「孤児という言葉はあっても、子供を失った親に対する名称はない」愛する人に伝える言葉 ちゃっぴーさんの映画レビュー(感想・評価)
孤児という言葉はあっても、子供を失った親に対する名称はない
上記の件、初めて気付きました。確かにレアケースだからでしょうか?日本だけではなく世界的にもないのですね。
その他作品中、特に担当医師の言葉に凄く説得力があり、また緩和ケアの現状など、これは関係者に家族を癌で亡くした人がいるのかと思いきや、本当のお医者様が演じてるとはびっくり‼️
私の親が緩和ケア病棟で亡くなりましたが、映画ほどではないにしても、日本でもコンサートやボランティアの方が沢山いらっしゃって手厚い対応をしてくれました。
また私自身も癌経験者ですが、最初に「不安、罪悪感、不公平感」→「何も成し遂げていない感」→「受けいれ」→「人生の整理」という大体の流れは、体感したことです。そして最期は本人が死を迎えることを、家族が「受けいれる」。
凄くリアリティのある映画でした。
俳優陣はそれぞれが素晴らしい演技でしたが、ストーリー的には、認知されなかった息子さんの葛藤などは良かったのですが、演劇のカットの長さや、単調な病院のシーンが多く、その分⭐︎0.5マイナスとさせていただきました。
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