劇場公開日 2022年11月4日

窓辺にてのレビュー・感想・評価

全140件中、21~40件目を表示

4.0分かりそうで分からないことをずっと話してる。

2022年11月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

妻が浮気をしていることを知っているがなかなかそれを言い出せないライターの主人公が、高校生で文学賞を受賞した小説家と出会い対話を重ねる話。

今泉監督の作品は会話劇がおおいけど、『街の上で』のような軽い感じではなく、登場人物達は分かりそうで分からないことをずーっと話している。だから私は見終わった後どっと疲れた感覚だった(笑)

でも、このずっと話している主人公作中でも言われてたように、どこか人を小馬鹿にしてるようにも見えるし、会う人に合わせるだけで自分がない人にも見えるし、常に相手のことを考えて寄り添っている人にも見える。でも私は、自分の内面をひたすら見つめて自己分析を重ねに重ねた、超クソ真面目人間に見えた(笑)

対話を重ねているようで、なんで自分はあの時怒れなかったんだ?自分はおかしいのか?と、ずーっと悩んでいるかと思うと可愛く思えても来る。内面に閉じこもってしまうのも小説を書いてないから外に出すことも出来ないんだろうなぁと思った。

でも、思いやりの人でもあったなと思う。お義母さんに毎回違うケーキを持って行っていた事が最後にわかるのだけど、劇中で描かれるシーンでチーズケーキだったのは、高校生の子が「チーズケーキは完璧」と言ってたのを思い出して、今回はチーズケーキにしたのかなと。あのお義母さんの様子を伺ってる感じは、合わせてるのじゃなくてやっぱりチーズケーキにして良かったって安心してたんだなと思った。

とかこう言ってるのも結局は「勝手な解釈」ですけどね!(笑)

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せつこん

3.5鑑賞動機:今泉監督9割、東京テアトル配給1割

2022年11月27日
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体温低い感じの主人公がゴローちゃんにピッタリハマっている。サイコパス…ではないと思いたい。
聞き取れなかったわけじゃないのに、八割方「エッ」って言っちゃうとこ親近感湧く。よく知らない人の方が、突っ込んだ話がしやすいのはとてもよくわかる。
 長回し多用での会話が、オムニバス短編集のようで引き込まれる。言葉にしがたいことを、どうにかして言語化しようとする登場人物たちの会話に、好き嫌いはともかく耳を傾けたくなる。

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なお

4.0勿論特別だったのは稲垣吾郎と玉城ティナだが他の俳優も抜群に自然。こ...

2022年11月26日
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鑑賞方法:映画館

勿論特別だったのは稲垣吾郎と玉城ティナだが他の俳優も抜群に自然。これは凄い事。室内光はどれも美しい。玉城ティナは文化系の男は皆好きになってしまうのでは。ヤンキーと付き合ってるのもあるある。

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kazuyuki

3.0結構共感

2022年11月26日
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笑える

難しい

吾郎ちゃんに当て書きしたという脚本。イメージしている吾郎ちゃんにピッタリでノンフィクション、ドキュメンタリーのように見えました。
特に後半のちょくちょく笑えるやり取り、よかったです。

主人公は自分の感情の処仕方に悩んでいましたが、結構共感できてしまって…自分はもっと悩むべきなんじゃないかと(笑)

色々な「好き」と「愛のかたち」を垣間見た感じです。

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mina

4.0独白

2022年11月24日
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長尺な会話劇。そう聞くと尻込みしそうなものだし、監督の事が大好きな自分でも二の足は踏んだ。でもね、やっぱ最高。あなたの優しい視点は最高です。
会話劇なんだろうけれども、物書きがメインキャラなのでどちらかと言えば独白。でも思ったんですよね。独白の延長に会話はあるって。「会話しよう」が先ではなく「吐き出したい何か」があって、それを誰がが受け取ったら「会話劇」。なるほどそういう事か!と関心しきりでした。
後半になる程にコメディ要素が強くなるのは好みによるかもしれませんが、是非とも心の片隅に落とし込んで欲しいと思えるさくひんです。

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lynx09b

3.5色んな恋や結婚な形を肯定する今泉監督らしい会話劇

2022年11月24日
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窓辺で繰り広げられるカメラの長回し&会話劇が特徴的な本作。
いろんな愛情やカタチ、恋の多様性を肯定している文学的な作品だ。

稲垣吾郎と中村ゆり演じる夫婦と、若葉竜也と志田未来演じる夫婦、さらにそれぞれの不倫相手、さらに若き小説家演じる玉城ティナと稲垣吾郎、金髪青年が人間の複雑な感情を絡ませながら紡いでいる。

