カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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やっぱり映画館行こ!
正直、色々な要素で敬遠していたこの映画。
公開日数が増えるに連れ、高評価が加速度的に増え、自分の判断に後悔。
あまりにも後悔していたので、熊本旅行中に大阪人が大阪弁のこの映画を鑑賞。
鑑賞中とても笑えるところがあって、声を出して笑いたかったが周りが全く笑ってなかったので、感覚違うのかなと思いながら声を出さずただただ横隔膜を震わす状況に。辛かった…(笑)
笑うことは我慢できても、中盤終盤には涙を止めることはできなかった。これは自分の感覚が違うと薄々自覚したが、狂児の聡実くんへのわかっててわからない風なLINEの返信のシーンを観て、優しさを感じてしまい号泣。
あとはただただ本編と紅の関係も良かった。
改めて映画を観るには映画館行こ!と思える作品に出逢え良かった。
絶対噛み合ってはいけない2人による、青春ムービー
ありえない取り合わせの2人ってだけで、ほんとクるものがあります。尊すぎる。爽やかな雰囲気と、聡実くんの瑞々しい時間をぎゅっと閉じ込めた時間でした。ありがとうございます。
映画だからこそできる演出で原作の良さが光る作品
原作読了済みです。
映画化でどうなるのかと思っていましたが、とても良かったです。
原作同様に笑わせてくれるな〜という演出も多くありつつ、クライマックスでは感動で泣かされました。
決して原作通りではないし、映画ならではのシーンもとても多く、個人的に原作で大好きなシーンも変更されていました。
それでも原作の芯の部分を保ったままで、映画というエンターテイメントとして上手く形作られていると感じました。
原作と比較すると、部活動や合唱大会のシーンなど聡実君の学生生活の描写が多いのですが、映画としてはそれがとても良かったです。
原作のどこか達観した様な部分を感じさせるキャラクターとはまた違う印象ではあるのですが、等身大の中学生である岡聡実という一人の少年の立ち位置がよく分かる演出になっていました。
“愛は与えるもんらしい”
映画を観る部で栗山君と愛について話すシーンからの、自宅での食卓シーン。父に好物の焼鮭の皮を分け与える母の姿に ”与える愛” をみて、ハッとする聡実君。そしてそこからの合唱シーン。歌われている ”心の瞳” の歌詞にまで "愛" で繋がっているという、この一連の演出が本当に素晴らしいと感じました。素人ながらに感心しました。
“映画を観る部”
この部は原作漫画には存在しません。しかし、和山ワールドを感じさせる雰囲気があり、違和感がないのが良かったです。これは和山先生の別作品「女の園の星」に出てきそうな合唱部の女子たちのやりとりにも言えます。
正式な部員が一人しかいない、カーテンで閉め切られた薄暗い室内。ここが聡実君の学校での逃げ場所なのですが、実は素直になれる場所でもあって、栗山君にだけは狂児の事を話していると分かるシーンがありましたよね。
また、合唱部後輩の和田君の感情暴走の場でもありましたし、栗山君にとっては青春の場であった事が分かります。
ここは、彼らが "映画を観る" という行為を通して、”映画を観ている私たち”に多感な彼らの心情を伝えてくれる場所でもあるのでしょう。
あと単純に、映画好きとしてはこんな部があったなら入部したかったな〜と。あんな風にゆったり映画を観て過ごす青春がうらやましく思えました。
スナックでのカラオケ大会。
