BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLLのレビュー・感想・評価
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BiSHを知ってればもっと楽しめるのかも
6人組ガールズグループ・BiSHのメンバーが主演で6人の監督とタッグを組んだ6作品。
1.「リノベーション」
アイナ・ジ・エンド主演×田辺秀伸監督
悩める女性ダンサーが、不動産屋さんと物件見て回ったり、定食屋に寄ったりし、そこで幻覚が見えたりする話。
自分のルーツを探る話らしいが、よくわからなかった。
⭐︎3
2.「レコンキスタ」
ハシヤスメ・アツコ主演×大喜多正毅監督
メガネ女子がエレベーターに乗り、人の悪口が聞こえるが無視され、そして拳銃撃つような話。
ほぼエレベーターの中だけでつまらない。
これもなんなんかよくわからなかった。
⭐︎2
3.「オルガン」
アユニ・D主演×エリザベス宮地監督
シカの内臓の写真を撮る男とその妹。
兄が雪崩のため山で亡くなり、残された妹は兄が撮影した写真を焼くという話。
山登りをしてて、冬山にも登ってるけど、なぜ危険な事をするのかと聞かれたら、美しい景色を見るため、と答えている。兄もそうだっんだろうと思うけど、それを理解できない妹は怒りも含めて大切な写真を焼いたのだと思った。
そこそこ刺さった。
⭐︎3.5
4.「VOMiT」
リンリン主演×山田健人監督
酒のラッパ飲み、バスに1人、犬を連れた人達、6人のドラマー、乳牛の群れ、雪の壁、雪の中で倒れ、道で吐く
なんなんだろう?って、何を感じれば良いのか?って、不思議に思ったが、嫌いじゃない。
⭐︎3
5.「PEACH CHAOS PEACH」
モコグミカンパニー主演×渡辺淳之介監督
突然女子高生にチンコが生えて、元気が良すぎて次々に女子高生にはめていく話。
CGを活かすためにガニ股歩きをしてたんだろうが、微妙にズレてて、それを直さずOKにする監督も適当だなぁ、って思った。
モコグミカンパニーの親友で巨乳の女子高生が可愛かった。
⭐︎3.5
6.「どこから来て、どこへ帰るの」
セントチヒロ・チッチ主演×行定勲監督
最初、中島歩の事を2番目に好き、とか言ってたので、一番好きな女の子に2番目って言われて可愛そうな男、って思って観てた。そして、好きすぎていけない、なんて言って、別れた後、体だけの女に連絡し、寝て、いって、朝起きて、女の作ったむすびを食べる男。なんて、少し可哀想、とか思ったが、妻子ある設定?なんじゃらほいいでした。
その男とあっさり別れたセントチヒロ・チッチ。当然だよな、って納得した。
モノクロ映像がなかなか良かった。
⭐︎3.5
一つ一つの作品は短くて、中には訳の判らない作品もあるが、全体通してみると悪くなかった。自分はBiSHを知らず、メンバーも初めて観たが、BiSHをよく知ってると、もっと興味深く観れるだろうと思った。
6人の演技力
6作品
6人のメンバー、6人の監督。イマイチ抽象的でチープだが、バラエティ豊かで賑やかで良い。GOOD👍
エアーバンドと言えば樽美酒研二のゴールデンボンバーで大爆笑。
というワシは正直紅白歌合戦も観ない人だから・・
「BiSH」も「WACK」も知らなかった。
ただ時間がちょうどイイ時間で、たまにはオムニバス的なものも・・
と思い鑑賞した。
抽象的なこと。メンバーが「リンリン」除いて皆「童顔、短身、こまっしゃくれた感じ」で没個性
という欠点はある。
ただ各6作品がチープとは言え、バラエティ豊かで飽きさせない。
千鳥のノブ(最初、話題の「木下ほうか」と声が同じで彼が出ているのか?と思った。)
高良健吾、坂口涼太郎、中島歩、石川竜一らの男性出演陣が、バンドが本職の女性陣の
演技の拙さを補っている。
個々の作品ではイマイチだけれども、6つのピースが合わさってまぁイイ感じではある。
