1秒先の彼のレビュー・感想・評価
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ちょっとムリがあるけど
たまによくあるモテないや冴えないなどの
元々見た目で秀でている
目立つようなキャラクターではないという設定ありきで話は始まる物語で
キャスティングの段階で真逆の美男美女をキャスティングしているのは毎回ムリがあるなぁと思うのだけども
話が走り始めたら気にならなくなるのはやっぱり俳優さんの素晴らしさなんだろうし
今回もそれは思った。
原作を観ていないので気になったのだが
止まった理由だ単純に行動が人より遅れるからだともっと沢山の人が止まらないのでは!?と思ってしまう特にご高齢の方とか
そんな事言い出したら物語始まらんやろうと言われてしまいますがこの物語の一世一代の魔法の条件が思ったよりもゆるくてどうも気になったので原作を観てみようと思う
コント的な細かな笑いも多く散りばめられているので楽しく観れた
オリジナル観てなかったから
不思議な話しだったんだと観ながら気付く。京都弁で笑えるコミカルな展開は面白い。しかし、何故、あそこで事故に遭わないといけないかな。とりあえず生きててよかったけど。
茶色のやつじゃない白いパピコ
予告観て気になって鑑賞しました!
ワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのお話
最初は皇一の視点から始まります
他の人よりもワンテンポ早い、、
というよりワンテンポ以上早い時が多々あったように思います笑
ミュージシャンの桜子と恋に落ちてデートに誘い
お弁当を作ってきたりいい雰囲気でしたけど
お金が必要って言った時に
まさか騙されてない?って思った笑
そして花火大会の日になってなぜか次の日に、、
これまでちょくちょく麗華が写ってたけど
ここでやっとちゃんと顔が出ました!!
麗華も日焼けしてて表情がなぜが嬉しそう、、
そして麗華視点へ、、
のんびりでワンテンポ遅い麗華
動いてるものの写真が
なかなか撮れないところが可愛らしかった😊
配達の途中か何かで桜子の裏の顔を知ることに、、
やっぱり騙されてましたね笑
その後まさか麗華さんがお酒をかけるとは😳
意外な一面でした
そして屋上で寝てて起きたら
みんなの時間が止まってるという、、
しかも他に動いていたのは
バスの運転手とハジメお父さんだけ、、
なぜかお父さんは世界が止まる理由知ってるし
ここで失踪した理由も明かされます
最後に白いパピコを買ってあげてくれとお願いします
大学へ戻ったところでみんなが動き出し郵便局の場面へ
横断歩道を渡ってパピコを買うことを思い出して、、
まさか事故に遭うとは😱
最後は異動した郵便局で約1年後にやっと再会!!
そしてパピコを渡せた、、
よかった😭
茶色のやつではなくちゃんと白いパピコでしたね
事故に遭ったときトラックだったし
せっかく気づいたのに会うことなく
終わるのかなと思ったけど会えてよかった☺️
キャストのみなさんが素晴らしかったです!!
岡田将生さん演じるハジメのワンテンポ早いのと
清原果耶さん演じるレイカのワンテンポ遅い感じが
お二人にあっててよかったです😊
ここまで長くなりましたがすごくいい映画でした!!
2時間とは思えないほどあっという間に終わりました、、
素晴らしい映画をありがとうございました!!
そしてお疲れ様でした☺️
台湾版を見たのは3年前。今作を見て、あれ?こんなストーリーだったか...
