#マンホールのレビュー・感想・評価
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まったく予想していなかった展開
正直、あまり期待していなかったけど、ちゃんと伏線の張られた推理サスペンス映画だった。
まったく予想していなかった展開でした。
ちょっと無理やりでも予想できない展開というのは映画体験として重要
見たかった作品。配信待ちだったがレンタルDVDがあったのでレンタル。
最初の展開では、警察に電話しろよとしか思わなったが素性を考えると警察にかけないのも納得。ちなみに分からないが普通の110なら一番近い警察署にかかると思うんだけどどうなんだろう。
最初から主人公に共感できないとの声も多いがむしろリアルにしすぎたなと思った。出れないマンホールの中で足はケガして雨も降ってきて死に瀕してて、冷静に状況説明できるやつがいるわけがない。ただリアルにかきすぎるとヘイト向くぞと思ったが案の定。それも狙いだったんだろうからお見事。個人的には殺人犯なのはおいといて、アカウントをマンホール女にわざわざ書き換えたりキャラとしてはありきたりじゃなくて良いキャラだと思う。
総じて派手な映像で魅せる映画が流行りそうな昨今の映画の中で9割マンホールの中のシーンという挑戦的なつくりと、それでも飽きさせない展開がすごい良かった。SNSの見せ方もとても上手くて引き込まれる。ああいうSNSのコメントを声を出してしゃべらせる作品も多いが自分の目で読むほうが話に入り込めると思っているのでそれも良かった。準主役ポジションの奈緒さんが声とアイコンの写真だけの出演というのも面白い。
今作を見て改めて思ったが、先の読めない展開というのは映画体験としてとても重要で、主人公が善人である必要もないしハッピーエンドで終わる必要もないからこういった作品が流行ってほしいと思う。ありきたりな、展開の読める作品では面白さを感じなくなってしまっている人って一定数いると思うので。今作は当時話題になってた印象はないがもっと評価されるべきだと思った。監督か、脚本か、またサスペンスを撮るならぜひ見たいと思う作品だった。
ジャニーズやし、クソ映画やろなーと思って見たらこれがなかなか👍 マ...
ジャニーズやし、クソ映画やろなーと思って見たらこれがなかなか👍
マンホールからただ脱出だけではなく、話が二転三転するのでグイグイ引き込まれます
ハードルを上げないって事はとても大事ですね笑
最後まで展開が読めず、楽しめる作品
結婚式前夜にマンホールに落ちてしまう。
ストーリーが進むにあたって、様々な事実が明らかになっていく物語。
ほとんどマンホールの中だけの物語でストーリーが展開されても、視聴者を楽しませることができるのがとても作りこまれていると感じました。
話の展開も飽きさせず、最後まで楽しめました。
中島裕翔さんの演技や表情をずっと楽しめる作品だと思います。
視点を変えればネタバレしても楽しめる
監督は『アンテナ』『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』『私の男』『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』の熊切和嘉
脚本は『ライアーゲーム』シリーズ『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』『マスカレードホテル』シリーズの岡田道尚
酔っ払ってマンホールに落ちたアンラッキーな男の話
ワンシチュエーションスリラー
最後はどんでん返し
偶然が重なってうまくできてる
折原奈津美そこまでするか
多少の粗は御愛敬
奈緒と黒木華では声や喋り方だって全く違うがまあいいだろう
サスペンス映画としては傑作
粗筋
主人公はマンホールに落ちた際に右足を負傷
マンホールの梯子は破損していて自力では地上に上がれない
スマホで救出を要請するが埒が開かない
GPSで渋谷区だと思い込んでいたが実は埼玉県と茨城県の県境付近
埼玉県大塚村の小学校跡地
なぜなら吉田が遺棄した川村の死体が現場にあったから
マンホールの中に落ちたのは川村ではなくて川村を殺害し川村に成り済ました吉田だった
警察に救出要請するわけにはいかない
明日社長令嬢と結婚披露宴を迎える男がいかにしてマンホールから脱出して式に間に合わせるか
ゆーてぃー頑張って
そういう話ではない
主人公に感情移入すると酷い目に遭う
中島裕翔は一応アイドルでもあるんだが今回は凶悪な殺人犯を演じている
本編はほぼマンホールの中のため映像がとても薄暗い
映画は映画館で観るもの
夜間DVDで鑑賞したが照明をつけてるととても観にくい
テレビでDVD鑑賞する場合明るい部屋で鑑賞することを推奨されるが部屋の照明は消した
スマホを利用しSNSを駆使するのが現代的
