ハーティー 森の神

劇場公開日:

解説

「バーフバリ」2部作の主人公の宿敵バラーラデーヴァ役で知られるラーナー・ダッグバーティが、森の中でゾウと暮らす心優しくも力強い男を演じた主演作。危機に瀕した野生のゾウと美しい森を守るために立ち上がる、「森の神」と呼ばれる男の姿を、壮大なスケールで描いたアクションアドベンチャー。人里離れた深い森で、野生のゾウの群れを見守りながら暮らすスミトラナンダン。森を愛し、動物たちと家族のように暮らす彼は、人々から敬意をこめて「森の神」と呼ばれていた。しかしある日、役人の後ろ盾を得た大企業が森を占拠し、リゾート開発を始めてしまう。森とゾウたちを守るため開発を阻止しようとするスミトラナンダンは、同じ森に暮らす仲間たちが当局や開発企業に対してゲリラ的な戦いを挑むなか、あくまで平和的な解決方法を模索する。しかし、その努力もむなしく、ゾウたちの暮らしていた場所は失われてしまう。それを見たスミトラナンダンは、身を賭した最後の抗議を決意する。

2021年製作/161分/G/インド
原題または英題:Haathi Mere Saathi
配給:ツイン
劇場公開日:2022年7月29日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5ゾウさんが賢いぞー🐘

2023年10月13日
iPhoneアプリから投稿

 森を切り開いて街を作ろうとする政府や開拓者から森を守ろうとする森の神と言われる男。森に高い塀をつくったことで、水を飲む場所へ行けなくなったゾウ。なんとか塀を壊して森を守りたい男が村人と協力してたたかう。
 開拓者側だった1人の像使いの若者は一頭の飼っている?像を、まだ子供なのに過酷な労働もさせている。工事最終日に不幸な事故が起き、その像が死んでしまう。工事関係者や政府の冷たい対応に、ガラッと心変わり、森を守る側に。
 森の神や、この若者やら、話が詰め込み過ぎな感じ。もう少しシンプルにして時間を短くした方が集中できたかも。
 開発のために、動物や村の人々まで殺してしまう警察にはちょっと話盛りすぎ感。
 ただ、ゾウが演技しているわけではないだろうが、目のアップ👀など、悲しげな表情や怒った表情に見えてしまったり、よくあんなふうに撮影できたな〜とは感心した。すごいよ、ゾウさん🐘👏👏👏

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アンディぴっと

3.5壁を壊せ‼

2022年8月25日
PCから投稿

悲しい

幸せ

象の群れが暮らす森の美しい水場に、大企業の開発者達がやってきた・・・。
象と自然を守る為、森の神と呼ばれる男と森に住むゲリラ達が立ち上がる物語。

美しい大自然の中で、役人の後ろ盾を得た企業人や警察と闘うネイチャーアクション作品。

開発に反対する森の住民たちの訴えを退け、時には動物の殺しも厭わない輩が腹立たしい。
政治的な問題もそうだが、森の神スミトラナンダンや、銃を手に取り闘うゲリラ達の銃撃戦等、アクションも多く取り入れられている。

上映時間はインド映画らしく、2時間半超え‼長い(笑)
そしてお約束のミュージカル(⁉)も楽しみにしていたんだけど、意外にもそういったものは粗無し。
歌は随所にあったけど。

開発とそれに反対する者達の物語というのは、まぁよくある題材ではありますが、大人になれば成程、難しい問題だな~と思っちゃいますね。

自然破壊は勿論いけないけれど、人々が送っている豊かな暮らしの背景には、少なからず木を切り倒したり、森を開発したり・・・。

動物殺しは許せないが、開発者達を一括りに責めることもちょっと違うのかなぁ~なんて思ったり。

チョトォ(でしたっけ?)のシーンは辛い。そして妹さん・・・。

思いの外エグい描写もちょくちょくありましたね。
でも、最後バナナをあげてそそくさと逃げ去るシーンはいじらしくて微笑ましい(笑)♪

やっぱりちょっと長いなぁという印象は抱きつつも、自然保護と開発を秤にかけた難しい問題に対し改めて考えさせられるし、見応えのあるアクションも散りばめられたとても観易い作品だった。

そして、絶対無理だけど、俗世から離れ森や山の中で動物達と生きる人生なんてのも送ってみたいものですね。

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MAR

3.0インド人と象

2022年8月15日
iPhoneアプリから投稿

ハーティーはインド語で象の事。主人公は森の神。神と言っても普通の人ですけどね。
先祖の代から自然を守ってきた、森の神。彼は10万本も植樹をするくらい、環境保全に努めていた。その森は祖父の代に、環境保全の為に国に渡した自分達の土地だった。
ある時、国が開発の為に森に新しい街を作る事になり、工事が始まる。突然こんな事になるなんて!そこに住んでいた象達の居場所が無くなっちゃうじゃない、怒る森の神たち。この気持ち分かるよね。そこから、嘘つきだらけの政治家と警察とのバトルが始まる。こんな感じが普通ならはちゃめちゃ過ぎだぞインドの諸君。
だって、誰もが全てを暴力で解決しようと、人殺しまくり。特に警察なんて、市民も身内も簡単に。戦争でもないのにこの一件で何人死んでんだよ〜。
結構アクションシーンが多いんだけど、ほとんどが早回しのアクションコメディだね。
最後は解決だったけど、その流れダメよ。

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涼介

2.5期待しすぎるのは禁物

2022年8月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の本編が始まってすぐに思ったのはハーティって人の名前ではなく象のことだったのかってこと。
そこから森を開発しようとする勢力と森の神の戦いがメインに描かれていく。と思いきや、象使いの男の話も結構入ってきたりする。話が入り混じっていてよく分かりづらい。そして話の展開もメチャクチャ。いや、インド映画らしいと言えばそうかもしれない。でも、他のインド映画と比べるてもややまとまりに欠ける印象だった。
アクションやCGのレベルも今一つで「バーフバリ」をイメージを引きずって観にきた人たちは少し残念な気持ちになったであろう。でも、そんなに悪い印象でもない。そこまで大々的な宣伝がされていたわけでもなく、期待度もそこまで高くなかったから。ほどほどのアクションにほどほどの歌が使われている映画としてそれなりに楽しんだ。

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kenshuchu