単に ”狂児が歌っていた曲を聡実君が歌う” というだけではなくて、"変声期に悩む彼が普通の男性は歌うのが難しい高音のこの曲を歌う" という事にとても意味があると思います。
ソプラノが出なくなるという現実から逃げていたはずの聡実君が、地獄へ落ちた狂児を思った時、彼に捧げるためにと迷わず選んだ曲がこの紅なのです。声が出ないかもなんて迷いはその時の彼にとってはちっぽけな事で、だからこそ、彼がその喉を紅く染め、出なくなる声でも最後まで想いを叫びつづける姿に、観ている私たちは感動するのだと思います。
映画では歌詞の意味が深掘りされているのが本当に良かったです。私個人としては、漫画だけではここまで歌詞の意味を二人の関係性と照らし合わせて考える事はなかったと思います。そして大阪弁での和訳というのがまたすごく良い!この和訳がエンディングで繋がるのもとても素敵でした。
コメディ要素だけでなく、ここまで感動的な描写として表現できた事に拍手です。紅という楽曲の魅力も改めて感じる事ができました。
全く交わることのない立場や存在であったはずの人間が偶然に出会い、こうして心の深い部分でなんとなく繋がる事ができる経験というのは、この短くて長い人生においてなんと貴重で美しいのかと。そんな事を改めて感じました。
しかし、原作未読か原作読了済みか、はたまた続編まで読んでいるのか、これらでかなり今作の解釈は変わるだろうなと思いました。
もし続編も映画化するとしたならばと考えると、原作漫画と今作の映画での二人の関係性の違いのようなものも納得というか、腑に落ちるような気がします。
個人的には、ただの知り合いというにはとても深くて、安易に友情とも言えないような、でも決して家族でも恋人でもない。どこまで行っても “狂児と聡実” でしかない二人、とでもいう様な関係が好きだなと感じているので、この辺りは人によって好みが別れそうではありますね。
えいもん観させてもろた。あの曲が頭から離れない。
採点は非常に迷った。過去のレビュー作との比較で3.5にしようかとも思ったが、鑑賞直後の率直な感想として4.0にした。いい意味で裏切られた映画(2024年映画館鑑賞3作目)。
昨年、映画館で今後の上映ラインナップを見て「タイトルからして面白くない。観ない。」と決めていたのだが、評価が高いことと、私の好きなX JAPANの曲が使われていることを知って、遅ればせながら劇場で鑑賞。上映から1ヶ月近く経つが、席は8割方埋まっていた。
感想だが、予想を裏切る(上回る)面白さ。
■設定とキャラが面白い
原作漫画の作者はどうやってこんな設定を考えついたのか?脱帽である。歌が上手くなりたいヤクザと合唱部の男子中学生の組み合わせとは!そして狂児のキャラ(笑)。こんなキャラ思いつきますか?
■聡実(齋藤潤)と狂児(綾野剛)の演技が良い
聡実役はオーディションで選ばれたほぼ新人とは思えない演技。リアルな中学生っぽさも感じられたし、作中で成長していく姿もしっかりと演じていた。綾野剛はベテランの域に入りつつあるんでしょうね、流石です。個人的には「紅」のまさかの裏声歌唱がツボ(笑)。
■「紅」が良い
X JAPANが好きなので、劇中で何回もこの曲がかかってうれしい。そしてなにより、聡実の歌詞の和訳(関西弁風)。歌詞にピッタリではないけれど、2人の友情、出会いと別れというストーリーの軸になっていた。
脇役(芳根京子や坂井真紀、北村一輝ら)の演技もしっかりしていたし、中学生たちもリアルな感じで良かった。
エンディングのLittle Glee Monster版「紅」も映画にマッチしていて好印象。
My「X JAPANベスト」のプレイリストを車中で大音量で流しながら帰宅。(当然です!)