台湾版を見たのは3年前。今作を見て、あれ?こんなストーリーだったかな?と、オリジナル版を見返した。アレンジはあるものの、大筋では割と忠実。舞台を京都に移し、男女逆転させたことで、受ける印象がガラリと変わる。荒川良々の好演。京都内格差のくだりも○
・岡田将生の京都弁の違和感。
・清原伽耶の魅力が抑えられていて物足りず。
はじめはよかったけど・・ね
岡田将生の
ハジメのパートはテンポよく
コミカルな面白さがあったけど
清原果邪の
レイカちゃんパートになって
…謎の部分は楽しめたけど
一日が失くなり不思議な世界に~
街中の人たちが動かなくなった背景とか
ハジメを砂浜に連れて
動かないハジメを写真を撮ったり
何処が楽しいのかわからなかった
残念なポイントでした
最後は二人仲良くなっていくんだろうと思いますが…
ファンタジーに乗れませんでした
岡田くんがここまで笑える
演技をはじめてみました
新たな一面ですね
‥よかったです
ハートフルファンタスティックラブストーリー
台湾版は、無抵抗な女性を男が連れ回すって、文字で書いてしまうと危ないストーリーなんですよね。
でも、主人公の純粋な想いが伝わってくるから、そんなに変な感じはしないんです。
そして、日本版は男女の設定を入れ替えた事で、危険な感じが和らぎました。
しかも、動ける運転手さんを他の人にした事で、独りよがり感も無くなりましたね。
そして、巧いと思ったのが、この運転手さんの配役。
荒川良々さんって、なんか空気がゆっくり流れてる感じがするじゃないですか。
彼が動ける事に違和感が無いんですよね。
それでね、この映画で一番良かったと思ったのが、あの翌日の郵便局のシーン。
窓口でのハジメに対するレイカの表情が良いんです。
何かをやり遂げた様な、それでいて未練が有る様な、何かを言いたい様な、言葉を押し込めている様な。
そんな複雑な感情を、しっかり表情で見せてくれるの。流石、清原さん。
「清原果耶さん」+「京都」+「ファンタスティックラブストーリー」=『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』だったのが、「清原果耶さん」+「京都」+「ファンタスティックラブストーリー」=『1秒先の彼』に、なったかな。
勿論、「京都」+「ファンタスティックラブストーリー」だけだと、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』ですが。
それどころか私の場合は、「ファンタスティックラブストーリー」=『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』なんですけどね。
また京都で不思議な事起きてるってよ。
本家はずいぶん前に観ました。
普段は恋愛モノは苦手なので避けるのですが、台湾でヒットしていた事も知っていたし、設定が好みだった。あと賛否が別かれまくっていたのでそこに興味を持った記憶があります。
台湾は7/7がバレンタインデーなので、それに合わせた公開もおしゃれですね♪
本家はワンテンポ早い彼女が郵便局員でワンテンポ遅い彼がバスの運転手。
名前忘れちゃった(°▽°)
ハジメ(岡田君)と桜子のデートは花火大会だったが、本家では早い彼女とダンスの先生とのバレンタインデート。
遅い彼はバスの運転手なので「あの1日」は自分で運転できるので、、、
本作で登場となる良々君!!好き♡
設定変更はありますが大筋はほぼ一緒。ただ!!ヤモリパートがごっそり抜けていた!!大事なのに残念( ; ; )
そして両作観ての感想だが。。
これって「純愛なの('◉⌓◉’)?!」と。。
恋愛映画に疎いので見方がわかっていないのか、そもそも私が純愛を知らないのか、、、w
そして本家で問題視された
「リアルマネキン」シーン。
本作では、、、
男女入れ替えて危機感薄めましたよ〜
OKです!、、ってなるか〜い!!
