あなたがここにいてほしいのレビュー・感想・評価
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一緒にいることの幸せ
高校で出会った男女が、一緒に困難を乗り越えて進んでいくような話。恋愛映画によくあるベタな話かと思ったがそれは私の思い違いであった。
「女は最初になりたがり、男は最後になりたがる」といった言葉もあるように同じ想いをしていても相手をどうしたいかが異なる。この映画ではそんな「そばにいる幸せ」と「豊かな暮らしができることの幸せ」が男女で違っていたと思う。「家がなくてもお前を選ぶ」と言い放った友人の言葉が特に印象的であった。2人の関係性を強く表している。
上記のふたつの幸せが一切すれ違うことなく、硬く強い愛情によりバランスを保っていたのが美しかった。
始まりは混乱した部分があるものの、それを終わりまで綺麗にまとめておりたいへん見応えがある作品。
現実は厳しい麗しい純愛
70年代的
主役の女優さんがとにかくきれい。
鑑賞中、リン役のチャン・ジンイーさんから目が離せなかった作品。 本年度ベスト!
チャン・ジンイーさん。
メッチャ美しかったです(笑)
成績優秀で容姿端麗のリン。
彼に一目惚れした成績があまり良くないリュー。
この二人の高校生から10年間の実話ベースのラブストーリー。
10年間の話を100分程度に凝縮する展開なのでかなり慌ただしい。
だけど二人の思いが良く分かり切ない。
マンションを買って二人で暮らすため、必至に現場監督として働くリュー。
正義感はあるけどちょっと自分勝手な所もありリンを悲しませるばかりで辛い。
早く結婚しろよ!
と突っ込みたくなる(笑)
リンがリューを思う一途な気持ちも良かった。
夕暮れの港のシーンがエモい!
予想も期待もしていなかった映像美に引き込まれた印象。
終盤の怒涛の着信メールラッシュに胸が苦しい。
号泣映画と予想して鑑賞したけど、何故か涙は出ませんでした( ´∀`)
“ただ貴方が好き"
中国映画では(結構)珍しい純粋恋愛映画。迷ったらおすすめ。
今年223本目(合計499本目/今月(2022年7月度)35本目)。
※ 時間の合間を縫って「劇場版アイカツプラネット!」をみましたが、アニメ映画にレビューの需要はないと思うので飛ばします。
さて、韓国中国(アジア)映画といえばシネマート、ということでシネマートさんです。
その中でも韓国映画はアクション、恋愛、史実もの…とわかれているところが強いですが、国の制度が違う中国は、何かと当局を美化するような内容であったり(そうしないと国の許可がおりない?)、謎の展開になることが多いのですが)、そのために「よくわからない謎の展開」になることがしばしばありますが、後半ごく軽く「大人の営み」が描写されるのみで純粋な恋愛映画とみて差し支えありません(だから、中国か韓国か日本かというのは、あまり関係がない。文化圏的にも似るから)。
ラストまで本当に展開が読みづらい映画ではありますが、これほど(作話の範囲とはいえ(ただ、どうも原作小説があるらしい))2人の幸せを願った映画は他にないくらいです。
このことは国がどこであろうが「正当な恋愛のきっかけをもった人」に対しては等しく及ぶ考え方であるので(フランスだから支持しない、とかという考え方に立たない)、見ていてとてもよかったです。2022年後半もあと5か月ありますが、トップ5には入るかな…というところです。
採点対象は下記を参考にしています。
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(減点0.1) 相変わらず字幕の抜けが多く、工事現場の「注意!」といった部分や、エンディングロールの「行政」などの説明は何もないので(特に「行政」は定義のしづらい語)、一部推測する必要が生じます。
また、中国語を学習していなくても「日本と中国の漢字の違い」といった軽い読み物でも扱いますが、「告訴」という語は、日本では堅苦しい語ですが、中国語では単に「誰かに何かを言う」程度の意味(英語では tell 程度)であることは前提な気がします(翻訳されていない)。
ただ、一部の翻訳漏れがあるとしても評価は高い映画です。
…にしても、ここまで特に「当局」(要は、中国共産党)を刺激するほどでない単純な恋愛映画でも「放映許可番号」って必要なんですね…(統一的に全部何であろうがいる、という扱いなのかな?)。
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中国映画もここまできたか…
ハッピーエンドを切に願う
感動しちゃいました。。。
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