「手汗、足汗が止まりません!(山映画あるある)」神々の山嶺(いただき) 白長須鯨さんの映画レビュー(感想・評価)
手汗、足汗が止まりません!(山映画あるある)
やっと近場で上映開始したので、先日観てきました。
いやー当初は、字幕で見たいなと思っていたのですが吹替で大正解です!大御所二方の演技が凄まじいです。(特にヒマラヤの乾燥した空気、酸素が薄い表現!!)
おおよそ原作通りだと思いますし(原作漫画を読んだのはかなり昔なので怪しい)、JAPANアニメへのリスペクトも感じられます。個人的には、滑落シーンが秀逸。
惜しむは、中盤まで過去・現在を行ったり来たりなので、少し混乱するかもしれません。ただし、普段から映画鑑賞をしている方なら問題無いと思います。後は、ストーリー展開のテンポが悪い事ぐらいです。
作画に異常までにこだわらず、緩急のある作画(大切なところは緻密に)な作品です。もうこれが将来的には世界標準になるのかなぁと思いました。
少しだけ登山経験のある私からすると、山岳会の安全派のリーマン登山家も充分にネジが飛んでいるのという事を理解した上で、更にイカれた羽生という人間を感じてください。(厳冬期に山に入る方は、多少なりネジ飛んでます笑)
長さも90分なので集中して観ることができます。是非、アニメ好きの方、登山が趣味の方は是非観て下さいませ。
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