クドカンならここをどう料理するのかと期待していましたが、大人の事情で変えました感が強い。。。
本家の主人公2人はワンテンポ早い遅い事での生きづらさを見せてくれたし、2人共自己肯定感が低い社会の「外側」の人間として描かれていた。
それにより彼のとった行動もなんとなーーく共感できたし、切ない感情も伝わって来た。
本作のハジメは何だかんだ楽しそうだし、レイカも幼少期のトラウマがあるにせよ、大人しい少しコミ障?って位で「外側」の人間だとの描写が不足していた。
だもんで、レイカの行動も純愛で「ずっと好きだった心の支えになってくれた人と楽しい思い出が作れて良かったね♪」とは素直に思えず。。
結局お互い想い合ってるって事で成り立った話しだが、よく考えると怖いですぅ〜( ̄∇ ̄)
でも、クドカンならではの小笑いやオマージュ、敢えての安っぽCGなどを交えて上手くファンタジーに繋げるといった所は高評価。テンポが落ち気味になる箇所もなんとか踏ん張った印象。
そこまで悪くはないのだが、、期待し過ぎてしまったのか。あと細かい所は気にせず楽しむ作品なんだろうね。
クドカン大好きなのに。最近私達合わないわ。「離婚しようよ」も評判良いけどさ。クドカンの良さ、勢いが大石さんで薄まった感あって。。うん。。
9月のゆとり〜は本当楽しみにしてるからね!頼むよマジでーーー٩( ᐛ )و
山下監督もお正月に「カラオケ行こ」がありますね。和山やま先生好きなので楽しみです。
と、脱線しましたが、、
岡田君の笑える程のオーバーリアクションで性格難ありのハジメを嫌いになれずで、そこは良かった。どーしたってイケメンは隠せないのですが、変な憎めないキャラでした。
そして果耶ちゃん!彼女が演じたレイカがあってこその本作です!この子の持つ不思議な透明感は何なのでしょうね。日焼けしてもダサい格好に上履き姿でも、きよきよしいです(爆)
加藤雅也さんのお父さんは良かったが、お母さん薬師丸ひろ子さんが良かったわ〜。
怪物くんの柊木陽太君!ちび岡田に見えたよね。かわいいのかたまり♡
あと、
ポスタービジュアルがダサ過ぎないかw?オマージュなのだろうが、本家よりダサくしたのは何でなんw?
と思っていたのだが、観終わると何だか。。ほんわか優しい気持ちになれる不思議な感覚です^ ^
普段映画を観ない人がこれ見て行きた〜いってなるのかな?。。
あ、岡田君だから観るのかな。。
そして
笑瓶兄やん。長い間たくさん笑わせてもらいました。ありがとうございました。
設定の違和感を許せるかどうか
オリジナルは鑑賞済。少し不思議な話としてのSF的な設定が納得できなかったけど、全体的にはいい映画だった記憶がある。それをクドカン脚本、清原果耶でリメイクするってことなら観るしかない。
基本的な話のエッセンスはオリジナルと変わりはなかった。世界が止まるということの矛盾点(世界が止まっているわりに木々は風でなびいたり波が発生したりしていること、日曜日が1日止まったままだった人が広範囲でかなりの大人数いること、だから花火大会が開催できたことも不思議)についても解決することはなかった。それなのになんかいい映画になってる。オリジナルもそうだったけど、このリメイクのほうがいい。
オリジナルと男女の設定を入れ替えたことがスンナリ受け入れられるし、何よりも主演2人の雰囲気と演技がハマっていた(清原果耶は地味な子ではないけどね)。そして脚本。いろんな会話でクスッと笑わせたり、名前の長さに着目したのは流石な気がする。ちゃんとしたラブコメとして楽しんだ。
最後に笑福亭笑瓶が出演していることにも触れておく。彼らしいラジオパーソナリティの語りは映画の大事な要素になっていた。今更ながらだが冥福をお祈りします。
【邦画史に燦然と輝く】奇跡のラストを見逃すな!!
台湾版は未鑑賞です。
岡田将生君の演技も良かったですが、清原果耶さんの演技力は半端なく凄い!!
彼女の演技は年々進化していて、もはや実写版には欠かせない女優さんになりました。
物語は、安定の宮藤官九郎氏の脚本が秀逸でした。
バラバラになりそうなプロットを上手くまとめ上げたと思います。
改めて脚本の重要性を感じました。
「二人の時間が重なる時
誰も見たことない、奇跡が起こる」
予告編などで煽っていたので、やや懐疑的でしたが、言葉に嘘はありませんでした。
常人では思いつかないような奇跡的なラストに大号泣でした!!
最近不振の続く邦画(実写版)も、まんざら捨てたもんじゃないと思いましたね。
カムカムエブリバディで商店街のおっちゃんを演じた笑瓶師匠が亡くなら...
