃ良いです。
話として漫画に忠実だし
脚本がとてもいいのだろうな〜
組長が組長で本当に良すぎて声出た。
すぐカラオケに紅歌いにいった程
2024年邦画ですでにこんなにいい作品
観られて本当に良かった!
原作ファンの方も安心して観にいってほしい!
ヤクザが中学生に歌を教わるというシュールな設定。 それ故にシュール...
ヤクザが中学生に歌を教わるというシュールな設定。
それ故にシュールでゆるい笑いが随所にあって面白い。紅をここまでちゃんと聞くことはないかも笑
思春期男女の関係性も懐かしくて良い。
それと泣ける展開もあってバランスが良い良作。
綾野剛はヤクザもんのイメージしかないから合ってるけど、こんな笑顔で優しい役は久々に観た笑
それと歌のイメージがなかったから普通に歌上手いからびっくり。
中学生の成長物語としても見事。
新年早々肩の力を抜いて観れる
原作のシュールな笑い、和山やま先生特有の独特の間の使い方やキャラクターの何とも言えない表情を実写に落とし込むのは相当難しかったはずだ。
漫画では表現出来ないヤクザ達の歌声こそ実写で楽しめるところだが、本作は役者陣が頑張っており、ほぼ忘年会の出し物的なクオリティの低いカラオケ大会にちゃんとなっていた。
ただし、クライマックスは聡美くんの「紅」にハードルが上がりまくってしまったのと、年末の歌番組やカラオケ歌うま番組でプロ顔負けの歌声のモノマネ歌手の方の歌を聴いて耳が肥えている現代人にとっては物足りないかもしれない。
この作品は終盤に少しビックリ展開があるので、原作未読の方こそ楽しめる映画だと思う。
映画部で映画観賞をするストーリーラインは実写化オリジナルである。これは巻き戻し機能が壊れたビデオレコーダーでビデオ観賞しているのだが、まさに巻き戻すことが出来ない青春時代を表していて、狂児に新しいレコーダーを買ってもらい、ラストに新入生に託すというところまでメインストーリーと平行して進んでいて中々洒落たアレンジだったと思う。
紅の「前奏○○秒」と表示されるカラオケ画面を見つめる綾野剛の後ろ姿が好きだ。
カラオケしたい!
最後泣けました。あり得ないんだけど極端な人間同士の繋がりのストーリーっていいですね。ヤクザの良い人設定が泣けた。日常を上手に描いていて、笑いあり涙ありで老若男女楽しめる映画でした。
終わったあとあったかい気持ちになりました。
綾野剛さん最高❗️
無駄のない構成
〈あらすじ〉
ヤクザの成田狂児は所属している組のカラオケ大会で最下位になると組長から下手な刺青を入れられるのを阻止すべく、合唱コンクールに参加していた合唱部部長、岡聡実に歌の特訓を依頼した。渋々引き受けた聡実は狂児のクセのある歌い方に悪戦苦闘していたが、聡実も思春期の「ある悩み」に苦悩する日々を過ごしていた。果たして狂児と聡実の行方はいかに・・・。
初見のイメージはBL寄りの内容化と思いましたが、「カラオケ」と「歌」を通じて、互いの垣根を超えた友情コメディ映画。内容もわかりやすく、綺麗にまとまっていて、爽やかな結末で大満足。おちゃらけたヤクザが多いのかと思ったら、聡実がビデオデッキを探しているときに出会ったヤクザと絡むシーンは手加減抜きで怖いシーンでした。
それ以上に強烈だったのが聡実のお母さんが晩御飯に食べていた焼シャケの皮をお父さんに渡したとき、渡す場所が茶碗に盛られたご飯の上に乗っけるシーンが印象的でした。
「紅」と「紅鮭」をかけているにしても、大スクリーンでご飯とシャケの皮だけが数十秒映されていて、失礼ですが「変態な監督だなぁ~」と思いました。
原作読まなくても楽しめる、ハートフル全開の映画でした。
聡実くんちと学校とカラオケ天国、そしてミナミ銀座
以前、山下監督のオーバーフェンスを観て感銘し、この映画も何かを感じさせてくれるだろうと思い、鑑賞。
ロケーションはほぼこの4か所、初めは学校と家だった生活に、何故かヤクザから誘われてカラオケ天国へ
聡実くんは、大人はどこか汚いもので、自分も声と共に、その大人に否応なしに向かっているというモヤモヤを抱えた中学生の男の子。
お母さんが焼きシャケの皮をお父さんのご飯に載せることさえ、どこかいやらしく感じていたんだと思う。
そんな大人の、しかも悪の権化たるヤクザの狂児との触れ合いの中で、少しだけきちんと大人になった聡実くんが、大人の世界であるミナミ銀座に向かう。
卒業式の聡実くんの最後の表情がとても良かった。
意外と青春物語
とにかく最初から最後まで笑ったよ。
この設定でこんなに面白いのすごいねぇ。
「紅」の前奏があんなに長いとは知らなかった。
そしてまたあの状態での間奏の長さが、聡実の身からすると永遠に感じる、、かと思いきや彼は案外図太くて笑える笑。気弱な真面目ガネ君かと思いきや肝が据わってるのが面白かった。
無表情に見えて絶賛思春期満喫中の物凄く情熱家な和田君もよかった。いちいち甘酸っぱくて味わい深かったわ。和田君、好き。
白と黒。
清と濁。
天使と悪魔。
もうあらゆる真逆の対比が脳裏に浮かぶほどかけ離れた聡実と狂児だけど、ああいうのをウマが合うっていうのかな。
お互いに良さを見抜きあってたというか、回を重ねるごとに心の距離がありそうで意外と近くなってきて面白かった。
しかし綾野剛氏、振り幅大きい役上手!