時には、テレビ業界や小説家に監督自身を投影したようなセリフや描写もみられた。

「嫉妬=好き、愛している」
それは決めつけだ。

「怒らない、嫉妬をしない=好きじゃない、愛していない」
これも決めつけだ。

つまり愛し方や愛情表現だって人それぞれだってこと。色んな人間がいて、いろんな感情を持つ。
もっと言えば、結婚ってなんなんだ!?ってさえ思ってしまう。

ぜーんぶ包み込んでくれるような優しさが本作には詰まっていた。

窓辺から差し込む陽の光がグラスを跳ね返してできるプリズムが美しかった。

たっぷりと長回しの会話劇を堪能できる作品だ。

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マキ

4.0配役の妙

2022年11月23日
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2時間余でちょっと悠長な感じもしましたが、基本的に会話劇です。含蓄のある台詞が点在するので見応えがあります。

「愛することはできても、いつまでも愛することはできない」
何となく、分かります。

稲垣さんと玉城さんが印象的。配役の妙を感じます。

向かい合ってフルーツパフェを食べてるシーン、ちょっと不思議な感じがしたのですが、お二人とも左利きなのですね。

最後の数分、笑ってしまいそうになりましたが、これは絶妙。
倉さんの良い意味での「軽い感じ」が最後を見事に締めました。

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PAK UNTIK

3.0執着と愛の関係性

2022年11月23日
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今泉力哉監督は好きな監督だから若干期待感強めで観に行った本作。
稲垣吾郎が演じる茂巳の力みのない佇まいはとてもよかった。相手の懐に入り込んでいく茂巳の才を感じさせる演技。歳をとっていい俳優になったなと思う。
本作には3組の男女が登場するが、相手に執着する感情が好きという感情の証になるのかってことを考えさせられる。いや、でも浮気されて全く怒りを感じなくなってしまったら、それはもう愛が冷めたと言えるけど。
おじさんである茂巳が、若い2人から刺激を受けたり暗に批判される姿はとてもおもしろい構図だった。今泉監督はこういう構図の作り方がうまい。
思ったよりも上映時間が長くて、若干退屈してしまったのも正直な感想だ。やはり期待感を強くしたのが失敗だったのかもしれない。

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kenshuchu

5.0久々に映画らしい映画を観ました(満足)

2022年11月22日
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と言うより、
小説を繊細に味わった感じです。

柔らかい空気感を味わった感じ。
「感情」だけど熱の入った「感情」ではない
なんかボキャブラリー少なすぎて
上手く言葉に表せないけど
(劇中でも上手く言葉に表せないという表現出てきましたけど)まさしくそんな感じ。

これは特に「浮気」とかじゃなくても
「感情を表現する」事であればなんでも良くて
「浮気」という事柄が、より表現しやすかったのかなぁ
と思いました。

私は好きです。この言葉以上の空気感を映像に乗せてる感じと、シュールな笑いの感じ。

そんな感じの感じが好きです。

※敢えて演技力は触れませんが
そこを加味しても鑑賞後、余韻の残る映画でした。

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kyaroline

3.0はまり役

2022年11月22日
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「愛がなんだ」「街の上で」「あの頃。」が大好きな映画なので、やや期待しすぎた感があり、やや冗長に感じた。ただ、主人公の市川は稲垣吾郎さんは、はまり役で「ばるぼら」よりずっと良かった。

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hanataro2

4.0すべての言葉をスクショしたい

2022年11月21日
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わたし的には、自分がサイコパスだと納得できた作品でもある。

普通はそうよね?

といつも言われるが。

そんなことは知ったことではない。

自分の人生、人の意見で翻弄されたくはない。

まあ、大人なのでヘラヘラ😅してるけど。

窓辺の光の指輪もだけど、すべての言葉が私には心地よい。

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ムーミン

3.5妻が浮気してるんだ。だけど、浮気を知ったのにまったく怒りがわかないんだ。

2022年11月21日
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稲垣吾郎演じる市川の恋愛観ってどんななんだろう。少なくとも性欲は感じられない。それが今時なのだろうか。この夫婦の性生活はうまくいっているのだろうか、それがなくても成り立っているのだろうか、と他所ながら心配してしまう。少なくとも、市川にとってSEXは必要な要素ではないらしい。しかし、妻はどうだろう。市川のやさしさから愛を感じられているのだろうか。
そして若葉竜也演じる友の有坂にとって、夫婦生活に倫理は必要ではないのだろうか。ちょっとお茶をするくらいの気軽さで浮気をしているのではないか。その妻はどうか。夫の浮気を知りながら何もできず、その怒りを市川にぶつけてはいないか。むしろ、自分に対して腹を立てているんじゃないか。
玉城ティナ演じる久保留亜は、そんな彼氏で満足しているのか。君の知性と釣り合わなくとも、自分を心底好きでいてくれるだけでこの後も続いていけるのだろうか。