カムカムエブリバディで商店街のおっちゃんを演じた笑瓶師匠が亡くなられてしまったのがいまだ信じられない。京都の立命館大学に通う女子大生(実は7回生)が主人公。「リバー、流れないでよ」がライムリープものならば、こちらは「タイムストップ」。昔読んだ筒井康隆の「おたすけ」では、時間が停止し始めたのを良いことに、主人公がいろいろいたずらする場面が楽しかったのですが、この作品では、主人公(清原カヤ)が、初恋相手(岡田将生扮する郵便局員)が静止しているのを利用して、淡い夢を遂げるというお話。ところどころ突っ込みどころがあるが、そこらへんはあえて目をつぶって、エンディングは良かったね~であった。それにしても映画に出てきた難読名字、実在するのかな?
SFファンタジーコメディ&ラブストーリー⁈…⭐︎
台湾版は見ずに鑑賞。
主役の二人が好きだからというだけの理由で、あまり期待せずに見たのだが、なかなか面白かった。
まず、舞台が京都…台湾版を知らないので比べようもないが、京都周辺での撮影が物語にすごく
似合っている感じ。
郵便局で働く岡田将生演じるハジメが美人局にあいそうになるところを清原果耶演じるレイカ(実は
昔逢ったことがあった)が助ける話し。
レイカやバスの運転手、ハジメの父親の旧姓など漢字が複雑で画数が多くそのため自分の名前を
書くのに他の人より時間がかかるため、そのために使った時間が1日分になったら、神様が
その分を返してくれるため自分達以外の人の時間を止める。
(突拍子もなく、ばかばかしい理由)
その止まった時間の中でハジメが助けられ、レイカとの関係もわかっていく。
…と書くと本当に何だかなぁという物語だが、これが二人の演技と京都という町並みも相まって
雰囲気のある話しに仕上がっている。
時間が止まった世界の映像が良く出来ていて、ここまで上手く撮れるのにハジメが天の橋立まで
バイクを飛ばすシーンは、嵌め込みありあり。
もしかして、わざと撮ってきるのか⁇
見終わった後のツッコミはたくさんあり、美人局を企んだ女性シンガーはどうなったのか?
そもそも行くはずだった花火大会は、なくなった1日の中で行われたのか?
郵便局のハジメ以外の人の時間は止まらなかったのか?などなど。
でも、そんなことはまぁいいかと思わせる。
エンドシーンも、上手くまとまっていて楽しかった映画。
宮藤官九郎の脚本は苦手と思っていたけど、この作品は良かった。
日曜日が消えた
台湾版の原作は未鑑賞。
設定はじめモヤッとする部分が多く、のめり込めませんでした。
最大の違和感は、ハジメだけ曜日感覚がズレたこと。
最後まで観れば納得できるのかと思ったが、そんなこともなく。
しみけんの記憶が消えてるのも意味不明だし、40万円入れたままレンジ回したのもなんで?