エンドロールは本家が先ず聞きたかった
自然に声を出して笑ってしまいました。
ヤクザの狂児と合唱部部長ソプラノパートの中学生聡実くんのカラオケレッスンの掛け合い、この二人以外の登場人物すべてのシーンごとの掛け合いがすごくいい。ヤクザ同士、ヤクザと聡実くん、聡実くんと下級生和田くん、副部長中川さんと和田くん、聡実くん家族、映画を観る部など掛け合いがすべてのシーンで楽しいのです。
中学生の部活動の初々しさ、部員の温度差、三人が揉めるシーンは観覧者すべてがまさに狂児の思いと同じだったのでは。
個人的には副部長が特に良い、下級生和田くんをいつも追いかけ、和田くんは先輩の副部長にかまってもらうことで好きになってと面倒見の良い女の先輩って現実でも持てるよね。
そんな全編に渡り素敵な掛け合いがヤクザと文化系の部活部員との無理がある設定を楽しい映画に仕立ててあります。
劇中の合唱もいい、下手なカラオケも味があり良い、残念だったのはエンドロールの紅のリトグリの歌唱。
先ず本家、X-JAPANの紅が聞きたかった。その後で合唱部の紅が良かったなと思いました。
狂児があれだけこだわりを持つ紅の本家を。
リトグリってメンバー入れ替わって聞き応えが無い程度の歌唱力にびっくりしたと同時にバックでコーラスしてる合唱だけで良かったと思ったのは私だけでしょうか。
面白くて感動もする素晴らしい映画!
予告で気になってた映画をやっと鑑賞しました!
合唱部部長の岡聡美はコンクールの後にヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれます。
歌のレッスンを頼んだ理由は組のカラオケ大会で最下位になった人は組長から直々に下手で絵心がない刺青を入れられるからでした。
これまでの歌下手王はハイエナの兄貴でしたがついに歌の教室に通い始めました。
ショックを受けた狂児は聡美の所属する合唱部の歌声を聴き頼んだのでした。
断りきれず一曲だけ聴き「裏声が気持ち悪い」とダメ出しをします。
聡美は嫌々ながらもカラオケに付き合いますが次第にカラオケが楽しみになります。
合唱部で聡美は声変わりが始まりソプラノがうまく歌えず練習をサボるようになっていました。
ある日、いつものようにカラオケに行くとヤクザがたくさんいて怖がっていましたが狂児に頼まれてダメ出しをします。
怒らせてしまいましたが怯えながらもアドバイスをします。
その帰りもうカラオケには付き合いきれないと狂児にいいます。
しかしカラオケの時間がなくなったことが寂しくなり狂児さんだけならとカラオケに誘います。
ある日カラオケ大会の日と合唱祭の日が同じことを知りお互い頑張ろうと言う狂児に声変わりでうまく声が出せないこと話します。
最後の合唱祭が近づく中、聡美の両親からそれぞれお守りをもらい一つを狂児に渡そうと思いメッセージを送ります。
学校の前に着いた狂児は聡美と部員が言い争う姿を見て茶化してしまったことで怒られてしまいます。
聡美は渡すはずだったお守りを投げつけ学校に戻ります。メッセージでごめんときますがわざと練習には付き合わないと返信します。
ですが慌てるかと思いきや狂児は引き下がりどこか寂しさを覚えます。
合唱祭当日、会場に向かうバスの中で練習をしていたカラオケの前で事故があり救急車が止まっているのを目にします。
ぶつけられた車は狂児の車でした。
救急車に運ばれていた人の顔は見えませんでしたが聡美は動揺していました。
聡美はごめんなさい、歌えませんと言い会場を飛び出してカラオケ大会をしているスナックに乗り込みます。
組長から話を聞き泣きながら怒ります。
そして組長から歌えとマイクを向けられ紅を歌い始めます。
そして最後まで歌い全員から拍手。
ええもん見せてもらったわと聞こえそこに狂児が現れます。
狂児は死んでおらず大きな怪我もしていませんでした。
狂児との練習もカラオケ大会も終わり、連絡が取れないまま卒業式に。
栗山からミナミ銀座がなくなると聞いて向かいました。
狂児を探しましたがどこにもいませんでした。
諦めた聡美はポケットに名刺があることを思い出しちゃんといたじゃんと呟き終了!
中学生とヤクザの組み合わせでカラオケの練習をする…
ありえないような組み合わせ!
2人の関係性もよかったですね☺️
狂児の歌と歌う姿が笑えました!笑
絶妙な下手さ…笑
そしてアドバイスシーンもかなり笑えました!
