バッド・トレジャーのレビュー・感想・評価
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それなりに楽しめた。
色々とちぐはぐだったけど、まあそれなりに楽しめた。
折角なのでいくつか突っ込みを。
・地下の探索機みたいなやつで「トンネルだ」って…意味ないやん。
・それで2人はよく海側の入り口見つけたなあ。
・シャッター降ろしてても普通に出入りできる裏口。何で?
・全部観た後でも弟が殺された理由がわからず。
トレジャー
Dがもっと無双して、悪人を痛めつける時に変人ぶりをわかり易く発揮し...
意外さと発想は面白かった
物語の前提となる設定、この映画では主人公Dが時に異常な反社会的行動を起こすことで、医師の矯正プログラムと薬が処方され続け、警察からも足輪がされて24h衛星監視されているのだ。
彼に起きたのが弟の死と謎の人物の侵入と脅迫だった。足輪を外して何処かへ逃げたことで、警察が彼を追いかけ始める。
素行の悪さから母はDを他人として扱う。Dは衝動に駆られたときはいつでも医師に電話してどうしたら良いのかを問う。
Dは行くことが出来ないはずの弟がいる島に出かけるが、そこで起きたのがかつてのボス一味の襲撃だった。
人を殺すことは絶対しないとする矯正プログラムに忠実だったDも、やむを得ず。
そして弟ショーンがこの島で何をしていたのか明らかになっていくのだが…。
この映画の面白さは、矯正プログラムに忠実にしなければならないスタンスを取り続けているDに起きた想定外の出来事とDの行動にある。また、秘密のどんでん返しに旧日本軍の山下財宝を取り上げている点だ。この奇想天外な展開が面白い…はずだった…。
さて、どうすればよかったのだろう?
まずはDのマッドドック時代のシーンが必要だった。視聴者は誰もDという人物を知らない。それがあっての今のD。
アクションでは、完全に矯正プログラムに忠実に動くD。だから殺しはしない。
母が言う「Dは素行は悪かったが頭は良かった」 Dは、ショーンが何をしていたのかを解き明かす事ができるなら、一人で勝手に地下の奥まで行く行為、殴り倒した相手を地下牢に閉じ込めておくことをしなかったことなど疑問点が多々出てくる。
これらを一貫してブレのないものだったらきっと面白かったと思う。
旧日本海軍の潜水艦だけがすごかった!
相変わらず突っ込みどころ満載のつまらない映画でした。
B級感漂う。
宿の受付ジョー役のデスティニー・ミルンズもこれまたおバカキャラ。頓珍漢。
研究仲間のマッシー(ブレンダン・フレッチャー)もあまりにも臆病すぎる。なので撃たれて死んじゃう。
主演のスコット・イーストウッド。
元特殊部隊に居たのに機関砲がめっちゃ下手くそ。敵になかなか弾が当たらない。(笑)
旧日本海軍の潜水艦(波百1型潜水艦ハ114)のセットだけがお金を掛けていてすごかった。
でも、ハ114は建造されていない架空の潜水艦だそう。
山下財宝は日本陸軍のもの。
続編も制作されているそう。
こんどはもっとテンポよく無駄のない映画にして欲しい。
内容がイマイチ。
なかなか渋い設定のスコットイーストウッド
出演者はなかなか豪華なのに…
出演者は、クイントイースト・ウッドの息子のスコット・イーストウッドが主演し、名優メル・ギブソン、『Xメン』のファムケ・ヤンセン、『ワイルド・スピード』のタイリース・ギブソン、TVドラマではお馴染みのケビン・デュラントと、なかなかの豪華メンバー。
しかし、日本での公開は殆ど無かった作品。上映時間もコンパクトの中に、お宝探しのアドベンチャーや家族の絆、殺し屋によるハードボイルド、元特殊工作員としてのアクション等、いろんなテーマが盛り込まれ過ぎていて、印象に残るものが薄い作品。
主人公は、自閉症的な感情コントロールがうまくいかない、元特殊工作員・D。彼の弟が死に、その葬儀に自分の実家に帰省するのだが、工作員としての過去の忌まわしき出来事によって、母から異常者とののしられて認めてもらえなかったD。そこに、悪の組織が、弟の死に纏わるお宝探しの為に乗り込んで、家を占拠する。Dはたった一人、家族を守るためにその組織に立ち向かっていく物語。
その組織が狙っていたのが、世界大戦時に日本軍が隠した金の財宝というのだから、これも嘘くさい内容で、リアリティーが薄かった。それにヤンセン演じたFBIの役割も、最初から最後までやられっぱなし、こちらも登場させる意味がリアリティーが薄かった。
スコット・イーストウッドは、父親譲りの激しいガン・アクションを披露していたが、弾の無駄遣いにも見えるシーンもあった。また、メル・ギブソンも久々のアクションかと思いきや、やはりもう老体に無理はできそうもなく、スコットを支える精神科医として、安全地帯での役所に落ち着いていた。また、ファンケムもタイリースも、もっと活躍できる俳優なのに、脇の脇役程度の出演で、残念だった。
山下財宝
バッド・トレジャーとは旧日本軍の埋蔵金「山下財宝」のことのようです、ただフィリピンにある筈がワシントン州の沖合の孤島が舞台。原題のDangerous(危険)も的外れ、おそらく主人公が殺しをいとわないサイコパスだった設定からだろう、メルギブソン扮する老医師の療法で過剰に慎ましくされてしまったので悪党どもにやられ放題、家族ともども殺されかけている大ピンチなのに、いちいち主治医にお伺いを立てるあたり、コントかよと言いたくなる。反撃はラスト近くになってからなので、早く倒せよとイライラがつのります。
まあ、こういうハンデを背負ったヒーローものも悪くはないが家族間のごたごたも雑味に思えて微妙、もっとストレートに宝探し冒険アクションにしてもらいたかった気もします。
クリント・イーストウッドの息子さんは熱演でした。
なるべく不殺
大戦中に使用していた機関砲が火を噴きます・・・?