(同居人がいることで停止後の矛盾が強くなるし、妹カップル自体が不要に思う)
バスの急停止から自転車の衝突までも間が空きすぎ。
その時間でハジメが口にする台詞も悪印象しかなかったし、しかも2回やるから余計に引っ掛かる。
桜子も、デビュー目前で脅迫とか詐欺とか、普通しないでしょ。
天橋立まで3時間もあって、人力車以前に通れない場所がないとも思えなかった。
しかも人力車、動かせるやん。笑
レイカの行動も、自宅特定に盗撮、拉致、不法侵入と、清原果耶の雰囲気をもってしても誤魔化しきれない。
(死体のように引き摺るのは笑ったけど)
ワンテンポ早い/遅いも本筋に活きていない。
やるなら前半はカット多めでテンポよく、後半は長回しでじっくり、とかで差異を出してもよかったのでは。
清原果耶の表情芝居が素晴らしかっだけに、ず〜っとモヤモヤさせられる脚本はどうにかならなかったのか。
公式HPで、二人が過去に出会っていたことが分かってしまうのも配慮が足りない。
何かというと安易に車に轢かれるのもいい加減見飽きた。
ロケーション(伊根はずっと行ってみたいと思っている場所)は最高です。
リメイクなのにつまらない
オリジナルの方は観ていないのですが、本作は脚本と演出が悪いせいで折角の面白そうな題材を全く活かせてません。物語が薄っぺらく説得力に欠ける作品となってしまっています。また、コミカルな感じも出したかったのでしょうが、笑わせにきてる感じが見え見えで寒かったです。
それから、この類いの作品では主人公の二人が容姿ばかりではなく、内面的に魅力的であることが重要だと思うのですが、その点においても魅力的には描けておらず、作品をつまらなくしている要因の一つだと思います。
リメイク作品でありながら、どうしてこんなにつまらない作品になってしまうのか不思議でなりません。本作のように時間が止まるなどのファンタジー要素が強い作品は、実写よりもアニメでリメイクした方がもっと良い作品になったのではないでしょうか。
追記>
オリジナルを観てもいないのに言うのも失礼ですが、もし本作とオリジナルがほぼ同じ内容だとしたら、男女の設定を入れ換えた点についてだけは正解だと思います。私が男性だからそう感じるのかもしれませんが、意識がなく身動きの取れない女性を男性が好き勝手に動かす描写があったとしたら気持ち悪いです。
P.S.
リメイク元を見るか迷いましたが、先入観を持たずに日本版を観てみようと思い、そのまま鑑賞。
良い意味で日本映画っぽくないオーバーな感じと、爽やかな恋愛SFを堪能することができました。
舞台設定など諸々原作から変わる点はどうするんだろうなーと思ったら、日本の色がより分かりやすく、情景の変化が見て取れやすい京都の街を舞台にするというアイデアはとても良いなと思いました。
行動がワンテンポ早いハジメくんはそそっかしいのと、融通が効かないのとで、色んな人から煙たがられていますが、そんな中シンガーソングライターの桜子と出会って仲を深めていく、そんな中毎日切符を1枚ずつ買ってくるレイカとすれ違っていく…という感じのズレが発生する恋愛SFだと解釈しました。
時間が止まってしまった原因は、レイカが自分の名前の画数が多く、名前を書いている間に他の人はいろんな物事が進めてしまうから、神様が時間を止めてくれたという粋な計らいなんだか、余計なお世話なんだか笑
1日分が溜まったら自分の周りの1日を完全に停止させるというSFチックなはずなんだけど、どこか抜けている感じがまた良かったです。
行動ひとつひとつ真面目なはずなのに、どこかクスッと笑えてしまうのが不思議でした。ハジメが停止中に散々な目(砂浜をズルズル引きずられたり、色んなとこにぶつけられたり)に合っているのに表情は一切変わらない。これどうやって撮ったんだろうなーと色々感心もさせられました。
冷静に考えればレイカの行動はストーカーそのものなんですが、清原果耶さんの醸し出す朗らかな、だけど陰を纏ったオーラが良い味を出していました。
大切な人を貶す人は許せずしっかり行動をし、夢だった再会を果たして、その上失踪した父親まで見つかって家族のスリーショットを撮ったりと、短い1日、消えた1日の中で20年近い想いを伝え切れたんだなと思うと良かったなぁって気持ちです。
