「ずっと音が鳴り続けていた映画」ノースマン 導かれし復讐者 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと音が鳴り続けていた映画
ハムレットとニーベルンゲンの指輪とベンハーとミッド・サマーとマクベスが混交した北欧神話だったのか?出演俳優を楽しみにしていた。アニヤとイーサン・ホークはわかりました。ビョークとウィレム・デフォー、わからなかったー!
おまけ
評価と全く関係なく思ったのですが、この映画を子どもと一緒に見たらどうなんだろうかなあと思いました。というのは怖かったり残酷な場面が多かったからです。日本でこの映画はPG12(12才未満は親など大人の助言が必要な映画ー大人の同伴が必要か不要かは知らないです)、ドイツではFSK16(見ていいのは16才以上)です。映画のレイティングシステムの基準や成立背景は国によって異なるので一括りにはできないとは思います。
昔、「ロード・オブ・ザ・リング」が流行っていたとき、日本では何歳の子どもも見ることができるのでドイツ人がとても驚いていたのを思い出しました。殺戮シーンなど残酷な場面がある映画はドイツでは子どもに見せてはならないんだよと聞いてびっくりしました。「ロード・オブ・ザ・リング」のドイツでの年齢設定を調べたら、FSK12、extended editionはFSK16となってました。
一方で、原作小説の『指輪物語』はドイツでとても人気があってよく読まれていたから、大人のドイツ人にとって映画化はすごく嬉しそうだったことも思い出しました。
私、ついて行けませんでした、この映画。
残酷描写には、キリスト教圏では特に厳しいですよね。
アメリカでは、後の一流監督たちが無名時代にB級ホラーを撮ってた時代があります。厳しい規制と予算で、アイディアとセンスで勝負してましたね。
同時期の日本では、ロマンポルノがそうでした。
残酷描写に厳しい欧米と、性描写に厳しい東洋の違いですね。
最近の事件報道を見ると、残酷描写の影響って、一考が必要かもですね。
ただ、劇場や販売で年齢制限しても、ネットがありますからね…
talismanさん、共感&コメントありがとうございます。
デフォーはわからなかったですね。でも、他のかたのコメントで教えていただいたので、配信が始まったら確認してみようかと思います。
ウィレム・デフォーは、序盤の〝狼の儀式〟⁈を取り仕切ってた人でした。
これは、王族の正統な儀式のようでしたし、後に王妃の語る父王のマイナスのイメージを示唆するわけでもなく…
数々のCGによる連想イメージもそうですが、全般的に、意味ありげなのに浅くて軽いから、ガッカリさせられちゃう。
そんな感じでした。
ゲームですかぁ。私もよく知らないです。
時代背景にも詳しくないからなのですが、美術というか、雰囲気は本格的に見えました。でも度々挟まれる斬新なCGで😯?ってなってました。