少なくとも「難しく考えたり、逆に睡魔に襲われることは無い」作品。
「伏線回収」という概念はゼロの「感じる・・お気楽映画群」
順序立てて言うと、時系列的に
①物件探し、不思議ちゃん、古代人、ミックスフライ定食がフルーツ🥭🍑🍏🍐山盛りに
②エレベーター、無限ループ、自分と向き合う
③鹿の内臓、兄妹の絆、雪山
④酔っ払いの女性、ウイスキー、バス、犬、雪景色、異様なオリエンタル怪物、舞踊(チト長い)
⑤コメディー、女子高生に男性のイチモツ、微妙な「ヤラセて」感
⑥モノクロ、古典的、一人称、子供もいる男の身勝手な恋。
と6人の監督、6様で人によるねぇ・・好みは・・
確かにチープです。でもチープでも「三人よれば文殊の知恵」では無いけども
バラエティ豊かで、頭空っぽで「印象だけで観て良い」点は良い。「多人数登場、複雑な伏線回収映画」
よりは若干良いです。まあ「絵画を見るような映画」は褒めすぎだけれども・・
正直なところ、バンドの「BiSH」はよくわからない。でも「記憶には残る」作品。
酷評もアリだと思いますが、私は敢えて推奨します
(なんで・・「上から目線発言」??というのは・・屁理屈ジジイに免じて許してね・・・)
アユニさん好きならみてどうぞ
上映は115分で6人それぞれの短編集。
1人15分から20分くらい?
アイナ
表現力はすごいけど内容としては、うーん物足りないかなぁ。空気感は良いんだけど。わからなかった。アイナっぽさはすごくある。
55点
あっちゃん
良かった。テーマが一貫しててわかりやすい。グサッとくるタイプのお話。あっちゃん陰キャ感上手だなぁ。
良くも悪くもハシヤスメ。
メガネ担当。80点
アユニ
素晴らしかった。演技上手だなぁアユニ。悲壮感伝わってくる。繊細でエモーショナルでした。もっと好きになった。
内容も一番良かった。
僕の妹担当。95点
リンリン
ごめんなさい。終始よくわからなかった。終盤わかるかもって流れに戻ったけどやっぱりわからなかった。理解力ほしい。
空気感で押し切るタイプのものは苦手。
無口担当。50点
モモコ
いやもう振り切りましたね。WACKWACKしてました。好きですよ。バカらしくて笑った。まあでも期待はしない方が笑
あまのじゃく担当。70点
チッチ
リアルだったなぁ。リアルな恋愛って感じでぞわぞわする。演技も好きでした。
85点
ちなみに私はチッチ推しです。
全体的には別に人には勧めないけどアユニかチッチかWACKすきなら見てみては?という感じ。あ、あとパンルナ笑
映画自体の面白さと言うより、6人やらWACKを知ってるからこその面白さもある。
ストーリー 70点
配役 80点
音楽・映像 80点
全体 75点
BiSHを愛する6人のクリエイターたちの競演
封切り日に新宿ピカデリーでBiSHメンバー6人が登壇の舞台挨拶を上映後と上映前のチケットが運良くW当選して2回連続鑑賞
フィクションなのにドキュメンタリー感があるのはBiSHをこよなく愛する6人のクリエイター達が個性的なBiSHメンバー6人それぞれにしっかり向き合って脚本を当て書きし演出したからだと思う
6人6作がまさにBiSHそのものでワクワクドキドキする異なる魅力でカラフルな仕上がり
私は映画館を出た今、ジワジワ来てるのは渡辺淳之介監督、モモコグミカンパニー主演のJKモンスター作品かな!この笑いはWACKのパンクスピリットそのもので、ここにもドキュメンタリー感があるからさ
他の5作品もオリジナリティ溢れて!猫好きが飼い猫に甘噛みされたり引っ掻かかれる快感みたいな不思議な味わいの個性派作品たちだね
今日の遭遇はミュージシャンのプロモーション映画に非ず!
世にも稀なるオムニバス映画の誕生だ!
こういう荒削りな意欲作を余裕持って受け止められるのがオトナってモンだ💩
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