岡田くんの表情がコロコロ変わるのも愛らしかったです。京都民では無いので、イントネーションがあれで合ってるのかどうか分かりませんが、現地の人みたいだなーと思いました。
京都のロケーションがこれまた素晴らしく、海沿いの長屋でラジオを聴きながら飯をつまむとか最高すぎないか!?と思いました。天ノ橋立の砂浜も、私書箱の小さな郵便局も、味があって観ていてとても心地よかったです。
マイナス点としては、オーバーすぎる演技(おそらく原作の色をより濃く受け継いだため)がたまに鼻についたところです。役者陣の頑張りだと思うので、あまり批判的な事は述べたくないんですが、どうにも身振り手振りが大きすぎて違和感がありました。
あと性格が中々に終わっている人たち(ハジメくんを速攻振った新入社員とオバさん、桜子なんか筆頭格、これはクズの部類)が揃っていたので、ハジメくん以外の窓口にはなるべく近寄りたく無いですね😅
またリメイク元も見てみようと思いますが、この作品単独でもその真っ直ぐな爽やかさを体感できる作品になっていました。暑いこの時期にピッタリな爽快感です。
鑑賞日 7/9
鑑賞時間 12:25〜14:30
座席 C-14
リメイクしてくれてありがとね
大好きで2度観てパンフも買っちゃった台湾映画一秒先の彼女のリメイク。
半年前から楽しみにしていました。クドカンが脚本だし。
男女入れ替えで、バスの運転手じゃなくて7回生の女子大生だし、美男美女すぎるので、雰囲気はかなりちがったけど、清原果耶だから許します。
岡田将生君はドライブ・マイカーと芦田愛菜ちゃんの星の子での数学教師役とヤな奴しかみてなかったので、コメディもなかなかイケるとおもいました。
一秒先の彼女は潮が満ちて来たら水没するような海辺の先端までつづく道をピンクいろの車体のバスが夕陽に照らされて走るシーンがすごくきれいだったので、天橋立の手前までしかバスが行かないのはやはり残念でしたが、荒川良々が見れてよかったです。
皇(すめらぎ)
長宗我部(ちょうそかべ)
三廻部(みくるべ)
勘解由小路(かでのこうじ)
は、なかなかよかった。
わたしは44角なんですよ。
なまえ書く時間長いほうなんですよ。試験はイヤ。
あと、やっぱり、渚ゆう子の歌、歌、歌。
大原櫻子? じゃないじゃん。
目が矢田亜希子似の弾き語りの彼女にはアタシもだまされちゃいました。
子役はこっちのほうがうんとかわいかった。
美男美女の子供時代だもんな~
ヤモリの代わりはなかったな。
ラジオパーソナリティも音だけ。
日焼けももっと左右差が欲しかった。
お婆ちゃんが郵便局に持ってくる匂いのキツそうな海産物が伊根の鯖のへしこだったのはグッジョブ。
リメイクしてくれてありがとね。
疑問…
もともと面白い映画のリメイクだからもちろん面白いことは面白い。
ただオリジナルからの改変要素が逆効果にしかなっていないのは何故なのか…?オリジナルを再見して確認した。
何故男女を入れ替えたのか?これは多分オリジナルでも本人が言ってるとおり、そのままだと生々しすぎて「変態」っぽくなっちゃうのを恐れたんだろうな。オリジナルではあまり感じなかったんだけど…
しかしその影響で荒川良々演じるバスの運転手も一緒に行動することになったり(ここが最大の問題)、歌手の子が金目当てだったりと少しずつ無理が出てきて、最終的には名字が長いことが現象の原因みたいになって、おかしなことになってしまう。1秒遅い設定どこ行ったんや…
清原果耶と岡田将生なら、オリジナルのままでもちゃんと出来たんじゃないですかね?京都弁以外は。
そう。なんで京都にしたのかも謎。
二人とも関西人でもないのに、ハードル高い京都設定、必要でした?無理あったよ。
あとせっかくの「あの」シーンが大学から始まることでインパクトが弱まってしまったのは残念。大人数がいきなり止まってるから印象的だったのに。
今回はクドカン脚本による改変が疑問でした。せっかくの山下敦弘監督作なのに。二人ともこういうリメイクよりもオリジナル作の方が向いてるんじゃないですかね?