裏声が気持ち悪いやカスですとかボロクソに言ってましたね笑
エンディングのリトグリの紅も最高でした!
映画を観た後は紅の歌い出しが頭から離れません笑
笑える場面もあるし感動できるしとてもいい映画でした!
もう一度観たい映画です!
面白い映画をありがとうございました😊
お友達いたら楽しい!
ヤクザさん(反社会の人)というのは置いておいて、一人の人間、というか孤独な中年のオッサンとしては、カラオケ行ってくれるお友達いたら、とっても楽しいだろな〜(^o^)って。
綾野剛さんの演技なのか本心なのか、と〜っても『楽しい』が溢れ出てるように思えて。
今の私、孤独な独身アラフィフのオッサンとしては、なんだか『楽しい』を分けて貰ってるように感じながら見てた。
あと、中学生の部活の描写、何となくサボったり人間関係とか思春期とか、うまいこと描いてるなぁ〜って思た。
思ってたのと違った…
原作を全く知らずに口コミもあまり確認せず観に行きました!思っていた流れと全く違うくて、淡々と映画が進んでいくようでした。途中笑う部分などもあり楽しく観れましたが、当初思いえがいしていたシナリオとは全く違ったので、その気持ちがなければもっと楽しめたかなと思います!
綾野剛含め演技は最高でした!
ピカピカや
シリアスになりきれない関西弁が心地良い。
実に生っぽい。
オチをつけずにはいれない会話の構成が耳障りがよくて、ついクスッと笑ってしまう。
綾野氏が怪演で…コメディタッチな本作で、ずっとヤクザだった。関わるとヤバい、踏み込んじゃヤバいって空気感が絶妙だった。
中学生が裏社会と関わっていく危うい本作をライトな感覚だけで描くわけではなくリアリズムを付与してたようにも思う。
紅の歌詞にリンクしていくラストもよくて…エンドロール後のオマケもいい感じ。
終始、関西弁のシステムを感じていて…時間合わせで観た本作なれど、レビューの高評価を裏切らない本作であった。
ただ、まぁ、オープニングと聡実の父親には疑問も残る。あんな雨の中にワザワザ刺青を見せつけるように歩くかなぁと。オープニングのハッタリとは言えちくと外連味が過ぎたかなぁ。父親に至ってはリアクションが謎だし、よそよそしすぎて、義理の父なのかなぁとも思う。
坂井さんの関西弁がとてつもなく流暢で…ネイティブ関西人だったけかと思う。それほどまでに素晴らしく、違和感が全くなかった。
北村さんのおふざけも、関西人からするとスタンダードな流れで好感触。
肝心の歌ヘタ王だけども…皆様かなり下手過ぎて、狂児は上手い部類に入るんじゃないかと思う。そう思えば、組長の裁量一つで決まる可能性も高く、もはや上手い下手の優劣じゃないような気もする。
聡実が紅を熱唱する最中、ふいに映る狂児に「生きとるやないかいっ!」とツッコミを入れるのも心地よかった。結構、セオリーを無視した攻めた編集だとは思うのだけど、俺は大好きwこう言うとこにも関西弁のシステムを感じたりする。
マジメな話ができないわけじゃないけども、どこか笑いを挿入せずにはいられない関西人気質とでも言おうか…そんな感覚を全編に渡って感じてた。
大袈裟に言えば、関西弁のDNAを作品から感じてた。
◾️追記
オマケ映像だけど、アレは「好きなモノを嫌いと言い続ければいいんじゃない」って言う、歌ヘタ王罰ゲームで組長が嬉々として彫る刺青への対策なのだと思われる。
南銀座以降、聡実が嫌いだと言い続けたんだろうなぁ。つまり狂児は聡実の事が大好きなわけだ。ナイスな伏線回収だった。
聡美くんの映画
予告で「綾野剛の振り切った感のある姿」を観て、「ちょっと面白そうじゃん」と思い、「軽い気持ち」で観に行きました。
「紅」ってよく聴く歌だけど、正直メロディを追うだけで歌詞まで気にしたことはありませんでした。
「いい歌じゃん!」
綾野剛バージョン、斎藤潤バージョン、エンドロールのリトグリバージョン。
趣きが全て違っていて、其々とても沁みました。
ヤクザと学校が出てくる話は、大抵ヤクザが学校に絡む展開になることが多いんですが、
ギリギリのラインで踏みとどまっていたのがストーリー上の高評価点です。
