#マンホールのレビュー・感想・評価
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意外に面白かった
何故、ご遺体が腐りきっていないのか?5年?10年だっけ?くらい経過してるのに、白骨化していないのが非常に気になった。
ラストまた落下したけど、警察が救助に来てくれるから命だけは助かりそうね。おめでとう
電車男ならぬマンホール男
ワンシチュエーションスリラーの本作。こういう作品は低予算で作れる分、優れたアイディアと緻密な脚本が要求される。
ネット民を利用して脱出を試みるというアイディアは今となってはやりつくされている感があり新鮮味はあまりない。では脚本は緻密かと言われると結構穴だらけの脚本というしかない。
いろいろと主人公が賢くないし、まあもともと能力のない人間が賢い人間のふりをしていただけなんだろうけど、その真相もどんでん返しを狙ったんだろうけどこれもかなり反則に近いし、説得力にも欠ける。
せめてそれらしい伏線がちりばめられていればまだ良かったんだけど、何の伏線もなく主人公の正体がこうでしたと言われても、まんまと騙されたとはならず、ちょっと無理がありすぎるだろという感想が先に来てしまう。
そもそもいくら顔を変えても性格や能力まで真似できないだろうし、別人に成りすまして順風満帆な人生を送れるようにはならないだろう。
まあ、所詮は作り話だからということなんだけど、いくら作り話だとしてもリアリティがなさ過ぎて見終わっても何も残らない作品ではあるかな。
ちなみに殺害したのはかなり前だろうになぜ死体が白骨化してないのだろう。ガス爆発で無傷でいられるんだろうか。自分を陥れた犯人が恨みによる犯行だとしたら真っ先に殺人という罪を犯したことを思い起こすと思うし死体をマンホールに捨てたこともすぐに思い出すと思うけど、などなど脚本に穴がありすぎて、ずいぶん強引にこの内容で企画を進めたんだなあと感心させられた。まあ、かなりの低予算だろうから企画も通ったのかも。これは映画館で観なくて良かった。
ちなみに同じようなワンシチュエーションスリラーなら「ホーリートイレット」がおすすめ。結構ぶっ飛んでて笑えます。あちらのほうが断然面白かったです。
アイデアは面白いけど?
CSで録画視聴。アイデアは面白い。自分ももし、マンホールに落ちたらどうしようと
変なハラハラドキドキ感があった。ただ、観ているとストーリーはもしマンホールに
落ちたらと思い想像しながら観たが緊張感もなく平凡な作品。
真相の部分が・・・
ジャニーズも方向性変えたのか?
ホラーやらスリラー系の作品で見かける機会が増えた気がするが・・・
無名の役者でも充分なんだが、演技力が求められる作品に、ジャニーズがよく出演したもんだ。
まぁ、ジュリーが名を連ねている以上、強制的に出演なんだが・・・
まぁ、いいか。
ほぼ一人劇となる、完全アイデア勝負の低予算作品。
スマホを駆使したりする部分なんかは、今時か。
まぁ、予備のバッテリー持ち歩いています的な部分は、取り入れておいた方がいいかもね。
落ちたマンホールからの脱出劇なんで、「どうケリをつけるだろう?」と興味を持って鑑賞出来る。
1時間40分程度の作品だし。
クレジットで、作品の雰囲気ブチ壊すようなタイアップソング使わなかったのは意外だったかな。
ジャニーズが出演しているのに。
で、かなり残念なのが、真相の部分か。
黒幕か登場した瞬間・・・
・・・
・・・
・・・
「どちら様?」
真相が語られている間、頭の中は、「こんな人登場してたか?見落としていたか?」
と、混乱状態。
しかも、落とされた側にも隠された過去があるんだが、それだけの理由で、「そこまでするか?」なんだよねぇ・・・
ネットでよく使われる、◯◯◯◯しネタ使いたいのは理解出来るが、もう少し練られていたら、ポイントアップしたかも。
狙いが良かっただけに残念な作品でした。
虫が苦手な人は注意
怖い映画
怖い映画だった。
とっても怖い映画だった。
それはラスボスが登場したとき、最高潮に達した。
主人公はなぜマンホールに落ちたのか。誰が落としたのか。
