「さらばインディジョーンズ」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
さらばインディジョーンズ
ちょっと眠くなった。眠くなっていいのか、インディシリーズで、と思うが自分がもうそういう年齢なのかな、とも思う。それでもいにしえのインディシリーズと比較はしてしまう。時代がおおらかで、みんな若い時代だからこそあった馬鹿さ加減が当然ながら、ない。まさにヨボヨボと歩くハリソンフォード本人に活劇を期待する訳はない、どうやってこの男を抜きに冒険活劇にするのか、と思ったら意外にやっていた。前日譚をCG込みで見せ切るとなんとなく見た気になる。けど、やっぱり列車の上の描写はリアルではないんだよな。。そして前作で宇宙人までやってるのでどうなるかと思ってたら時空のゆがみ?でまさかの時代へ。ラストもとてもいいが、なぜ眠くなったかを考えると、やはり快活なコメディ要素が薄くなったことと、リアルアクションではないのでカット割が細かくなっていて勢いで見せよみたいなのがつまらなくなる。子役と女性がくっついてるからどうしても「魔宮の伝説」を思い出すと、やはりあの悪ノリ感とは随分違うのは監督の気質と若さの違いか。そして映画は雑な方が面白いというのとはよくある話で、自分はインディシリーズのなにが好きだったかと言うと、ただただ映画ファンの作る悪ノリ映画だったのかもしれない。
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