結局、狂児は入れ墨掘られたのねw
★2024年劇場鑑賞11★
カラオケに行きたくなる
畳み掛ける演出には納得な伏線
日本語にする解釈は面白かった
カラオケに行く→歌うというシンプルな作りだからか日常の変化がものすごくわかりやすく見やすいのに飽きさせない試行が良かった
聡実くん、イイ!あの少し納得いってなくて籠ってる感じとかものすごく思春期がリアル
なかなかこんなリアルな中学生を描くの珍しいように感じました
あと和田くん。ええ子や。部長になった年は内なる火を燃やしてコンクール優勝できたのかな?とか見終わったあと考えてしまった
組の人たちは怖くもありながら親しみを出して、決して弱いものにオラつかないカッコ良いオトナでしたね
悪い人たちではあるんですけどね。
コミカルで温かみがあって想像とは違う物語になってラストにタイトルを後ろ姿で回収するのはオシャレだなぁ〜
意外ですが、納得です。
山下敦弘監督について、正直「観る・観ない」を雰囲気で決めているところがありますが、ここ数年の作品についてはどちらかと言えばあまり興味がわかないでいます。今作『カラオケ行こ!』も、「あ、山下監督か」と気づきつつ「まぁ、配信でいいかな」と大して迷いもせずにスケジュールから外していましたが、なんだか上々の評判と聞き、少し仕事も落ち着いているので2週遅れで2月のファーストディに鑑賞です。ただ、3週目目前にもかかわらずTOHOシネマズ日本橋は客入りのいい時間に番組を組み、さらにはTCXの8番スクリーン。実際、パンフは売り切れているらしいし、大きめの箱にそれなりのお客さんが入っていました。
感想ですが、まぁ面白かったです。熱量は高くないですが不満はありません。この映画を好きな方にこんな評価で申し訳ないのですが、、設定は如何にも漫画ですね。こんな言い方もまた漫画好きの方に叱られそうですが、ネガティブではないのです。むしろ、割り切って受け入れているというつもりです。そしてストーリーは、意外性なく割と展開も「こうなるかな」という方向に進みます。これもネガティブな意図はなくむしろ安定感があって安心です。
秀逸なのはセリフのある出演者に悉くしっかりキャラがあって素晴らしい。この点は恐らく漫画原作作品には重要な点だと思うのですが、やり過ぎていないバランスの良さがあって観ていて引っかかりがありません。やっちゃん達は「いかにも」なのにちゃんとそれぞれに個性がある。特にチャンス大城、サイコウw。非やっちゃんの大人たちでダントツにいいのはやっぱりの坂井真紀さん。シリアスもいいですが、コメディの酒井さんはこの世代の女優さんの中で無敵感があります。で、本作は何といっても学生役の皆さんが素晴らしい。何といっても「間(ま)」だとか「温度感」が絶妙で、きちんと等身大の学生に見えますし、それでいてやっぱり上手で面白くちゃんと演技なんですよね。この辺はやはり監督の手腕が大きいような気がします。副部長・中川役の八木美樹さん、惚れちゃいますw
結局のところ、ここまでの評価に驚きつつも違和感はなく、強いファンが付くのも解るような気がします。どうしても映画館という作品ではないものの、せっかくなら観終わってからの余韻を楽しむためにも劇場鑑賞悪くないと思います。損はないです。
紅の解釈が深い。
原作は未読。じわじわくる関西弁の応酬がずっとオモロかった!これは脚本がほんまに最高!館内が終始笑いに包まれて楽しい鑑賞になりました。
若手からベテランまで配役も面白過ぎて、綾野剛はもちろん、何をどうしたらそこチャンス大城になるん?和田くんやった子誰なん?もう宮崎吐夢ってだけで笑えるし、齋藤潤に関してはもはや逸材過ぎる。今後が楽しみ。学校の愉快な仲間達も最高のキャラでやっぱ和田くんの情緒が好き過ぎた。達観してる映画部部長も良き。私も幽霊部員になりたい。
ちゃんとオチもついてて、コメディ映画としてうまくまとまってた。自分では綺麗な裏声と思ってたら実は気持ち悪かったっての、私もカラオケで自分の歌声を再生したら声が想像の1000倍キモくて一人で泣くほど笑ったことある。
こんなに漫画の再現度高い作品て、あります??