そんな、なにか歯車がかみ合っていないような、どこか不釣り合いな、夫婦とカップルばかり。傍目には幸せそうな人たちなのに、誰もが大なり小なりの不満と悩みを抱えてる。それでもストーリーが荒れないのは、吾郎の醸す中性感が毒気を吸収してしまうのかもしれないな。誰もが経験する、何かを手に入れる、または手放すという行為は物に限らず、人との出会いもそうなのかもしれないが、すべて無駄ではないのだろう。迷うことも、悩むことも無駄にはならない。それが人を成長させるのだから。むしろ、いいな悲しめて、というゆがんだ羨望さえ抱く。そう、迷っている時間は贅沢、という感覚。その無駄なものに対して、せめて正直であること、それだけでたいてい上手くいくような気がする。少なくとも、市川の周辺では。エンディングに流れてきた沢辺渡の歌声を聞きながらそう思った。

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栗太郎

3.0雰囲気あって良かった3.2

2022年11月20日
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キャスティングが絶妙で、淡々とシーンが流れてる感じ。好きって愛って自分ならどうする的に観てたりもした。稲垣吾郎が素っぽい感じでいい感じ😄

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asgy213

4.0面白かった。

2022年11月19日
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役者さんが皆さんよかった。
間の取り方とかも、監督さんさすがで、役者さんさすがでよかった。
ずっと見てたい映画でした。

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khapphom

4.0吾郎ちゃん、演技(?)上手い!

2022年11月19日
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偶々この映画を観ようと思った日が、生中継の舞台挨拶の日でした。
上映開始から2週間目だったそうですが、五郎ちゃんがコロナにかかったのでそうなったそうで、妻役の中村ゆりさんと監督さん、そして吾郎ちゃんの三名。
他の舞台挨拶も何度も観ていますが、今回はかなり自然体。面白いエピソードも聞けて、それを頭に入れながら映画を観てました。
まるで素のままの吾郎ちゃん、こんなに演技が上手かった?と振り返ったほど。
映画館には若い女性たちが多かったので、ファンなんでしょうね。こんな生中継が観られて、良かったですね。(私も含めてですが)
映画を観ながらフリーライターってこんなに裕福?とか、なんでこんな娘に付き合うの?とか思いながら観ていました。
は?とか、誰かが誰かに話すと、直ぐに「は?」とかの反応が入るのが、不思議でした。私の周りでそんな反応は皆無なので気になりました。
色々含めて面白い映画でした。

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hiroko

4.0ある意味多様性を肯定する作品。脚本が非常に良かった。出てくる人が全...

2022年11月18日
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ある意味多様性を肯定する作品。脚本が非常に良かった。出てくる人が全員愛おしくなるところは今泉さんの力量を感じる。ただ、このテンポで2時間半は長いなーと思ってしまったのも事実。テーマ含めで非常に良作だったが、その点だけ少しマイナス。

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おれ

4.5心で観る作品

2022年11月17日
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知的

幸せ

派手な映画ではないが静かでゆっくりとなにか心地よい作品だと思う。
かなり長かったが引き込まれあっという間だったのも素晴らしいです。
贅沢な時間を味わいたい人向き。

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みなな

4.0パフェと中年

2022年11月17日
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難しい

寝られる

萌える

『稲垣吾郎とパフェ』最高の組み合わせ。
中年男性にパフェを合わせるってすごい。そして女子高生とパフェに対比させてさらに際立つ不思議な空間。
稲垣吾郎さんが見事にはまってた。
中村ゆりさんだけが現実にいるような異空間もいい。
ラストに大人の愛を感じた。

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ふわり

4.0窓辺の席で

2022年11月17日
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鑑賞方法:映画館

静かにゆっくり流れる時間の中で、
登場人物たちの心の奥の感情が揺れる。
誰かのことを考えると
心乱れる…て、
やっぱり相手のことが好きだから。
あ〜
でもそんなふうに心乱されるなんて、
恋愛てめんどくさいなぁ…
私はもういいかな…

なんて、考えてしまった。

カフェじゃなくて、

喫茶店☕️

いいな、あのお店。
日の差す窓辺の席で
吾郎ちゃんとお茶したい😊
ひなたぼっこをするような
そんな穏やかな恋愛なら
また、してみたいかな。
フルーツパフェ、一緒に食べながら。

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エリー♪

3.5吾郎ちゃんは宇宙人か?

2022年11月16日
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良くも悪くも稲垣吾郎ちゃんあっての映画
別れた〇〇より太った猫(監督の前作は猫は逃げた!だったっけ?)に後悔ってなんなんでしょう?

尺は長いけれど、要するにこのキャラで物語は展開すれば、こうなるでしょうという映画で(きらいじゃないので、こんな人が周囲にいたら、大好きといいそうな私です)

半世界のSTORYも好きだったけれど、窓辺にいる彼は本当に素敵でした

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ソルト