スマホがないと話が成立しない
あらかじめしっかり充電し100パーセントにしておいたのだろう
主人公の立場になったつもりで観たいならネタバレ禁止だがネタバレしても折原奈津美の立場になったつもりで観るなら十分に楽しめるはずだ
劇中にマンホールで発生する泡はメルヘンチックで違和感を感じたが腐敗した有機物が雨水によって発生する自然現象といわれたら正にその通り
殺されそうになる折原も口から泡を出しているがそこまでしなくても感はある
なぜか仮面ライダーアマゾンに登場したカニ獣人を思い出したがもちろん黒木華はカニを演じているわけではない
大きなお世話だが星の数が少ないレビュアーは人生を損してると思う
僕は楽しめたので幸せ者だ
優先順位など仕事の都合でどうしようもなかったが映画館で観たかった
配役
「マンホール女」のニックネームで、SNSで現在地の特定と救助を求める不動産会社「CRレジデンス」営業部社員の「川村俊介」に中島裕翔
整形で川村に成り済ます吉田に中島裕翔
川村の元カノで看護師の工藤舞に奈緒
川村の同期の加瀬悦郎に永山絢斗
舞に成り済まし復讐する川村の10年前の元カノの折原奈津美に黒木華
川村の婚約者で社長令嬢の川村さゆりに佐藤玲
川村を捜索するも発見できないYouTuberのLLLに長友光弘
マンホール女のアイコンに愛田菜楽
ボーガンで吉田を退治する正義の少年の「深淵のプリンス」に松藤史恩
純粋に楽しむが吉、そして落ちていく、、絶望と…
正直侮っていたけど、話題の提示とネタバレ厳禁の絶妙なトリック効いていて凄く面白かった!色々な意味でまさかだし、現代的なメッセージ要素も見事。
公開日に観に行くほど期待していた訳ではなかったが、時間が合うこともあって鑑賞。この日は『FALL/フォール』も観たので、高低差600m+αとなった(笑)。設定は実にシンプル。順風満帆、結婚式前夜のハイスペック男が突然、穴から落ちる。気が付くとマンホールの中。SNSとスマートフォンを武器に突破口を探していく。
実にシンプルに見えて、奥行きが深く感じられる理由は、外部とのつながりがある。奔走されるのは当事者だけでない。情報が一直線に流され、踊らされていく。その盲目さが現代的な像を持っており、鋭利なアンテナを適宜展開の中で開示されていく。マンホールの中だけだったはずの景色を次第に見せていくので、次に来る展開は予測不能。ネタバレ厳禁のラストまでドキドキしっぱなし。隠れた良作として受け取った。
そんな作品の主役は中島裕翔さん。作品の8割を1人芝居で乗り切っている。ハイスペックだが若干猟奇的。全編に渡って作品を引っ張る力を感じられ、不安がなかった。奈緒さんや永山絢斗さんといったキャストも重厚的で、キャストに抜かりがない。あのキャストもねえ…。
オリジナル作品という点も評価したい。欲求の末に落ちた人間の醜態を特と焼き付ける。その穴に観た結末、言えないからこそ面白いモノがそこにはあった。
55点
映画評価:55点
展開やギミックがとても面白かったです!
まず【マンホールの中に落ちた】という
想像がつきそうだし、現実におこりそうだし、殆どの方が体験した事がない。
そういう近くにあるのに、実はよく分からないみたいなテーマ作りが良かった。
次に色々とアイディアが良かった。
というのも、シーンの主軸がマンホール内で完結していたり、役者(エキストラ以外)が少ないので、相場よりもかなり経費が抑えられています。
それでいて、B級映画感を感じさせない作りをしているので真にアイディア賞をあげたいくらいコスパが良かったと思います。
内容自体もそれほど悪くなく、
現実味のない出来事も多々起こります。
が、そこは悪い所ではなく、クライマックスに向けての強引な演出ととらえれば、とりあえずは納得できます。
見所も多く、原因探しも楽しめるので
見るものがなかったら見てみて下さい。
きっと楽しめるはずですっ!
【2024.3.20観賞】
中島裕翔は素晴らしい
話が進むにつれ、ぐわーっとスクリーンに引き込まれる感じ、
「これめちゃくちゃ面白い!」…と中盤までは思ったんだけど、ラストがちょっとね。
セットは拘ってるけど、それほどお金かかってない印象。ほとんどがキャスト費なんだろうな。キャスト少ないけど、結構豪華。永山絢斗があの役ってなかなか贅沢。東リベで場地やる人よ?あの人の登場もビックリだけど、やっぱ豪華。
主人公、中島裕翔の役は『ピンクとグレー』の役を思い出す。
ジャニーズという括りのせいか、役者としての実力が過小評価されている気がするけど、中島裕翔と山田涼介は間違いなく怪物級の俳優です。
一風変わったワンシチュエーションもの
こういうシチュエーションものはいかに興味を持続させるかに尽きるけど、SNSを使って進展させるのはうまくやったね
さらにえ!スマホあるならなんで警察呼ばんの?