ヤクザに豹変する一瞬がたまらなく良かったわ。
『最後まで行く』の狂気の矢崎がめっちゃ好きだったんだけど、矢崎同様に狂児もニコニコからのスイッチの切替が凄かった。
ちょいちょい挟まれるヤクザネタも絶対笑える方向に収まるのも楽しかった。
うっかり話の流れにまんまとハマって何度か目を潤ませてしまってからのまた爆笑の繰り返し。
新年にスカッと笑えて楽しい映画でおすすめです。
続編も漫画はあるらしいので、そちらもぜひ映画化を楽しみにしています。
本当面白かったー!
笑った笑った!!良い作品!!!
めっちゃ面白かった〜!!!
観たかった綾野剛がそこにいたって感じ
綾野剛兄さんのファンはカラオケシーンたまらないだろうなぁ
聡実役の齋藤くんすごい良かったわ
むしろ一番良かったわ
笑いあり笑いあり中学生の青春風味時々治安悪しの楽しい作品でした
山下監督と聡実役の齋藤潤さん、和田役の後聖人さんのトークショー付きで、オーディションの時のお話など貴重な裏話も聞くことが出来て楽しかったです!
今年ベストの一本(注:ベストは何本あってもベストです)
ジョブナイルと思いきや、そこまで行かない微妙な成長期を描いている。
面白い。シンプルで、暖かく清々しい空気に溢れた作品。
映画館でかかっているうちに観られて欲しいなぁ
狂児と聡実くんの青春
『今この時しかない』刹那にその映像に心が震えた✨笑ったし✨泣いた😊
岡聡実くんの青春、その日常に関わる家族、合唱部、映画部、狂児、優しくてあたたかい世界は..愛やで(ももちゃん先生風に言いたい)✨
クールでキュートな狂児をありがとうやし、悩める中学生そのものだった聡実くん素晴らしかった!
あと、ももちゃん先生の性格の雑いのをあんなにかわいく表現できる芳根京子さんサイコーやった✨
祭林組のみなさんも全員可笑しくて愛おしくて大満足です!
原作を活かす改変
原作既読。爽やかでちょうどいいドキドキもあり、一冊に収まる快作。どうやって2時間に膨らませるのかに興味を持ち鑑賞。部活や映画鑑賞など学校側のディテールが追加されていたが、それらがスジを邪魔することなく物語を豊かに膨らませている。芳根京子もナイス助演ながら、特に八木美樹演じる副部長の存在がいろいろな意味で最高じゃった。これらはやっぱり野木亜紀子脚本の効果なのか。
歌を沢山盛り込むのは映画として冒険なのだが、「花腐し」に続いての綾野剛のカラオケは、絶妙にうますぎず下手すぎず飽きさせない。
齋藤潤演じる聡実も自然な演技だが流石にヤクザの真ん中で愛を叫ぶのはちょっと映像で見るのは厳しかったかな。
主題曲選びが敗因か。
巧いが無味無臭。
綺麗に纏まり過ぎて雑味エグ味が無い。
井筒の傑作のど自慢の荒削りな猥雑を想う。
主題曲選びが敗因か。
ツマラン歌だ。
その点で同監督の傑作リンダ〜を想う。
山下敦弘には期待継続。
まんまと泣けました
CMや公開舞台あいさつなどで、たぶんカラオケ下手をうまく指導して上達し中学生がもてはやされるストーリーと勝手に想像し、私自身のカラオケが上手くなるヒントとコメディーを期待して観に行きました。若干の間延び感と部活アルある的な流れに「ふ~ん」としていたところ一転し不覚にも涙がこぼれてきました。ハッピーエンド!
追伸:「紅」歌いたくなりました♪ひとりカラオケ♪・・・エンドロール「紅」リトグリ!!最高(^^♪
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