「願い」天間荘の三姉妹 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
願い
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途中からこの天間荘や周りの人はどんな人たち
なんだろうと思った。
現世と来世の中間地点みたいな位置。
その中でも生きている人とそうでない人?
もしかして、この人数だと?
海辺の閑散とした風景からも。
高良健吾が生きて?いる世界と
高良健吾の写真に手を合わせる父がいる世界。
やはり地震や津波の映像。
もしあの日のことが無かったら、
天間荘や周りの人々の存在は無くて
どんなストーリーになるのかと思った。
あの日突然奪われた命の魂の叫びを伝えたかったのか。
その魂からの信望でたまえは生きようと思えたのか。
かなえの水族館でイルカの調教をする、とたまえが思いついたのもわからない。
ただ、死者の伝えられなかった気持ちを生きている者に伝えるというのは、身近な者を亡くした者にとっては垂涎の願いだろう。
こうあって欲しいな、と思わせる作品。
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