ってゆーこちら側の疑問にもちゃんと意味があるのが素敵
まあ、色々疑問はあるけどね
犯人どうやってそこまで運ぶん?とかgpsおかしくしたりこんなわざわざまわりくどいことせんでも?
とはいえ、意外な事実でワンシチュエーションものとしては意外な展開でしたね
中島が正体表したときとか結構演技うまくてよかったね
期待したものとは違った!!
洋画の「リミット」「オキシジェン」が好きなので少し期待していましたが、シチュエーション・スリラーは見せかけで、ただの変な設定の邦画で、サスペンスですらない感じでした。主人公に最初から共感できず、楽しめませんでした。スマホの画面や、SNSの文字列を映画で見せられても、面白くも何ともないです。「白ゆき姫殺人自」(2014)の方が、SNSを使った演出が遥かに上手かった事を思い出しました。主人公の変な過去は無しで、電話のやり取りだけで物語が進行していく知的な脚本だったら良かったです。舞とのやり取りはまあまあでしたが、全体としてはかなり微妙でした。
もしかして、吉田くん?
映画好きの中で結構話題になっていた作品。映画館では鑑賞できなかったので、サブスク解禁された今のタイミングで遅ればせながらの鑑賞です。「マンホールの中に落ちてしまった男がSNSを使って助けを求める」というざっくりした内容だけは知っている状態でした。
結論ですが……私には合わなかった。
本作は基本的にマンホールの穴の中だけで繰り広げられるという、いわゆるソリッドシチュエーション作品です。このジャンルは『SAW』『パラノーマルアクティビティ』などの大ヒット作品がある一方で、個人的にはめちゃくちゃにハズレ作品が多いという印象があります。よっぽど上手い構成や脚本を作らないと苦痛を感じるほどつまらない映画になります。
本作はそれら有象無象のソリッドシチュエーション映画の中ではかなり頑張っている方でした。「マンホールの中に落ちる」「どうやら何者かに連れ去られたらしい」「主人公にも何か秘密がある」など、観客の興味を持続させる展開が矢継ぎ早に繰り広げられ、終盤までは結構手に汗握る展開でした。
しかし、一番大事な事件の真相が発覚するラストシーンは正直「ガッカリ」の一言です。犯人の正体が分かったところで「誰やねんお前」ですし、その後に続く展開も「何これ?」ってなります。とにかく終盤の展開が酷くて、中盤あたりまでの盛り上がりと俺があれこれ推理していた時間を返せと言いたくなりました。
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結婚式を翌日に控えた川村俊介(中嶋裕翔)は、職場の同僚たちからの結婚祝いのサプライズパーティに参加し、ほろ酔い状態で帰路についていた。その道中、川村はいつの間にやら意識を失っていて、目が覚めると深い穴の底に倒れていた。どうやら帰宅中に工事現場か何かの穴に落ちてしまったようだ。足を怪我して自力での脱出が出来ない状態の川村は、携帯で何とか助けを呼ぼうと奮闘する。
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シチュエーションはかなり面白いんですよ。謎の穴の中に閉じ込められた男がSNSという集合知を利用して脱出を試みるという展開は、今までありそうでなかったストーリーですよね。使い古されたソリッドシチュエーション映画に新しいエッセンスを加えていて新鮮味があります。序盤の怒涛の展開が本当に良くて、話の転がし方やストーリー構成やオチの展開次第では大傑作になりうるポテンシャルがあったように思います。
ただ本作、残念ながら話の転がし方は良かったけど構成だったり一番重要なオチがなんとも貧弱なんですよね。酔っぱらってマンホールに落ちてしまったのかと思いきや、飲んでた場所とは大きく離れた場所であることが判明し、どうやら何者かに連れ去られたのだと発覚します。誰もが今まで登場してきたキャラクターの中に犯人がいるのだと考えると思いますが、本作は最後にだけ登場するポッと出の女が犯人です。終盤に突然出てきて「お前が犯人だったのか」とか言われても……。例えば回想シーンの中でもいいから登場するとか、話の中にでもいいから印象的に登場するキャラクターであったならば納得感はありますが、ダメなミステリー作品の典型例みたいなオチでしたね。
主人公の川村が実は高校時代の同級生である吉田がなりすました姿だった…とか、突拍子も無くて笑えもしません。劇中に伏線ありましたか?私は分かりませんでしたよ。そして吉田が高校時代に川村の恋人だった折原奈津美が犯人だと断定した根拠も薄く、そして折原がどういう経緯で吉田が犯人だと見抜き、川村の遺体の場所を特定したのかが全く分からない。
「なんでそうなるの?」「なんでそう考えるの?」が繰り返される終盤の展開は観てられないほどに酷くて正直苦痛でした。中盤までのドキドキを返してほしい。
日陰者だった吉田がクラスの人気者の川村を殺害する際、川村が久々に会ったはずの吉田に対して「もしかして、吉田君?」と声を掛けたのが印象的でした。影が薄くて誰にも相手にしてもらえなかったのが悩みだった吉田のことをしっかり川村は覚えていたんですよね。それなのに吉田は凶行を止められなかった。印象的なシーンでした。
マンホールの中に意味がある!脱出だけの話じゃない!
