「山の迫力」神々の山嶺(いただき) CBさんの映画レビュー(感想・評価)
山の迫力
実写版である「エヴェレスト 神々の山嶺」を観た時のレビューは下記だ。
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変な話だった。
これが「山をやる」人達が感じていることだと言われれば、そうなのかというに尽きる。夢枕獏らしく、虚実入り乱れて、どこまで本当でどこがフィクションやら。凄いんだけれど、出てくる誰にも感情移入できないので、擬似体験しているのではなく傍観している感じがつきまとう。
こういう思考というか感性が俺にはないのだろうな。
皆の評価、読んで来ました。迫力には評価、脚本は「やむなしかもしれないがはしょりすぎ、はしょり方が下手」というものでした。原作を読んでみよう。
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阿部さん(寛)、岡田さん(准一)、小野さん(真千子)という豪華布陣だった割には、今ひとつ、俺にはハマらなかったようだ。
今回フランス製のこのアニメ版を観て、ストーリーはよくわかったように感じた。そして実写版同様に、山の描写の迫力はとても感じた。最初は「アニメ版だけど、風景は実写入れてるんだな」と誤解したくらい。登山者の姿が現れて初めてアニメだったことを確認できた。フランス人の頑張りを感じた。
よくわかったし、観て損はないなあと思うけれど、心の底からハマったとは言えなかった。羽生の「なぜ、登る? お前もわかっただろう。山は、やったら取り憑かれるんだ」というセリフを、90分かけて語ってくれた映画だと思うが、俺は残念ながらヤマ屋ではないのだろうなあ。
原作を読んでみようという気持ちは変わらないが、谷口ジローさんのマンガも読もうという気持ちを追加しておいた。
誰かがレビューで語っていたが、深町と長谷は、俺にも見分けつかなかったです(笑)。
コメントありがとうございます。今年は結構配信で観てますね。劇場ではなくて残念なんですが。本作も劇場で観たかったですが、忙しく行けませんでした。忙しいのダメですね。