精神疾患で狂暴な元特殊部隊員が、弟の死に纏わる陰謀に巻き込まれる物語。
メルギブソンが脇を固めるB級色の強いアクション映画。
閉ざされた孤島を舞台に、小隊規模の元軍人グループを相手に、主人公が暴れまわります。
ただもろもろ雑で中途半端。映画としては残念な結果になってしまいました。
例えば、折角のアクション映画なのに「殺せない」という設定にしてしまったこと。後半迄のアクションが中途半端に感じます。殺せないジレンマを映すシーン等があればドラマになるのでしょうが、ただ「殺せない」では映画としての面白さに足枷を付けているようなもの。
例えば、元軍人グループが、主人公とも弟とも因縁がある設定にしたのも余計。この設定にするなら、主人公に紹介され・・・等にすれば、説得力が増しますし、主人公が弟の死に責任を感じてよりドラマチックに出来たかもしれません。
折角、元軍事施設に立て籠もれる設定にしたのに、そこでの攻防が殆どなかったのも設定の無駄遣いになったようで残念。
結局、ハリウッドで「山下財宝」が描かれたことだけが印象に残った・・・そんな映画でした。
私的評価は厳しめです。
アンクルDとヤマシーG
教授だった弟が亡くなったと聞き、彼が所有していた島で行われる通夜に向かった訳アリ男のD。
しかしそこにいきなり暴漢どもが!
弟が残した謎と、暴漢の襲撃、そしてDの抑えていた自分自身と闘う物語。
序盤から不穏な空気で、Dの孕む異常性が垣間見える。
そこから男達の襲撃まで、決してテンポが良いわけでは無いが、緊張感のある展開で冗長さは感じない。
そして血糊を吐いたとき・・・あぁこれは一緒に出ちゃいましたねきっと(笑)
ここからはリミッターの外れたDの暴走が見応え抜群!!
終盤はコミカルな演出も挟みつつ、ちょっとミステリーな展開や、意外にもグッとこさせられたりで、終始飽きのこない作りで面白かった。
自己防衛なら何でもOKですよねw
個人的には弱気なおじさんがお気に入り(笑)小物感に溢れつつ、見せ場もあって嬉しかったw
欲を言えば、他の皆も良キャラだったのでもう少し活躍が欲しかったかな。
とにかく、終始退屈しない展開だし、内容も分かりやすく、ちゃんと解説もしてくれるので、しっかり映画を観た気になれる。
たまには小規模サスペンスでも・・・と思った日には是非見て欲しい作品です。
そして、ワタクシ当然経験したことはないのですが、アレって小さいのにそんなに重たいのでしょうか?
いつか是非体験したいものです。
うっずうず♪
お薬でリミッターを効かされている反社会性パーソナリティ障害の男が、襲撃してきた輩達と戦う話。
主人公の服役中に弟が亡くなって数日後、仮釈放となり葬儀に参列する為に弟の所有するワシントン州の小さな島を訪れて巻き起こるストーリーで、とりあえず、あらすじ紹介に書かれていルことは、間違いではないけれどそういうことじゃなくない?
その場ではちょっと説明不足だったけれど、GPSが取り外されたことで、FBIが自宅を訪れると、タオル代わりとなった…と始まり紹介されているあらすじを読んじゃってたから???どうやったらそんな展開に?精神科医はおちゃらけ&リミッター要員だしw
アンクルD起動からはT2のアンクルボブですか?人間だけどwという状態で期待値上昇。
そしてそれにしっかりと応えてくれる魅せっぷり。弾倉からの漏れたwな姿は堪りません!
後半はちょっと人間味が強くなっちゃたし、なんならもっと超絶無双のド派手エンタメでも良かったけれど、ちょっと哀しくちょっと漢臭く尺も100分未満。
自分みたいな午後ロー系好きにはそりゃハマるでしょう!!
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