日焼けした清原果耶は可愛かったですが。
奥原兄妹
オリジナル作未鑑賞 やはり清原果耶目当ての観賞 NHK朝ドラ『なつぞら』での兄妹役は、その後の活躍等により、今後も色々な作品で共演するだろうと期待してるが、さて、今作では・・・
先ずはとりもなおさず、故笑福亭笑瓶にご冥福をお祈りしたい 『鶴ちゃんのプッツン5』での軽妙なお笑いは、関西のベタとは違う何故か小気味よさを子供心に感じ取れて、好きな芸人として認識させて貰っていたものである
改めて本作ではオリジナルとは男女の役を逆にしての脚本とのことで、久しぶりの山下監督、そしてクドカンの脚本という座組での作劇である 子役に"怪物"の柊木陽太が出演してるのもトピックであろう
オリジナルとの比較は出来ないが、敢えて本作だけを観ての感想に留意させて貰う
現在流行りの"時間モノ"とは分ける、かなりご都合主義的というか、理屈として成立しないプロットを敢えて落とし込んだ勇気に先ずは賛辞を贈りたい 屁理屈として、世間とは時間軸がズレている人が、どこかのタイミングで平等になるように24時間をおまけしてくれるというファンタジーは素直に面白い発想だと思う 勿論その間も時間は流れているので朝昼晩は訪れる 時間が止まっているのではなく、片方は時間が失われていて、そしてもう片方は時間を余分に得られるという、お互いが認識した状態を前提に謎解きをドライブしていくストーリーテリングになっているのは、意見は分れるだろうが自分は素直に受け入れられたし、せっかちに時間を前借りしてる人がその借りた時間の利息を払うという発想も哲学的だ 生物が一斉に停止した世界で、AVジャンルであるところの『時間よ止まれ』的世界を、女性が主体で構築していく流れも違和感無く鑑賞出来る AVといえば男優シミケンが出演しているのもニヤリとさせるし、意外に演技が様になっているのも驚く
小ネタばかり回収するのもクドカンならではの愛嬌といったところか(ワイルドスピードの異名を紹介する件も、まさに仮面ライダーのオープニングを模した演出にセンスを感じる) クライマックスの交通事故からのラストの天橋立郵便局での邂逅は、もう一捻り欲しかったなと思うのは無いものねだりか(苦笑 2回も交通事故に遭わせなくても、二人の邂逅を演出できるアイデアを模索させてしまうのは、もしかしたら狙いだったのではと勘ぐるのも今作の愉しみかも知れないw
色々とツッコミどころ満載も含めて、今作の話題性、そして緩さに邦画の逞しさを感じさせる作品である
観たい度△鑑賞後の満足度◎ コロナ禍を挟んで5年ぶりに訪れた京都で観た舞台が京都の映画。“なんで?”“なんでかなァ”…やっぱり関西弁はよろしおすなぁ
①お隣の国の映画のリメイクだということだし、岡田将生に関心はないし、清原果耶ちゃんが出ているのだけが観ようと思った動機。
それと、5年ぶりに京都ですることになった大学の同窓会の時間に間に合う映画はこれしかなかったというのも理由。
②人よりワンテンポ早い彼と人よりワンテンポ遅い彼女とがどうタイミングが合って結ばれるのか、というラブストーリーだろう、との漠然とした予想を裏切って、人よりワンテンポ遅い彼女が初恋を実らせるまでの話を、かなり凝った構成を取って回りくどーく描いた映画でした。
③私も子供の頃はノロイの、どんくさいのと言われていた人間ですし、今でもカメラのシャッターチャンスが遅れてぶれてしまう(最近のカメラはそういうどんくさい人間の為に自動修正してくれるのが嬉しいというか哀れまれているというか)人間なので、果耶ちゃん演じるレイカちゃんには感情移入してしまいます。
④何をするにも人より1秒早い事/何をするにも人より1秒遅い事と、名前の画数の多い人間はそれだけ時間の損をしているので損が1日分溜まったら1日分取り返させてもらえる、という話とは直接関係ないやん、とは思いつつ、「長宗我部麗華」とか「釈迦牟尼仏憲」とか「綾小路(だったかな?)平兵衛」といったわざわざ画数の多い名前を持ってくるあざとさに笑い、でも京都ならこういう名前如何にもありそう、と京都を舞台に選んだことも腑に落ちてしまいます。