そのマンホールはどこなのか。いつそんなとこに落ちたのか。
なんでそんな展開になるのか。
いろいろと謎は多いが、ラスボスが登場したときに、そんなことはどうでも良くなってしまった。
もともと好感の持てる主人公ではなく、お釈迦さんに早く蜘蛛の糸を下ろせと文句を言ってるような奴だけに、それだけに序盤の展開が面白かったが、このラスボスの登場で、B級映画がA級になったわけではなく、むしろB級としての凄みが増した。それも一気に。
それほどまでに、このラスボスの存在感は大きい。もう、こうなったら主人公がどんなふうに生きてきたとか、周りとどういう関係にあるのかなどといったようなクエスチョンはすべて、消し飛んでしまう。うーんと唸り声すら出てしまう。
このラスボスに乾杯!だ。
星5つでもいいようなものだが、それではあんまりなので、気持ち引かせてもらう。
それにしても怖い映画だった。
被害者は今もそこに
設定めちゃくちゃやな。
面白かったです。ただ後に何も残らないというか。無理がありすぎでリアリティはほぼありません。イケメンの顔を奪った?その幼馴染の復讐?そもそも10年前?人を殺してマンホールに突き落としたのなら自分の境遇にすぐピンと来るんじゃ無いの?ちょっとよくわからないです。SNSで拡散する様は興味深かったけど。
あと久しぶりに響の長友さん(でしたっけ?)を見た気がする。
ちょっと無理やりでも予想できない展開というのは映画体験として重要
見たかった作品。配信待ちだったがレンタルDVDがあったのでレンタル。
最初の展開では、警察に電話しろよとしか思わなったが素性を考えると警察にかけないのも納得。ちなみに分からないが普通の110なら一番近い警察署にかかると思うんだけどどうなんだろう。
最初から主人公に共感できないとの声も多いがむしろリアルにしすぎたなと思った。出れないマンホールの中で足はケガして雨も降ってきて死に瀕してて、冷静に状況説明できるやつがいるわけがない。ただリアルにかきすぎるとヘイト向くぞと思ったが案の定。それも狙いだったんだろうからお見事。個人的には殺人犯なのはおいといて、アカウントをマンホール女にわざわざ書き換えたりキャラとしてはありきたりじゃなくて良いキャラだと思う。
総じて派手な映像で魅せる映画が流行りそうな昨今の映画の中で9割マンホールの中のシーンという挑戦的なつくりと、それでも飽きさせない展開がすごい良かった。SNSの見せ方もとても上手くて引き込まれる。ああいうSNSのコメントを声を出してしゃべらせる作品も多いが自分の目で読むほうが話に入り込めると思っているのでそれも良かった。準主役ポジションの奈緒さんが声とアイコンの写真だけの出演というのも面白い。
今作を見て改めて思ったが、先の読めない展開というのは映画体験としてとても重要で、主人公が善人である必要もないしハッピーエンドで終わる必要もないからこういった作品が流行ってほしいと思う。ありきたりな、展開の読める作品では面白さを感じなくなってしまっている人って一定数いると思うので。今作は当時話題になってた印象はないがもっと評価されるべきだと思った。監督か、脚本か、またサスペンスを撮るならぜひ見たいと思う作品だった。
最後まで展開が読めず、楽しめる作品
視点を変えればネタバレしても楽しめる
監督は『アンテナ』『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』『私の男』『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』の熊切和嘉
脚本は『ライアーゲーム』シリーズ『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』『マスカレードホテル』シリーズの岡田道尚
酔っ払ってマンホールに落ちたアンラッキーな男の話
ワンシチュエーションスリラー
最後はどんでん返し
偶然が重なってうまくできてる
折原奈津美そこまでするか
多少の粗は御愛敬
奈緒と黒木華では声や喋り方だって全く違うがまあいいだろう
サスペンス映画としては傑作