いや~、面白かった。
映画館で予告編みたときから、興味はあったんだけど、見そびれちゃったんだよね。大きな期待での鑑賞でしたが、十分な見応えでした。
結婚式前夜、お祝いパーティーからの帰り道、遠退く意識の中、気が付いたらマンホールの中だった。足を怪我して、脱出もままならない。同僚たちに連絡しても誰にも繋がらない中、元カノに助けを求める。そして、SNSに、自らを偽って求めた助けが大きな反響となっていく。
どうやって脱出するのか?結婚式に間に合うのか?
コメディタッチの脱出劇と思っていたが、事態は思わぬ方向に進んでいく。
この手の映画は、自分だったらどうするだろうって考えちゃう。
まぁ、その前にあの高さから落ちてあの程度のケガって時点で不自然だったけどね。
【ネタバレ含む】
内容はサスペンスタッチに進んでいくので、未読の人はここから読まない方がいいかな。
ネット住民の異常さも目につくなか、ホンッとこの男、最低だなって思ってたら、想像を上回る悪党だった。性根から腐っている最低男。この結末に納得の一本でした。
真剣に鑑賞した自分がバカでした
2023年劇場鑑賞13本目 佳作 57点
鑑賞するか迷ったけど、目当ての作品が見終わり帰るまで時間があったので、志半ば鑑賞した作品
結論、うーーん、笑
前情報なしでライト層かつティーン向けの映画で、真剣に考察したり紐解く作品ではなかったので個人的にはハマらなかったですが、それこそ主演の子のファンや現代子にウケそうなタイトルと予告のキャッチーさに惹かれた人向けでした
結構物語が進むにつれて、真剣に展開の考察をしていたのに、こんなにも軽率に裏切ってくるとは恐れ入りました(煽り)
正直僻みとかではなく、今作は作品として後出しジャンケンすぎてずるいというかセコイ
以上です
想像を絶するクズ
結婚式を控えた川村は目が覚めたら暗い地下に居た。自力での脱出を諦めた川村は知人を頼ろうとするが…。
オリジナル脚本映画。どうせ主人公はクズなんだろうなあと思い鑑賞したら、想像のかなり上を行くクズっぷり。物語展開に無理は感じるがそこそこ楽しめる作品でした。
こういう低予算映画は好き
惜しいかなー。
面白かったんだけど、主人公にもう少し危機があった方がいいと思う。
フォールに通じるものがあるよね。あちらの映画も面白いんだけど主人公の危機が少ないっていうか、、
例えば泡が押し寄せてくるシーンもさ、息吸えんじゃね?って思わせちゃダメなんだよね。
水とかで溺れる!っていう方が恐怖が伝わりやすい。危機がそれだけなの微妙だったしガスの対処法が流石にあれはないなと思った。むしろその方が死ぬのでは?みたいな。
ただマンホールに落ちただけと思っていた物語は、終盤死体が現れることで
ただ落ちただけではない、というミステリー展開に。これもね、もう少し伏線があってもよかったかなと。確かになんか警察を嫌がってる感じはあったけど、身代わりになった元の男との物語も欲しいかな。
そしてラスト。あの少年、あれが登場した身代わりとその彼女の子供とかなんか必要じゃない?だってそうでないなら子供である必要性ないし。むしろなんで子供?と疑問が湧いちゃう。
全体としてはいいんだけど色々不満があるなあ、とまあいつもの調子で不満をいっぱい書いてますが★は3.5よりの3ということで、、、
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