⑤関西以外の地方の人はわからないでしょうけれども、同じ関西と言っても大阪・奈良・京都・兵庫・滋賀・和歌山(この並べ方は個人的恣意によっています)とでは関西弁に微妙な違いがあります。
果耶ちゃんは大阪出身なのでナチュラル、加藤雅也は私と同じ奈良出身なのでナチュラル、羽野晶紀は何と映画の中の設定そのまま宇治出身なので本場、で肝心要の岡田将生の京都弁というか関西弁は大きな違和感はありませんでした。生粋の京都(「洛中」だけを指しているのではありません)人の方にはどう聞こえたでしょうか。
⑥ハジメ君を郵便局の職員にしたのもなかなか上手い設定。
しかしラブストーリーの主人公があんなにウザいキャラにしているのも珍しい。あの、信号が青に変わるのを待てない感じ、先走りするところ、よく喋るところは大阪人にすれば良かったんじゃない?だし…大学生の街京都で大学生に心の中で悪態をつくところ(かっての私も含め確かに大学生にはそういうところあるけど)…動画配信の無料期間内に女の子にフラれるところ(見た目はよいけど中身に問題あり)…なんとなくKY…お調子者…40万円をあんな風にポケットに突っ込んどく脇の甘さ…でも、順番待ちでズルをした上客にちゃんと注意して一歩も引かない正義感、あんなミエミエな手口に乗っけられて40万円取られそうになる人の良さもあって、なかなかどうしても憎めないキャラでもあります。
岡田将生はその端正なルックスから嫌みな役や冷たい役に良さを発するように思っていたが、コメディにも意外と合うかもしれない、と思わせてくれた(ハリウッドのコメディ映画も美男俳優が主役のものも多いし)。
⑦果耶ちゃんはどんな役でも安心して観ていられるが、本作では少々とろくさいところはあっても、自分の好きな人を侮辱する性悪女に飲み物をぶっかける女気(?)もあるし、自分のやりたいことはちゃんとわかっているし、それを最後までやり遂げる粘り強さもある。
『護れなかった者たちへ』でも縛り上げた男を引きずって運び、本作でも動かないハジメ君を人力車に乗せたり降ろしたり海岸まで引きずって行ったり(人力車にも引きずって戻っんでしょうね)、大人しそうに、か弱そうにみえて男を引きずる根性のある女なんだね、果耶ちゃんは。
⑧ラスト、早速宮津の郵便局に転勤したハジメ君の元へ、やっぱりワンテンポ遅れてやって来たレイカちゃんにハジメ君と同じ様にウルウルしてしまった。
⑨他のキャストで印象的だったのは、笑福亭笑瓶さんがラジオのパーソナリティーに写真店の主人役と大活躍。ご冥福を。
加藤雅也は若い時は顔だけの俳優だと思っていたけれど、年を取って良い俳優になった(同県人の贔屓目ではありません)。
何でこの子の出る映画が大好きなんだろ
元は、我々が大好きな台湾恋愛ファンタジーです。男女の設定逆転と聞いた時には、正直「そりゃ、ねーよ」でした。
それがそれがそれが。
何なんですか?コレは。
あの、台湾独特の緩い焦ったさや。摩擦高めでココロに引っ掛かる切なさが。日本脚本で、現代日本設定で、国内ロケーションで、まさか倍加してるなんて、夢想だにせず。
清原伽耶が愛おし過ぎです。ジリジリする可愛さです。一人で、台湾オリジナル比の負け項目をキャンセルするってエライ。岡田将生のまさかの三枚目役、どハマりです。「怪物」の依里君役で涙を誘いまくった柊木陽太くん、またまたやられます。何と言っても、クドカンですよ。
コレは良かったわw
明確に言えます。まさかのオリジナル超えでした。
グアタイは元気な姿を見せとくれたぞ。麗華ちゃん、頼んだよー!の願いが叶うラスト。ボロ泣きに近いですからw
兎にも角にも。
良かった。とっても!
年一候補に入れたいくらいにw
追記
幾田りらの「P.S.」のMVも、映画鑑賞後に観る事を、強烈にお勧めです。コリもヤバいw
映画本編では描写されてない、小さな"片思い"のメロディですもんw
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