和山やまさんの漫画で読んでいた頃から大好きだったこの作品、主演綾野剛、脚本野木あきこなら見ない理由がないでしょ!って事でかなり思い入れてみました!
綾野剛の狂児っぷり、素晴らしかったです✨特に紅歌う時の飛び方がもう!そしてこの作品は映画オリジナルのセリフや設定が多々あるにも関わらず、コレ漫画であったんとちゃうかな?(意味なく大阪弁になる)って思えるくらい原作の漫画の延長なんです!役者さん、スタッフの皆さん全員で漫画の雰囲気をちゃんと伝えようとする気持ちが伝わってきました✨
アホくさ、って言ってしまえばそれまで、でもそれだけですまない何かを感じ、最後にはなんだか泣いてしまったのでした✨
「1人カラオケ好き」
今年13本目。
1人カラオケ好きで前は1年に8回行く年もありました。友達とのカラオケの事前に練習に。またカラオケ行きたい。綺麗なものしかあかんかったらこの街は全滅や、刺さりました。映画後女性御二方が会話で、あのお守り本当にあるんですよ、御褒美のような発見嬉しい。
あともう一歩...!!
原作が大好きで映画も楽しみにしてました!
一緒に観た家族は私と熱意が違いすぎてあまり喋ってくれないのでここで発散させてください!!!!(※原作の漫画読んでない方は意味不明に思える文章なのでスルーしてください)
⭐良かった所
・聡実くんビジュアル最高
・狂児のスーツ最高
・ヤクザの方々、北村一輝の組長がハマり役
・狂児の名前の誕生秘話のシーンの再現率
聡実くんの俳優さんについては文句なしにTHE聡実くんで違和感なく観ることができました。原作にはなかったけど狂児の黒シャツ+黒ネクタイはグッときました。
何より狂児の名前誕生シーンは(ここだけ違う人たちが作ったんか?)ってくらい良かったしあの感じで全編進んでくれたらと思った。
☔うーんと思った所
・ちょっと狂児色気出過ぎ、あと距離感近い
・和田、キャラ立ちすぎ
・聡実くん部活サボって映画見る→狂児に「こっちだって3年間真面目部活にやっとるわ!!」→私混乱
・家族からの怒涛のお守りシーンの親父もっと輝けたはず
・聡実くん紅熱唱中→狂児のアンニュイな表情シーン←ここのシーンいる?
・高校卒業後の再会シーンほしかったな
書き出したら思いの外いっぱいでてきた!
綾野剛さんの色気がダダ漏れてしまうのはしょうがないと思うけど全体的にねっちょり狂児だった。スキンシップも過度に思えた。
和田が聡実くんと狂児に匹敵するくらいのキャラだった、何かにつけてキレてたけど中2ってあんなもんだよなとも思う。
個人的に聡実くん紅熱唱中の狂児のカットはなんでここいれた!?と驚きました。歌い終えて聡実くんが消沈してるとこにガッと狂児がきて生きてたヨ〜ンって聡実くんと一緒に驚きたかった...。
全体的にもう一歩踏み込んでくれっ...!となりましたが映画自体は概ね楽しんで観ることができました!
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