粗筋
主人公はマンホールに落ちた際に右足を負傷
マンホールの梯子は破損していて自力では地上に上がれない
スマホで救出を要請するが埒が開かない
GPSで渋谷区だと思い込んでいたが実は埼玉県と茨城県の県境付近
埼玉県大塚村の小学校跡地
なぜなら吉田が遺棄した川村の死体が現場にあったから
マンホールの中に落ちたのは川村ではなくて川村を殺害し川村に成り済ました吉田だった
警察に救出要請するわけにはいかない
明日社長令嬢と結婚披露宴を迎える男がいかにしてマンホールから脱出して式に間に合わせるか
ゆーてぃー頑張って
そういう話ではない
主人公に感情移入すると酷い目に遭う
中島裕翔は一応アイドルでもあるんだが今回は凶悪な殺人犯を演じている
本編はほぼマンホールの中のため映像がとても薄暗い
映画は映画館で観るもの
夜間DVDで鑑賞したが照明をつけてるととても観にくい
テレビでDVD鑑賞する場合明るい部屋で鑑賞することを推奨されるが部屋の照明は消した
スマホを利用しSNSを駆使するのが現代的
スマホがないと話が成立しない
あらかじめしっかり充電し100パーセントにしておいたのだろう
主人公の立場になったつもりで観たいならネタバレ禁止だがネタバレしても折原奈津美の立場になったつもりで観るなら十分に楽しめるはずだ
劇中にマンホールで発生する泡はメルヘンチックで違和感を感じたが腐敗した有機物が雨水によって発生する自然現象といわれたら正にその通り
殺されそうになる折原も口から泡を出しているがそこまでしなくても感はある
なぜか仮面ライダーアマゾンに登場したカニ獣人を思い出したがもちろん黒木華はカニを演じているわけではない
大きなお世話だが星の数が少ないレビュアーは人生を損してると思う
僕は楽しめたので幸せ者だ
優先順位など仕事の都合でどうしようもなかったが映画館で観たかった
配役
「マンホール女」のニックネームで、SNSで現在地の特定と救助を求める不動産会社「CRレジデンス」営業部社員の「川村俊介」に中島裕翔
整形で川村に成り済ます吉田に中島裕翔
川村の元カノで看護師の工藤舞に奈緒
川村の同期の加瀬悦郎に永山絢斗
舞に成り済まし復讐する川村の10年前の元カノの折原奈津美に黒木華
川村の婚約者で社長令嬢の川村さゆりに佐藤玲
川村を捜索するも発見できないYouTuberのLLLに長友光弘
マンホール女のアイコンに愛田菜楽
ボーガンで吉田を退治する正義の少年の「深淵のプリンス」に松藤史恩
純粋に楽しむが吉、そして落ちていく、、絶望と…
正直侮っていたけど、話題の提示とネタバレ厳禁の絶妙なトリック効いていて凄く面白かった!色々な意味でまさかだし、現代的なメッセージ要素も見事。
公開日に観に行くほど期待していた訳ではなかったが、時間が合うこともあって鑑賞。この日は『FALL/フォール』も観たので、高低差600m+αとなった(笑)。設定は実にシンプル。順風満帆、結婚式前夜のハイスペック男が突然、穴から落ちる。気が付くとマンホールの中。SNSとスマートフォンを武器に突破口を探していく。
実にシンプルに見えて、奥行きが深く感じられる理由は、外部とのつながりがある。奔走されるのは当事者だけでない。情報が一直線に流され、踊らされていく。その盲目さが現代的な像を持っており、鋭利なアンテナを適宜展開の中で開示されていく。マンホールの中だけだったはずの景色を次第に見せていくので、次に来る展開は予測不能。ネタバレ厳禁のラストまでドキドキしっぱなし。隠れた良作として受け取った。
そんな作品の主役は中島裕翔さん。作品の8割を1人芝居で乗り切っている。ハイスペックだが若干猟奇的。全編に渡って作品を引っ張る力を感じられ、不安がなかった。奈緒さんや永山絢斗さんといったキャストも重厚的で、キャストに抜かりがない。あのキャストもねえ…。
オリジナル作品という点も評価したい。欲求の末に落ちた人間の醜態を特と焼き付ける。その穴に観た結末、言えないからこそ面白いモノがそこにはあった。
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